草もち姫 徒然なるままに

日暮し、PCにむかひて心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

青春18切符2015春 「広重・富士山・東海道」 薩埵(さった)峠展望台⇒由比 東海道広重美術館

2015年03月19日 | 青春18切符

広重様の東海道53次の「由比」の構図と一緒ということで広重ファンが集う?薩埵峠展望台まではもう少し。富士山ちゃんと見えるか?ミカン畑をワクワク進みます。

    

ぎゃ~~見えました!少し雲もかかっているけど雪の部分は完全に見えています。なんて嬉しいんでしょう!!桜もちょっとですが開花です。

    

どうですか?江戸時代に書いたこの絵と同じ構図です。大好きな富士山、東名、東海道、空と海の青に山の緑。もう言うことありません(^O^)/

     

嬉しくてついついお願いして写真撮ってもらいました。喜色満面というのはこの事です(笑)

    

見知らぬ方とも会話がはずみます。浜松から、名古屋から、富士からわざわざここに来られるようですが以外に浮世絵の事はご存じないようです。富士宮から来たご夫妻は「いつも富士山が近すぎて、、たまには遠くから見てみたい」などと贅沢な悩みを(笑)

由比側に歩いて行くと「駐車場」があってここでもミカンを売っていました。1袋100円だったので買ってみました。もちろんここらも絶景です。

    

     

富士山を見ながらミカン畑を下りて行きます。びわの木にも袋掛けをしている時期のようです。多分由比→興津よりは富士山が見える角度としては反対で良かった気がします。 

    

    

由比駅に向かう途中は東海道の名残を残しています。倉沢地区には桜えびで有名らしい「くらさわや」がありました。入館料500円の「あかりの館」はスルーしましたが無料の「名主の館小池邸」はちょっとお邪魔しました。

          

さすがにここまで歩き続けたのでくたくたです。やっと由比駅に到着しました。前回ここから美術館まで歩いたので今回はタクシーを利用しました。私には超珍しい(笑)タクシー!

850円ですが運転手さんに貴重なお話を戴きました。前回は歩いた「蒲原駅」までは本数少ないけどバスが出ているってこと、今日の富士山は昨日の雨で雪が戻って綺麗になっていたし、空気も澄んで最高!そして興津⇒由比方向は正解だってこと(^O^)/

    

ミカンしか食べていなかったので、前回は入らなかった「おもしろ宿場館」の2階の窓から東海道と海が見えるレストランで、桜えびのかき揚げ!単品で390円で幸せです。

       

「東海道広重美術館」今回の展示は、 徳川家康公顕彰四百年記念事業大御所さまの東海道 ー五十三次旅景色ー 家康さまはおまけで(-_-;)メインはやはり53次でしょう。

「保永堂版」よりはあっさりした作品ですが、絵の中の標題の字体が行書なので「行書版」らしいです。装飾的な隷書体で書かれているのは、通称『隷書東海道』と呼ばれます。

この他に「竪絵(たてえ)東海道」というものと合わせて4種類あるそうです。なんと3/31からこの『竪絵東海道』が展示予定で、まだ青春切符で行ける時期なので行くかな(笑)

    

美術館の方にバスを確認したら蒲原、富士保方面に行くのは「ふじバス」ですが、大通りまで歩かなきゃいけないので、由比駅でもよければ、「ゆいばす」というコミュニティバスが目の前の正雪紺屋前から出ると言うことで、利用しました。バスを利用して来る人は少ないんでしょうね(-_-;)

せっかくなので、記念にトンボ柄の印伝の判子入れと、桜えびサブレー、清水の栗せんを買いました。

      

14:56発のバスは貸し切りで、由比の駅まで町中をぬけて走ります。この200円もありがたい限りです。次回は上手く利用すれば往復これでもいいかな?

    

3:17分発の熱海行き⇒から熱海の乗り換えで来た電車が「小金井行き」でちょっと(@_@;)熱海始発なので座れたのはいいけれど、さすがに山道込みの14,000歩は久々で疲労困憊なんと横浜乗り越して川崎まで行ってしまいました(-_-;)東海道線のひと駅は大きい、まぁ乗り放題なので良しとする。そして昨日今日と足が完全に筋肉痛でございます(笑)

 

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青春18切符2015春 「広重・富士山・東海道」 自宅⇒興津

2015年03月19日 | 青春18切符

にょろ騒ぎで結局大人の休日倶楽部の大盤振る舞いのチケットも使えなかったが、やっと完治したので「快気祝い」ツアーに出ることにした(にょろ抜きだから殆ど言い訳(笑)

悪魔の切符「青春18切符」で静岡の東海道広重美術館を目指す。今回は天気が良ければ「薩埵峠」に行ってみようと。

富士山を見るなら雨の後、寒い時期の午前中!と聞いていたのでひょっとしたら?と思いきって出る事にしました。

    

いつもの様に長津田⇒(横浜線)⇒横浜⇒(東海道線)⇒熱海行きに乗ります。

通勤時間なのであえて車両の端っこを狙ったら対面式のシートに座れました。ちょっとだけでも旅行気分です。線路沿いには菜の花が、根府川辺りからの海はキラキラしています。

    

せっかくメープル姫様から「都内にいるので遊びませんか?」と連絡いただいたのに、姫様不在の「真鶴」通過しております(笑)良いところですね!一度はお邪魔したいものです。

さて、「熱海」からの東海道線「島田行き」が遅れているようですが、理由は「途中濃霧で遅れ」って!!富士山見えるのかな(^^ゞ

    

不安いっぱいで乗りましたが、途中車窓から真っ白な富士山を確認!早く行かねば、それでなくても雪の下辺りには雲がかかっています。気が急きます。

前回は「由比駅」でおりて「薩埵峠ハイキングコース」という表示を見たけど、結局由比と蒲原の間の「東海道広重美術館」に行きたいので、一つ向こうの「興津(おきつ)」で下車する事に。興津⇔由比は旧東海道でハイキングコースとかのパンフレットがあるだろうと信じてきたが、まったくそれらしきものも無く(-_-;)スマホ頼りに歩きだした。

    

    

海沿いを歩いて由比に向かっては峠に行けない気がしたのでちょっと中に入って行ったが、途中「身延口」の表示に??身延に向かうつもりはないが(-_-;)

道端には「青島みかん200円」とか、空は青く広がり、暑い位の日で、お庭の花も綺麗に咲いており、どこのうちにもミカンの木がある!きょろきょろしながらも楽しいお散歩です。

    

本当はやはり海沿いの東海道を歩けばよかったのだが、まぁあったら次回(笑)東名に沿って進み、興津川を渡ってやっと「薩埵峠」の立て札が見えてきました。

            

ミカン畑に菜の花、山側には薄い黄緑の若い竹林、タンポポの綿毛に先導されて歩いていると子供になった気分です(笑)「ごぼう坂」?一度は左の道を選んだけど「地滑り対策工事中」全開であまりに風情が無さ過ぎたのでちょっと戻って「ごぼう坂」(遊歩道)を歩いてみました。東名を横切って行くわけです。

    

実はこーんな感じの、雨上がりではちょっと不安になりそうな道で工事のおじさん達からも「こんな狭い階段だよ大丈夫かね?」とも言われたが、「まだ還暦前だから頑張る!」と答えて置きました。このために「ゴアテックス」の登山靴履いてきたのですから(;O;)

          

ちゃんとみどりのゴムで階段は歩きやすいようになっていましたが確かにキツイ(-_-;)でも青空が呼んでいる!

    

きゃ~~この景色、疲れも吹っ飛ぶというのはこの事です。ここが薩埵峠です。

    

 

 

 

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