ふわふわ気分で

舞台、シネマ、藤原竜也くん、長谷川博己くん、成河くんのことなど気ままに・・・

弥生の料理教室

2010-03-31 | 食べもの

載せるの忘れてたら、友だちにどうしたの?と聞かれました。
ごめんなさいです。
三月ぎりぎりで、セーフということで・・・
ふふ・・・

弥生(やよい・三月)の料理教室。
やっぱり三月、弥生といえばひな祭り、ということで、
ひな祭りにちなんだ、カワイイのが並びました。

写真がイマイチなのが残念だけど・・・
料理の写真は難しいのよ。
ホントにキレイなんだから~

献立はお盆の中、上から

向付 鯛菜種和え
口取り 海老の白菊揚げ、ホタテ西京漬、うど甘酢漬、鶏もも肉甘辛煮
菱型寿司
お盆の外は、
預け鉢 菜の花と浅蜊(あさり)のおひたし
椀 海老団子のすまし汁


菱形のお寿司は、
カニのほぐし身や干しシイタケとかんぴょうの甘煮入りのちらし寿司を作って、
それを菱型の物相で押して、上に錦糸卵をたっぷり。

鯛の菜種和えは、お酒の肴ですね。
キリンゼロでも日本酒でも、オッケーね。
ひな祭りイメージなのに・・・オヤジなわたし。
うふ・・・

ゆで卵の黄身2個分をうらごし、塩と酒を入れて湯煎。
さらさらになったら、またうらごし。
鯛の細切りとまぜて、出来上がり。

ちょ~っとお手間入り。
でも、これおいしいです。
お酒もどんどん進みそう・・・
ん?

鯛の刺身の高級バージョン。
お試しあれ~

海老の白菊揚げって、何でしょうか。
白菊ってのは、春雨みたいなの。
パン粉の代わりに、これをつけるとオシャレな海老フライ誕生。
高級感漂ってますね。
ふふ・・・

はい、かわいい弥生の料理教室でした。
おいしかったよ~




「象」観たよ~

2010-03-30 | 演劇

今日は満月。
キレイです。
わたしは狼女なので、満月を見ると元気になります。(←何やそれ?)

新国立劇場に「象」を観にいきました。
稲垣吾郎くん出演の舞台です。
不条理劇とか言うのかな、違う?
スッゴイおもしろかったです。

大杉蓮さんが、メチャ迫力ありでびっくり~
感想は後で載せますね。

写真は劇場に飾られた「象」の作者、別役実さんの作品のポスター展。
もっといっぱいありました。
上の列の左から2番目と下の列の一番左も「象」
けっこう有名な作品だったらしい。
ふ~む







「謝罪の罪」不思議な味わい

2010-03-29 | 演劇

久しぶりに下北沢の「ザ・スズナリ」へ。
スズナリってどうしてか、わくわくする劇場だよ。
イケナイ場所に来て、イケナイことするみたいな・・・

ネタバレしてます。お気をつけくださいませ。


ペンギンプルペイルパイルズ#15
「謝罪の罪」
作・演出:倉持裕
美術:中根聡子
出演:小林高鹿、ぼくもとさきこ、玉置孝匡、近藤フク、吉川純広
下北沢ザ・スズナリ 3月26日ソワレ観劇


ある会社の倉庫が舞台。
会議中に同僚を殴った罪で、倉庫に閉じ込められた男の話。

倉持さんの舞台はやっぱりおもしろい。
不思議な空気感がありました。

出演者5人の絶大なバランスで成り立った舞台。
全員が膝から下を白く塗って登場。
意味よくわからないけど、なんか不安感が・・・

主役が舞台上で共演者によって、少しずつ顔を白く塗られていきます。
時間を止めて、ライトを暗くして白く塗り、再び演技スタート。
ちょっとだけ前回のところを繰り返して、演技。
不思議な感じがしましたね。

倉持さん、以前観た「昔の女」でも時間を繰り返すお芝居でした。
同じアイデアだけど、なぜか新鮮な感じ。

あと顔を白く塗るというの「農業少女」でもやってたけど、流行ってるの?
別人格になるというのかな。

いろいろ、よくわからないけど・・・
倉持さんの舞台は、わからないよ~ってのが魅力。

窓越しの木の葉が風にゆれたり、外を人が通ったり。
隣の建物から人が睨んでいたり。
狭い舞台だけど、空間を広い感じにみせてナイス。

階段を登り降りする靴音を響かせたり・・・
ちょっとミステリーぽくて効果的。

主役の小林さんが達者ですね。
ひとり芝居風のが多いけど、違和感ないし。

倉庫に閉じ込められてるのは、異常な状態。
なのに、小林さんの人柄なのか、
「あら、そうなの~」って、普通なことのように流されて・・・
これ、変ですよね。
ゼッタイ変。

ダニにさされるとか、トイレに行きたくなる。
とか、ささいな事はありうることだけど、
おおもとの倉庫に閉じ込めるって、あり得ないことですよ。
う~ん。

他の皆さんもお上手だけど、ぼくもとさんがうまいです。
達者だし邪魔にならないし。
「農業少女」の脇の女役にスカウトしたかった。

「謝罪の罪」題名が固いけど、不思議な味のある舞台です。
オススメ~
4月4日まで



竜也くん情報 テレビと雑誌

2010-03-28 | 藤原竜也

今日(28日)朝日新聞にフジテレビ系「わが家の歴史」の広告が載りました。
ドーンと1面全部。カラー写真入り。

三谷幸喜さん作の三夜連続のホームドラマです。
4月9日(金)10日(土)11日(日)の夜9時から。

藤原竜也くんも出演します。
手塚治虫先生役です。

広告には、最上段中央にお写真が。
カワイイと言ったら、手塚先生に失礼かな。
ずり下がり気味のメガネが、イイ味出してますね。

ゲストの出演だから、どの辺で出るんだろうと思ったら、
下の方に年表。
昭和2年から39年まであって、
30年の欄に房子、手塚治虫と出会う。
32年には房子手塚治虫のアシスタントに。

ってありましたから、このあたりかな。
後半でしょうか・・・
楽しみです。

房子は3女らしいです。
小さな写真もあるけど、ボブのカツラで・・・誰が演じてるのか不明。

くわしくは、フジテレビのサイトで。
こちら→わが家の歴史サイト


雑誌『LOOK at STAR』に竜也くん、勝地涼くんと載ってます。
もちろん「ムサシ」ロンドン、NYバージョンの話題。

カラー写真ありの5ページ。
ふたりそれぞれのカメラ目線のアップ写真では、
勝地くんがキツイ目で小次郎モードなのに、
竜也くんは直輝くんっぽい感じでナチュラルモード。

武蔵、小次郎に負けちゃうよ~だけど、
撮影時期が「パレード」公開の頃なんでしょうかね。

直輝くん気に入ってるので、立ち読みのつもりがお買い上げ。
イイ感じなのよ~
ふふ・・・

勝地くん、お兄ちゃんになついてる弟って感じ。
小栗旬くんとは違った「ムサシ」になるんでしょうね。
こっちも楽しみ~

ふたりの対談は、ネットでも見れますよ。
オリコンスタイルに出てます。
こちら→オリコンスタイルサイト







「ヘンリー六世」動の蜷川バージョン

2010-03-27 | 演劇

きれいは汚い。汚いはきれい。
ってのはシェイクスピアの「マクベス」のセリフ。
この舞台もきれいで汚い(ときどき)って感じでした。
ネタバレあります。よろしくです。


「ヘンリー六世」
作:W・シェイクスピア
翻訳:松岡和子
構成:河合祥一郎
演出:蜷川幸雄
美術:中越司
照明:勝柴次朗
衣装:小峰リリー
出演:上川隆也、大竹しのぶ、高岡蒼甫、池内博之、長谷川博己、吉田鋼太郎、横田栄司、嵯川哲朗ほか
彩の国さいたま芸術劇場 3月23日観劇


昨年のマイ観劇ベストが新国立劇場鵜山仁さん版「ヘンリー六世」。
蜷川幸雄さんバージョン、どうなんだろうか・・・と期待感いっぱいで、さい芸へ。

舞台を挟むように、客席側と舞台奥側。
舞台奥の最前列でした。
うれしいような、困ったような・・・
はい、居眠りはぜったい出来ないっす。
ん?レベル低すぎか・・・

客席への通路も、黒いカーテンで仕切られたところを通って。
槍なんかの武器の先端が覗いたり、隙間からは鎧が並んでいるのがチラ見え。
休憩時間も係の人が立っていて、撮影厳禁警戒モード高く、
デジカメはNG。

舞台がスタートしたらカーテン取っぱらって、
出演者たちがこの通路を走り回ってるんだろうなぁ、と想像するだけで、
ちょっとうれしくなりました。

鵜山さんの「ヘンリー六世」を静としたら、蜷川さんバージョンは動。
走りっぱなしのイメージでした。

客席通路(階段)2本と舞台席側横の2本の階段を使っての移動が多かったです。
舞台に出てセリフを言って立ち回りして、また階段から走り去るという感じ。
そのスピード感が心地よくて、カタルシスを感じました。


劇場に入ったら・・・白い舞台上に、赤い大きな花の模様がいくつかあって、
きれいだなぁと思ってたら、
お掃除のおばさん(おばあさんか)たちが5人。
白いゴム長、エプロン姿で登場。
ゴシゴシと花を消しにかかって・・・
あ、血だったのか。でした。

舞台の上から白い百合の花や赤白の薔薇が、芝居中絶えず落下。
それに10キロ位ありそうな、赤身肉の塊がたくさん、ドカンドカンと音をたてて落下。
肉は3回くらいあったかな。

お肉!ワォ~おいくら位するんだろうと、ついつい思ってしまいました。
力入りすぎたのか(上から人が落としてました)
飛び散った破片が膝の上まで飛んできて・・・
ギェ!生肉!とびびったら、プラスティックでした。
はぁ~びっくり~

シーンが変わる度にお掃除のおばさんが、何度も登場。
バラとか植物の茂みのセットとかも、おばさんたちが出したり下げたり。
ゴールド・シアターの女優さんたちでした。

お掃除するのは、貴族の諍いの後始末をするのは民衆。
迷惑するのも民衆、という解釈に基づいてるらしいけど、
う~ん、何度も出てくるのはどうなんだろう。

最前列だったせいか、白いゴム長に赤い血が残ってたり、
疲れた表情がリアルに見えすぎて・・・

スタートして10分間位お掃除場面。
本編をかなりカットしたそうだけど・・・
お掃除見せられるより本編をたくさん観たかった。

彼女たちが出てくるたびに、舞台への意識が中断。
シェイクスピア世界にどっぷり浸かっていたかったのに・・・

ついでに、言わせてもらえば、
花が落ちてくるベタベタという音も、集中力をさまたげてすごくイヤ。
最前列だから、よく聞こえました。

『近代能楽集』「卒塔婆小町」の赤い花の落下する音を思い出して・・・あれと同じ音でした。
う~ん蜷川さん、アイデア使いまわしですかぁ・・・
あっと驚くヘンリーをみせてほしかったのに~

今回の「ヘンリー六世」は、三部作を河合さんと松岡さんが2部になるように、
再構成してカットされたもの。
ダラダラ感が無くなり、疾走感が増してナイスでした。

衣装も豪華だし、出演者も豪華でした。
大竹しのぶさんが出ずっぱりで、ジャンヌ・ダルクと王妃マーガレット。
息子エドワードを殺される場面、よかったですね。

でも、いつもの大竹さんに比べたらキレ味がイマイチ。
走りっぱなしでお疲れなのでしょうか。

上川さんの女装っぽいヘンリー王は、どうなんだろう。
茶髪のカツラも厚化粧も、なんかダメでした・・・

後半の父を殺した息子と息子を殺した父を、傍観してるヘンリーの長いセリフの場面。
上川さんは、大声で感情を露にして爆発。
でも、セリフはあんまり届いてこなかった。

ブランコに乗った浦井健治さんの、新国立バージョンでは、ただ傍観するしかなくて、
世界を俯瞰するヘンリーの心情がよく理解できて、名シーンでした。

サフォークの池内さんとマーガレットの別れのシーン。
「ロミオとジュリエット」そっくり。
この場面は、ちょっと違うと思うけど・・・
村井国夫さんと中島朋子さんバージョンで、脳内変換しちゃいました。
しっとりして情感たっぷりでしたね。

シェイクスピアではやっぱり、セリフを聞かせてほしいです。
言葉!言葉!言葉!ですもんね。

長谷川博己くんのシャルルとヘンリーはすごくよかったです。
役が合ってるし、ノリノリ~でした。
前にいっぱい載せたから、今日は控えめ・・・
えへ・・・

高岡蒼甫くんのリチャードも、ストレートな感じがナイス。
高岡くん、出来がよかったのか役に入り込みすぎたのか、
カテコでは涙ぐんでました。
ちょっとカワイイ~
うふ・・・

皆さん長時間の公演お疲れさまでした。
声がかなり大変そうでしたけど・・・
大阪公演もあるし、頑張ってくださいね





蜷川幸雄さん作品展で「ハムレット」発見

2010-03-26 | 藤原竜也

「ヘンリー六世」の60分間の休憩時間。
さいたま芸術劇場のホール外の1階では、シアターライブもあってイイ雰囲気。

ガレリアではちょうど
「NINAGAWA×SHAKESPEARE 1974-2010」展を開催していました。
5月30日まで(休館日除く)入場無料。

そこで上の写真のボード発見。
「速報!!蜷川幸雄芸術監督にケネディ・センターよりゴールド・メダルが授与されます」
わ~い。
蜷川さん、おめでとうございます。
ネットにちょっとだけ載ってたけど、新聞やテレビではスルーされてたみたい。

海外での上演作品、特に2008年に上演された「身毒丸」が高い評価を受けたそうです。
「ケネディ・センター」は、世界中の素晴らしい舞台芸術を紹介する、
アメリカで初めての国立舞台芸術施設です。

蜷川さんは、エディンバラ大学の名誉博士号、名誉大英勲章大三位なども受賞されてます。

「ムサシ」のチラシ、赤バージョンと黒バージョンが並んで。
「アーツシアター通信」の竜也くんのインタページも開いて展示。
お持ち帰り自由の現物は無くなってました。
あらら・・・


                 

NINAGAWA×SHAKESPEARE展では、過去の作品のパネルが写真入りで展示。
藤原竜也くんの「ハムレット」と「ロミオとジュリエット」発見しました。

「ハムレット」のキャプションには、
「鮮烈な印象を残した21歳の藤原竜也が
 本作の演技で朝日舞台芸術賞寺山修司賞などを受章。」
とあって、ちょっとうれしい。

ハムレットの左側はレアティーズ役の井上芳雄くん。
右側パネルのジュリエットは鈴木杏ちゃん。
「ムサシ」と比べると、ふたりとも若いですね。 

                 

ポスターも展示してました。
公演中の「ヘンリー六世」は一番左に。
竜也くんの「ロミオとジュリエット」「ハムレット」をアップで・・・

                 

こんな感じ。
「ハムレット」の竜也くん眉毛が太いですねぇ。
ちょっとイイ感じ。

左側は小栗旬くん。
コンセプトは親を亡くした若者たち、だったかな。
水の中に入って撮影したのでしょうか。
大変そうだけど、ステキですね。
なかなか凝ってます。

わたしのイチオシ「天保十二年のシェイクスピア」は、
残念ながら無かったですね。
当たり前だけど・・・
ふふ・・・





野田秀樹さんと宮沢りえさん対談記事

2010-03-25 | 演劇

今日(25日)の朝日新聞夕刊「エンタメ◎セレクト情報指定席」に、
野田秀樹さんと宮沢りえさんの対談記事が載っていました。
おふたりの笑顔の写真付き。
タイトルは「『信じる』とはどういうことか?」

野田さん新作「ザ・キャラクター」でりえちゃん出演します。
公演は6月20日から8月8日まで。

りえちゃんが演じるのは、何?と思ったら、
野田さんは、いままでにない役を用意しているそう。

「ロープ」のタマシイや「パイパー」のお姉さん役観たけど、
どれもカッコよかったね。
新作の共演者は古田新太さん橋爪功さん美波さん池内博之さんたち。

野田さんは、この「ザ・キャラクター」から、
人間が何かを信じるとはどういうことか、という話を3本書くそうです。

「・・・人は信じることをやめてしまった。
 だからといってすべてを疑いながら生きられない。
 じゃあどうするかといったら、もっと酷いものを信じるようになってしまった。
 これは病理だなと思うんです。
 いつの時代も病理はあるけど、この時代の病巣をえぐるとしたらそこではないかと。」

う~ん、難しそう・・・
あんまり訳分かんない系は、困るんですけど・・・

新作は小さな町の書道教室から始まって、
やがてギリシャ神話へとメタモルフォーゼしていくというものですって。

ギリシャ神話って・・・
よくわからないけど・・・劇場でドッキリしますね。

場所は池袋の東京芸術劇場中ホール、
りえちゃんは、
「初めての劇場に行くと、その劇場の魂みたいな存在に認めてもらえるか、
 私はすごく気になります。
 東京芸術劇場の”魂”とも早く仲良くなりたいです。」

はい、仲良しになってステキな舞台をみせてくださいね。
楽しみに待ってますよ~







「ヘンリー六世」の王子さま

2010-03-24 | 長谷川博己

携帯からもブログに載せましたが、
昨日「ヘンリー六世」観に行きました。

迫力ありましたね。
シェイスクピアはやっぱりスゴイ。
おもしろかった~

休憩時間入れて8時間ちょっと。
1時開演だから、9時10分ごろに終わりました。

そこで埼京線・山手線、止まってるの知って、びっくりですよ。
雨は降ってるし・・・
京浜東北線が動いてたので、近くの駅までタクシー。
4人で合い乗りして。
なんとかその日のうちに帰れました。
よかった~

劇場の方からも、アドバイスいただきました。
ありがとうございました。

帰りでまだよかったけど、往きだったら、パニックだよ。
予備の交通手段とか考えておこうっと・・・
これ、重要案件ね。

8時間以上の長時間観劇でへとへとに疲れるかと思ったら、大したこと無くて、
電車トラブルってのにテンション上がって・・・
家に帰っても、なぜか気分爽快。

戦闘シーン多いから、いっしょに戦った気分になってストレス発散したのか、
それともイイ男たちを観たからか・・・
はて・・・

ところで「ヘンリー六世」お目当ては、長谷川博己くん。
「カリギュラ」でケレアを演じたイケメンくん。

あ、もちろん藤原竜也くんが本命なんだけど・・・
博己くんも、メチャいいのよ~(←浮気者め!)

博己くん、前半はフランス皇太子シャルル。
後半はヨークの長男エドワード。
後のエドワード四世ね。
やっぱり王子さまキャラ~
ふふ・・・

「AOI/KOMACHI」の時から、見守って(←ツバつけて)きたけど、
今回が一番ぴったりの役どころ。
出番多いし、セリフも多いし、見せ場もたっぷり。
セリフも、変な癖が無くなって前よりよくなってました。
・・・あ、エラソーにゴメンね、博己くん。

「ヘンリー六世」は、特に後半のエドワードがナイス。
王冠を被りガウン(かな?)をまとった博己くん、凛々しさにキャーでした。
笑うとエクボまで右頬に出現して・・・

バトル場面ではキツイ目して、悪~い笑顔も魅力いっぱい。
色っぽいです。

あとね、ネグリジェみたいな白いおねまき姿もあって、
真っ白な脚や足の裏も見えちゃいました。
王になってから拉致される場面で舞台上にころがされるの。
あらら~でした。

この舞台、影の主役は博己くんですよ。
鵜山仁さん演出、新国立劇場版のシャルルやエドワードより、
ずっとカッコよくて男前キャラでした。

え~と、ちゃんとした感想は後で載せますね。
まだ博己くん祭り最中ですので、悪しからず・・・
うふ・・・

最初の写真はパンフとトートバッグ。
トートの右端には、金色で紋章と「NINAGAWA SHAKESPEARE」のプリントが。
上に載ってる小さな赤いのは、肉の破片。
舞台上からドカドカ落ちてきたのが、ちぎれて飛んできました。

                 

えっ?イヤッ!
よく見ると、柔らかいプラスティック製でした。
やれやれ・・・

帰りに落ちてた白薔薇を手に取ったとたんに、
係の人がダッシュで出現。
はいはい、返しますよ~
ちぇっ!ケチっ!(←オイオイ)

「ヘンリー六世」鵜山さん版とはゼンゼン解釈が違うけど、
エネルギッシュでおもしろいです。
彩の国さいたま芸術劇場で4月3日まで










「埼玉ア-ツシアター通信」の竜也くん

2010-03-22 | 藤原竜也

彩の国さいたま芸術劇場の情報誌「埼玉アーツシアター通信」に、
藤原竜也くんのインタビューが載っていました。
カメラ目線の大きめの写真付き。

「ムサシ」解剖というので、舞台芸術の中越司さんのインタビューも。
舞台セットのほかに、鎌倉の写真も載ってます。

竜也くんへのインタでは、初演時については、
「いい緊張感の中で、奇跡的な初日を迎えたなぁと思います。」
「特に5人6脚のシーンは、楽しかったな。」

新バージョンの「ムサシ」には、
「全員で新しいカンパニーとして、同じ土台からスタートしたいなと思います。
 新しい作品をやるという気持ちでいますね。
 時間がなかったので、もうちょっとやりたいことができたはずだという思いは、
 きっと蜷川さんもあると思うので、今回、より完成度は高く、
 もっと面白くなるんじゃないかなと思っています。」

海外公演については、
「井上さんの面白い言葉遊びが、どこまで通じるのかなという不安はありますが、
 言葉が通じなくても、心を伝えることはできると思っています。
 国境を越えて、この作品がどう評価されるのか、
 とても楽しみです。」

はい、海外の反応楽しみですね。
うさぎのオチは・・・どうするんだろう?
はて・・・

始めの竹林が動いて寺のセットが完成するシーンが、
とってもキレイで印象的でした。
音楽とライティングもナイスでした。

中越さんによると、作者の井上ひさしさんの竹林のイメージは、
ご自宅から見える竹林だそう。
中越さんは井上さんのお宅やお寺を歩いて、その土地の空気や風を感じ、
五感でとらえて、セットプランを立てられたそうです。
鎌倉の竹林と風、って感じしましたね。

びっくりなのが武蔵が落とした結界石。
キーポイントなのに台本の最後に、突然出てきて・・・
それでも、業者発注の翌朝には舞台にセットされていたそうです。
さすが蜷川組ですね。
パチパチ・・・

「ムサシ」ロンドン・NYバージョン、楽しみですよ~





「農業少女」オススメ~

2010-03-21 | 演劇

多部ちゃんがハジケた「農業少女」。
おもしろかった~
ネタバレしてます。よろしくね。


「農業少女」
作:野田秀樹
演出:松尾スズキ
美術:加藤ちか
出演:多部未華子、山崎一、江本純子、吹越満
東京芸術劇場 小ホール 3月17日ソワレ観劇

「農業少女」初演は2000年に野田秀樹さん演出・出演です。
野田さんは中年の毒草学者山本を。今回は山崎さん。
「都市農業の会」を主宰、AV監督から政界まで目指すアヤシイ男、
都罪を吹越さんが演じます。
初演時は、演出の松尾さんが都罪を演じてたそう。

松尾さん「カイジ」の班長役で観たから、あの悪い奴のイメージがインプット。
本業は舞台演出家なんですね。
エライんだ。

前に「女教師は二度抱かれた」だったかな、大竹しのぶさんと市川染五郎さんの。
作・演出が松尾さん。
これ観たけど、ぜんぜん合わなかったから・・・
今回ちょっとどうかな~だったけど、
「農業少女」はホントおもしろかった。

少女の都会へのあこがれ、中年男山本の少女への愛、
そして、全編に社会批判がいっぱい、これらがミックスしてます。
笑いもあちこちで・・・
でも、野田さんの舞台は毒っぽいとこが魅力。
ちょっと鼻につく感もたまにあるけど、松尾さん演出ではマイルドになってました。

多部ちゃんのオーラが強力で、舞台全体にしめる少女の印象が大きかったからかな。
本人21歳ですが、15歳からの設定でゼンゼン問題なし。
その年頃の少女の持つ、透明感や残酷さなどが感じられて、超ナイス。
ラストの長めのセリフも、ジ~ンときちゃいました。

ストレートプレイ初めてとは、とても思えません。
声が真っすぐに届くし、動きにキレがあるし・・・松尾さん大ヒットですよ。
パンフで松尾さんも、
「原石見つけた!他の演出家にはいじらせたくないです。」
って言ってますね。

はい、わかります。
一観客としても、これからの成長を見守る楽しみが出来て、うれしい。
作品を選んで出演してくださいね。

個性派の江本さんは、ちょっと苦手でした。
もう少し目立たない方の方がよかったのでは・・・
吹越さん、なぜか所々で野田さんそっくりの台詞回し。
大衆を引きつけるカリスマ性が感じられると、よかったのに。

ラストの顔を白くするのは、よくわからなかった。
多部ちゃんも白くなったのね。
カテコでは、拭ってほしかったな。

「農業少女」超オススメ~
31日まで、池袋でやってます








「シャ-ロック・ホームズ」観ましたよ

2010-03-20 | シネマ

「シャ-ロック・ホームズ」本の名探偵のイメージとは大違いでした。
ネタバレあります。よろしく。

監督はガイ・リッチー。
ホームズは、ロバード・ダウニー・Jr。
助手のワトソンにはジュード・ロウ。

知的なホームズが、パイプの煙をくゆらしながら、
謎解きをするという、のんびりムードではなく、
ホームズ、ワトソンのイケメンコンビが大活躍をする、
アクション全開のアップテンポの映画でした。

それにしても格闘技をするホームズなんて想像もしなかったな。
予告編見ると映画館でつまらなくなるので、出来る限りパス。
ドッキリシーンが多くて大成功、よかったです。

推理は冴えるし腕力もすごいホームズと、負けじと強いワトソンくんの敵は、
誰かと思ったら、死んだのにお墓からよみがえる強力なヤツ、
世界征服の野望を持つ、ブラックウッド卿(マーク・ストロング)。
ドラキュラやらせたらぴったりという感じ。
冷酷そうなキツイ目がけっこう私好み。

バトルの舞台も、けっこう効率的な工場やら、
非効率的そうな造船所や、建設中のタワーブリッジも出てきました。

「カイジ」の鉄骨渡りをやるんかい?と、
一瞬カイジの藤原竜也くんの顔が、フラッシュバック。
ひとりでテンション上がっちゃいましたけど、結局やらなかったね。
残念。

ダ・ヴィンチ・コードのテンプル騎士団(だったかな)とか出てくるし、
最後のガラス風の円筒形の容器もダ・ヴィンチ・コードそっくり。
お墓の中から蘇るのは、ドラキュラだし。
いろいろパロってるのかな。

身体のやたらデカイ、腕力だけの悪役がフランス語を話すのもなんかおかしい。
フランス人をバカにしてるのか、あるいはフランス公開を見込んでのことかな・・・
とか本編より他のことが、観ながら気になりました。

あと爆発シーンのバイオリン、ジプシーっぽい哀愁をあびたメロディがステキ。
ホームズもバイオリンを手にしてるけど、弾くことはなく、
指ではじくスピッカート(かな?)だけ、
練習時間がなかった・・・のかな。

19世紀のころのロンドンの街並みも興味深かったです。
全体のトーンが渋くて、血がドバッと出てこないのもよかった。
女性もやたら色っぽい人(レイチェル・アクアダムス)が登場します。

首吊りシーンが何度も出てくるのは、ちょっと趣味悪でした。

ラストは続編ありの雰囲気。
どうせなら、ドラキュラで作ってほしいです。
リッチー監督、どうでしょう~




竜也くんテレビ出演情報

2010-03-19 | 藤原竜也

藤原竜也くん、テレビ出演が決定しました。
フジテレビ系3夜連続スペシャルドラマです。

三谷幸喜さん作の「わが家の歴史」
放送は、

4/9(金)21:00~23:22 
4/10(土)21:00~23:30
4/11(日)21:00~23:54

「鉄腕アトム」の生みの親、手塚治虫さん役で出演だそうです。
八女家の人々が、劇中のさまざまなシチュエーションで、
昭和を代表する著名人に遭遇するそうです。
吉田茂さんから山下清さんまで大勢の方が出演されます。

カワイイ手塚治虫さんの写真もサイトに出てます。
こちら→フジテレビサイト

ちょろっと出てくるだけなのかな。
どうせなら三谷さん、「古畑任三郎」の音弥くんの線で、
新作いかがでしょうか。
竜也くんいろいろ出来ますからね。
待ってますよ~

写真は今日、横浜某所で見つけた桜(多分・・・)
満開でした。
ほぉ~





竜也くん金鳥のCMに

2010-03-18 | 藤原竜也

藤原竜也くんがキンチョーの蚊取り線香のCMに出演が決定しました。
おめでとう~

「ANJIN」大阪公演にお花が来てたのは、やっぱりCM出演だったんですね。
送り主の名前が「KINCHO」さんだったから、
あれ?だったけど・・・
ここにきて納得~

竜也くんいつも「蚊取り線香大好き」発言してたもんね。
戸棚にでっかい缶がキープの写真もテレビで見ました。
あれを逃さないって・・・さすが金鳥さんです。

金鳥さんサイトには、CM情報まだ載ってないみたいです。
こちら→金鳥サイト

蚊取り線香にもいろいろ種類があるのですね。
天然の除虫菊で作った、純植物性線香もあるんだって。
尾道で満開の白い除虫菊が、すごくキレイです。
和名ではシロバナムシヨケギクって言うそう。
まんまなのが、ちょっとおかしい。
花の見ごろは5月上旬から中旬だそうです。

あとね、CM情報の「金鳥CM劇場」が笑えます。
大阪のおばちゃんがイイ味出してます。
お試しあれ~
はは・・・

写真は「キリンゼロ」の竜也くん。
昨日池袋に「農業少女」を観にいくときに見つけました。
京急線品川駅上り線ホーム。
原宿駅ホームでも、見かけたよ。
ちょっとうれしい~
うふ・・・







『少女』湊かなえ著

2010-03-17 | BOOK

『告白』が大ヒットした湊さんの『少女』
おもしろかったけど、『告白』ほどずしんとはこない。

主人公2人敦子と由紀の章が交互に出てくるのだけど、
どうも2人がこんがらがってしまって・・・
文体も2人同じ感じ。
何度も始めの方にもどって確かめる始末。
はぁ~

因果応報みたいな話に無理やり納得させられましたが、
あんまり好みではなかったです。
ちょっと残念。
もっとハジケてほしかった~

表紙の写真は・・・いかにも「少女」って感じですね。
赤いスカーフもステキ。
セーラー服って一度着てみたかったなぁ。
いま着ちゃえば、怖~いコスプレになるので、
世界平和のために・・・ご遠慮申し上げます。
はは・・・

そうそう『告白』松たか子さん主演で映画になりますね。
松さん、イメージぴったりです。
かなり楽しみ~