新土佐錦魚日記

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私と田中さん54

2017-07-17 09:09:33 | 日記
  2002年の残念さをあえて忘れて、「もっと良い魚を作らなければ」とその思いが強かった。それが2003年につながっている。

 別の会に入ったけれど、あくまで私の会はトサキン保存会で有り、他は付け足しに過ぎない。トサキン保存会こそ本物の会なのだ。

 昨日(2008年)挙げた魚は2歳魚メスで、金曜日に挙げたトラ禿の2歳魚オスは(2007年)優勝して居る。それだけのことだが。

 話は元に戻るが、結果的には2003年は2歳魚(オス)が準優勝(第31回トサキン保存会)で、当歳魚が優勝、3位、5位と初めて当歳魚で優勝出来た年だった。

 最初に品評会の結果を発表してしまったが、それは「今年はこの当歳魚で優勝出来る」と確信していた。品評会の当歳魚の時、田中さんが「じゃあこの2尾でトップを決めよう」。この年は4名で決めていたので、3対1で私の魚が優勝魚に。田中さんが洗面器に手を入れて、「こっちは梶が2本だ、そっちは1本だ」。だが再び3対1で田中さんの魚は準優勝。

 全く皺はなく、丸手で後ろも大きく、目幅狭く、目先が有ってと申し分無かった。3位の魚もビニール袋から洗面器に入れる時、誤って地面に魚を落としてしまい、背びれが2か所切れてしまった。あれがなければ、と言う魚だった。