おとといの夜のNHKニュースで
「がんワクチン有効性確認できず」という報道がありました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120228/k10013358504000.html
この報道後、「久留米のワクチンはどうなんですか?」というお問い合わせが来ています。
東大グループが開発したペプチドワクチン(OTS102)を用い、膵がん患者153名を対象とした臨床試験(第2/3相試験)の結果でワクチン・ゲムシタビン併用群がプラセボ(偽薬)・ゲムシタビン群に比べ生存期間の延長効果があるとは統計学的にみとめられなかったというものです。
この試験は東大発のベンチャー企業であるオンコセラピーが扶桑薬品と大塚製薬との共同で実施していたものです。
今回の試験で用いたワクチンはがん組織の中に新たにできる血管(腫瘍内新生血管)を標的としたもので、久留米大学で開発しているがんペプチドワクチンとは全く異なるものです。
久留米大では、がん細胞そのものを標的とするワクチンを開発しています。
したがって、今回報道された「がんワクチン有効性確認できず」は久留米のワクチンとは全く無関係のものです。
「がんワクチン有効性確認できず」という報道がありました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120228/k10013358504000.html
この報道後、「久留米のワクチンはどうなんですか?」というお問い合わせが来ています。
東大グループが開発したペプチドワクチン(OTS102)を用い、膵がん患者153名を対象とした臨床試験(第2/3相試験)の結果でワクチン・ゲムシタビン併用群がプラセボ(偽薬)・ゲムシタビン群に比べ生存期間の延長効果があるとは統計学的にみとめられなかったというものです。
この試験は東大発のベンチャー企業であるオンコセラピーが扶桑薬品と大塚製薬との共同で実施していたものです。
今回の試験で用いたワクチンはがん組織の中に新たにできる血管(腫瘍内新生血管)を標的としたもので、久留米大学で開発しているがんペプチドワクチンとは全く異なるものです。
久留米大では、がん細胞そのものを標的とするワクチンを開発しています。
したがって、今回報道された「がんワクチン有効性確認できず」は久留米のワクチンとは全く無関係のものです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます