１月２１日の高知新聞に記事が載りましたが、研究所の企画、岩瀬の監修によって、「さんごの海 土佐珊瑚の文化と歴史」という書籍が出版されました。
本書は昭和５８年に庄境邦雄氏によって高知新聞に連載された「サンゴの海」という８１回の連載記事をもとに加筆・再編集したもので、地場産業として高知県民なら誰でも知っている「宝石珊瑚」の歴史や課題などについて、一般の県民にわかりやすくまとめた内容になっています。伝統産業である「土佐珊瑚」について、多くの方に知っていただきたいと思い、年表や資料を充実させて、土佐珊瑚を概観する資料としても使えるようにしました。
研究所に問い合わせていただければ購入できますが、高知新聞社の本として、１月２５日からは一般の書店にも並びます。沢山の方に手にとっていただきますよう、お願いいたします。
【目次】
第１部 渡来宝珠
第２部 先人たちの軌跡
第３部 足摺岬、五島、小笠原、ミッドウェーの群像
第４部 加工と入札
第５部 新分野と課題
サンゴ関係年表
資料
参考文献