
★★★☆親となったら子供を
「八日目の蝉」にしちゃいけないってことですね-(涙)
この作品を見てから1週間がたちました。
この日の深夜(明け方)病院にて愛犬ロッキー(15歳)が永眠。
入院2日目。面会後数時間のことでした・・・。
私には一生忘れられない作品になりました。
さぁ元気をだして・・レビューいきます
--優しかったお母さんは私を誘拐したひとでした---
母だと思っていた人は母ではなくて
本当の母だという人は なぜか怒ってばかり
娘は暗い瞳のまま大学生になっていました。
愛人に 夫の心を奪われ子を奪われ、
その子の心までも奪われた妻を 本当に 哀れに思う
しかし・・ソノ哀しみを子にぶつけているこの母には・・
もはや同情の余地もなく・・心痛める人もないだろう・・
それに引きかえ、全身全霊をかけて子を愛する
まるで聖母のような 強く 優しく慈愛あふれた愛人(永作)の姿には
誰もが 魅了される事だろう・・
しかし・・彼女の行動に賛同する者はいないだろう・・
すべて悪いのは 男だ!と私は言ってあげたいけれど--
自分の寂しさから子を奪い傍においた女(愛人永作博美)
自分の辛さでいっぱいで子を思いやれなかった女(妻森口瑤子)
2人は共に大きな過ちを犯してしまったのだと思う。
被害者は娘だ・・。
親の事情で誰にも愛され手いないと感じながら育った彼女は
好きと言われたのが嬉しかった・・・
そんな理由で不義の子を宿したというのだ
2人の子への愛情は本物だったろうけれど
そのわが子にその愛情が伝わっていないこの現実は
2人の過ちの確かな証だろう・・・。
誘拐された子供・・その事件を追う旅の中で
彼女は「愛されていた幸せな記憶」をみつけますが・・・
ソレは彼女に、子を愛することで幸せになれると・・・
自分の愛が有れば子も幸せになれるという・・・
儚い未来を見せることになるとは思いませんでした。
彼女は気づいていないんでしょうか・・・?
ソノ子もまた自分と同じ
八日目の蝉だということを・・・。
八日目の蝉でも 幸せになれる・・・
確かにそうだ・・・自分次第でなれるはずだ。
しかし--
親となったら子を八日目の蝉にしてはいけないと心すべきだろう。
親の役目は子供に普通の生活と普通の幸せをあげる事だ---。
それに気づかない限り、
痛いしっぺ返しが待っているに違いないのだ。
実母にはせめて彼女にソレを教えてあげてほしかったと思うけど。
娘の不義の子(孫)を愛する事が
彼女の贖罪の道--ということになるのでしょうかねーうーん。
母とは案外孤独で大変な道。
今はただ うまれくるこの子の幸せをねがうばかりだ。
*劇団ひとりはちと生々しかったなー(笑)












この映画には色々と考えさせられちゃいましたよね
女性ならではの独特な物語というか
本妻、愛人、娘が持つ各々の女の性を描いた作品というか…
3人の誰もが幸せな時と不幸な時を経験していて
心の痛みを上手く処理できず衝動に駆られてしまった為に
自らが招いてしまった各々の結末のように
私は感じてしまいました
でもなー
やっぱり諸悪の根源は男かな
とはいえ子供にとっては関係のないことで、
やはり衝動に走った・・
母親の過ちは大きそうですね。
子どもの救いが愛された記憶だったこともあるし心情はどうしても愛人にいっちゃいますが、なんとも論じにくいです。
総ては「子の幸せはなにか?」を考えて行動しなきゃダメってことなんでしょうけどー。
できない時もあるのが人間ですもんね。
でもそれは子供には直接関係ない話。
血の繋がりよりも心の繋がり。子供が求めているのはただそれだけですからね。
うんうん・・。親の事情なんてホント子供には関係ないこと・・。
罪なき子を巻き込んだ親たちの責任は大きかったと思います。
愛されていた記憶を見つけた彼女の幸せが
1人で子を愛し育てることだった理由は、
まさに「心の繋がり」を求めてのことだったように思えましたよ。