にゃんこと歩く。-読書日記-

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容疑者Xの献身(東野圭吾、文藝春秋)

2006-02-26 21:28:08 | その他 作家な・は行
久々に、泣いてしまいました。
読んでよかったな~。

天才数学者でありながらさえない高校教師に甘んじる石神は、
愛した女を守るため完全犯罪を目論む…。
数学だけが生きがいだった男の純愛ミステリー。
                               (bk1より)

ほんと、久々ですよ。読んでよかったわ~と思ったのは。
なんとも言えない悲しさが余韻として残る、印象的な作品でした。

先日、私、ドラマの「ドラゴン桜」を見ていたんですが。
その中で、東大受験を放棄しようとする生徒に向かって、桜木が言ってたんですよ。
「やろうとしてできないことはない。それを妨げる一番の敵は人間の感情だ」
・・・というようなことを。
読んでいて、それを思い出したな~。
天才数学者の考え出した筋書きは完璧なものだった。
しかし、その間に挟まった、
靖子の感情。
美里の感情。
そして石神自身の感情。
なるべくしてなった結末かと思うんだけど、
なんともどうしようもなく、泣かずにはいられなかったよ。

「人は時に、健気に生きているだけで、誰かを救っていることがある」
自分も、そんなふうであることができたらいいな。

図書館にあれば、他の湯川シリーズ作品、ぜひとも読みたいものです。

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評価:7
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3 コメント

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はじめまして (こばけん)
2006-02-27 01:11:13
TBさせていただきました。

この本を読んでいると、それぞれいろんなことを思い出すようですね。

私はまったく違う箇所で、図らずも「姉歯」を思い出してしまいました。

それはともかく、“読ませる”本格ミステリーですよね。どっしりとした読後感が良かったです。
TBありがとう! (BEE)
2006-02-27 13:26:44
TBをありがとうございました。

こちらからもTBさせていただきますね。

賛否両論あるようですが、

私は好きだったなぁ、この話。

もしかすると、ドラマとか映画とかに

なっちゃうのかしら。

そうしたら湯川は誰がぴったりかなぁ。
ただいま帰宅です (くろ)
2006-02-28 19:27:15
★こばけんさま

はじめまして!いらっしゃいませ♪

「どっしりとした読後感」、本当にそうですね。

ミステリでこういう風に読ませられる本、

非常に好きな私です。

「姉歯」と「ドラゴン桜」・・・いろいろですね(^-^;



ああ、なんだかミステリをどかんと読みたくなってきてしまいました。

何かオススメがもしあったら、

ぜひ、ご教授くださいませm(__)m



★BEEさま

私も好きですよ、この話。

「賛」の側です。ええ。

ドラマ!映画!!

誰がいいかしら・・・。

若すぎず、格好よいけども格好よすぎず・・・。

おしゃれで・・・。

だ、誰でしょう(^-^;

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