WALKER’S 

歩く男の日日

31日目 10番、1番、鳴門西

2017-05-16 | 17年四国の旅


 14時50分、高速バス停鳴門西に到着しました。
 昨夜の八十窪は本当に和やか楽しいひとときでした。四国では初めてお金を払ってビールをいただきました。八十窪は10回目の宿泊だったし今回は色んな危機も乗り越えたのでそのお疲れの意味もありました。いい気分で終始ニコニコしながら大女将の話を聞いている自分がいました。折りを見計らって、昨年ここで教えてもらった三弘法の御守りを取り出して大女将に見せるとそれでまた一盛り上がり、同宿の人たちも感心することしきり、ベテランのお遍路さんでも知らない人は多いようですから。最後の夜にふさわしいひととき、来年も帰って来るのだと決意するに十分なものでした。
 一夜明けて最後の歩き、犬墓弘法の前を通る四国のみちはなんとか行くことができました。女の人がいたので、この道を来る人はほとんどいないでしょうと訊くと、そんなことはない、この間も錦の札を置いていってくれた人がいたそうです。少し遠回りになりますがやはり安全でのんびり行くことが出来ます。そして10番、歩きの人はいなくて車と自転車の人だけ、30分ほど境内でうとうと、境内から階段で下りる途中初めて歩きの人と出会いました、10時半、安楽寺か十楽寺か越久田屋か。それから歩きツアーの8人を含め続々とすれ違い、挨拶するだけ、時には無視されて南無大師遍昭金剛、
 
そして衝撃の21人目、本当なら絶対歩かない道(安楽寺からの県道)で出逢ったのはフランス人のヴィダルさん、挨拶して行き過ぎようとしたら何気なく立ち止まって話が始まってしまいました。彼女は相当日本語が出来ます。日本で暮らしたことはないようでフランスで勉強した。文字も少し読めるようで名刺を渡したらぼくの名字もすぐ口に出てきました。88番から1番に戻ってきたところで何故か今夜は安楽寺の宿坊です。寝袋は持っているけど基本的に宿に泊まる、でも次回は通夜堂にも泊まりたいというので、ぼくが英語の通夜堂のリストをウェブで公開しているというと、ぜひ教えてほしい、彼女の手帳にアドレスを書き込みました、それから名刺と納札を交換、日本語が読めるからホームページやブログも見て貰えるかもしれません。来年は順打ちをするけどその次はきっと逆打ちすると、逆内ににすごく魅力を感じている、エリーさん以外にも何度も巡る外国の人がいることは聞いているけれど、このように目の前で熱意をもって語られると嬉しいしとてもありがたい気持ちになります。1番札所に戻る最後の日は何か寂しさに付きまとわれるものですが、最後の日にもこういう素晴らしい出会いがあって、最高の締めくくりになりました。思わずヴィダルさんに合掌して別れます。
 今年の旅のまとめと感謝はまた明日パソコンからしたいと思います。

ジャンル:
モブログ
コメント (3)   この記事についてブログを書く
« 30日目 六萬寺、長福寺、... | トップ | 旅のまとめ »

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おめでとうございます (machan)
2017-05-16 20:48:14
良いお遍路ができて来年にまたつなげられる幸せ おめでとうございます
この喫茶店のマスターも4月いっぱい休んでお遍路を結願されました
お話が弾んだことと思います
6月にはマスターのお遍路のスケッチ展があります
この度のお遍路のまとめを楽しみにしています
旅の疲れが出ませんようにご自愛してください
定休日 (machan)
2017-05-16 21:14:22
そうそう月曜日と火曜日は定休日でした
お茶とお菓子の用意は何時ものように用意をして下さって嬉しいですね
マスターは
お接待をと思って開業したのですが
へんろ道は裏だったのでお遍路さんはあまり寄ってくれないと言っていました
休みでしたが (walker's)
2017-05-17 10:01:02
この前日は番外の道を歩いたので、この日の昼食を買うことができず、途中でチョコモナカジャンボを食べただけ、冷たい麦茶とキャンディをいっぱいいただいて生き返りました。この少し手前で出会ったフランスのヴィダルさんの納札もありましたよ。

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。