満足度 ★★★★
エミリー・ローズの死。彼女の死は「悪魔にとり憑かれている」と考えた
神父が医療を受けさせなかったせいであるーとして
神父は殺人犯として告訴されることになる。
「神父は有罪か・無罪か」「彼女は悪魔憑きだったのか?
それとも、精神病だったのか?」
この法廷劇を描きながら彼女の奇妙で不可解な行動と苦しみを
絶妙な怖さでみせつける。
やがてそれは 【悪魔は存在するのか】の証明へと弁護人を追い詰めていく。
弁護士役のローラーリニーがすっごくうまい!!
できる女をみごとに演じきっていってカッコイー!
エミリー役のジェニファー・カーペンターの演技も ホントにすっごい。
顔もこわいよ~。
結局悪魔つきか・精神(脳)の病気なのか・・
映画の中もはっきりしない。
オカルトや法廷劇としても中途半端と感じる人もいると思う。
しかしながら なんで彼女はこんなことになってしまったのか・・
だんだん怖さよりも彼女がかわいそうでたまらくなってくる。
悪魔か病気か・・.なんにしてもコレは実話。
私たちにも起こりえることなのだとしたら
本当に恐ろしいことです。
この映画は悪魔の存在そのものよりも、
神父の無罪・有罪が焦点になっていたようなので、
オカルト映画を期待した人には物足らなかったみたいですね。
怖がりの私ははっきりしないことでホッとしましたが、
オカルト映画好きの父はガッカリしていました(笑)
私も意見するつもりはないけれど・・
私は「何かに憑かれる」って事はあると思ってますよ。
彼女の中の6人の悪魔と名乗る輩は
何かを憎んで恨みを募らせた人間であるのかもしれません。怖いですすよね。
悪魔に取り付かれたのか、病気だったのか・・どちらにせよ、彼女が亡くなってしまったという事がかわいそうでしたね。
興味深い題材を映画化しましたよね^^)