にゃんこと歩く。-読書日記-

読了本の感想中心。
評価は10点満点です。

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4月読了本

2009-04-30 23:51:07 | 月別読了本一覧
あれ・・・?4月終わる?


4月読了本、10冊。記録していなくて、抜けがあるかも・・・。

「グッドラックららばい」平安寿子
「光の帝国」恩田陸
「蒲公英草紙」恩田陸
「エンド・ゲーム」恩田陸
「不連続の世界」恩田陸
「ひとり日和」青山七恵
「李歐」高村薫
「アイの物語」山本弘
「猫と針」恩田陸
「東京日記2 ほかに踊りを知らない。」川上弘美


うわー4月終わった!
ほんと、駆け足で、記憶が曖昧。。。
一体何時間働いていたのか、という感じで、
社会人になって、もしかすると一番働いていた一月かもしれない。
・・・これが更新されていかなきゃいいんだけど。

と、本題。
今月は、前半にだーっと読んで、
後半は、全く読めていませんでした・・・。
恩田さんばっかりだなあ、こうやって見ると。

小難しくなくて、文章がすっと頭に入るし、
次はどうなるの!次は!という感じで、どきどき読めるから、
忙しいときはついつい読みたくなっちゃうんだよなー。

うーん、しかし再読ばっか・・・。
今月一番は、「アイの物語」かな。
・・・記事にしていないので、連休中にでも。
以前、なんかの書評を読んで気になっていたんだけど、
文庫になっているじゃないですか!買っちゃったー。
想像していたのとは違った話ではあったんだけど、
でも、早く続きが読みたくて読みたくて。ああ、千夜一夜・・・。

そして川上さんの東京日記、今回やたら笑った~。
夜中にひとり、むふふ、むふふ、とあやしく・・・
これも、どのへんが笑いのポイントだったか、後日。

久しぶりに図書館に行って棚をながめたら、
目に付いたのは分厚い町田康・・・。
う、読みたい。でも読む元気なさそう。
と思って、伸ばした手を引っ込めたのでした。
この調子だと、1冊読むのに半月くらいかかりそうだし!

・・・でも、今一番読み返したいのは「告白」です。

ぱーっと明るくなるような話の方がいいような気もするんだけど!

5月は、未読の作品にもうちょっと踏み込んでいこう~。
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今日いちばん嬉しかったこと

2009-04-19 21:46:47 | 日々の出来事
仕事の合間に寄った本屋で。


新刊文庫の前で、小学校高学年くらいの男の子と、母親の2人の会話。

(佐伯泰英の居眠り磐音シリーズ最新刊を見て)

子「あれ?お母さん、これってもしかして新刊?」
母「どれ?・・・新刊かなあ・・・」
子「きっと新刊だよー、だって○○が△△だもん」
(このシリーズを読んでいない私には意味不明)
母「ああ!じゃあきっと新刊だねー。よく見つけた!えらい!」
子「だってここにあったからさ」
母「気づかなかったよー。買っていこう!」
子「ふふー。おじいちゃん喜ぶかなあ」
母「きっと喜ぶよー」
子「カレー大盛りにしてくれるかなあ?」
母「してくれるよ!」

・・・カレー大盛り?

おじいちゃんはカレー屋さん??



ばったばたして、花見弁当まで用意したのに、
車からチラ見するだけになってしまった桜、
予定通りにならない一日だったけど、
この会話でかなり気持ちがほっこりしたのでした。
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不連続の世界(恩田陸、幻冬舎)

2009-04-14 23:54:00 | 恩田陸
不連続の世界
恩田 陸
幻冬舎

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誰かと誰かが会話している話が好きだ。
・・・と書くと身も蓋もないけど、

たとえば、その人物の背景や人となりは詳しくは説明されていないのに、
延々と続く、なんてことのないような会話を読み進めていくうちに、
なんとなく人物像が見えてくるような話。

恩田さんの作品が好きなのは、人物の語る姿が好きだから、というのが
大きな理由になっていると思う。

何かを食べながら飲みながら、歩きながら、煙草を吸いながら、
とにかくしゃべる。

じっくり考えられたことでも、ふっと頭に浮かんだことでも
様々なことが次々言葉にされていって、
なんというか、電車とか新幹線とかに乗っているとき、
近くにいる人たちの会話をそ知らぬ顔で聞いているような、
そんな気になる。

で、いろんな気の利いたことを言う奴がこれまたたくさんいて、
「む、やるな、コイツ」と心の中で思うんだよな~。


前置き長くなりました。
この作品は、レコード会社のプロデューサーをする多聞の周辺で起こる、
不思議な(そしてちょっと怖い)出来事の短編集。
出来事、というか、それを中心とする彼らの会話の話、
といったほうがいいのかも。

とにかくよくしゃべるんだなー。
ただしゃべっている、という感じなのに、
その中で、奇妙な出来事の謎が一応の解決をみせるのには
まったくやられた!という感じ。

でも、その解決事体は、決して後味の良いものではないんだけど。

「赤い犬」とか、ほんと怖い。「山の音」も!
ああ、ジャパニーズホラー・・・


ぞくぞくしながら読みすすめた最後の一話、
「夜明けのガスパール」には、まさか、とじんわり泣かされました。
最後の最後でこうひっくり返すのか・・・!

国内旅行、こんど行きたい場所は鳥取砂丘に決定だ!

遠くから見て小さいと思っていたものが、
その内側に入ってみるとびっくりするほど大きかったりとか、
そんなつもりはなかったのにいつの間にか長い時間が過ぎ去っていたりとか、
空間も、時間も、伸び縮みしている。

「そこ」の前後の自分には連続性はあるんだけれど、
奇妙な感覚が残る。
また、自分という人間についても、
見る人の目が違ったり、時間が違ったりすることで
別人のように感じられたりする。

身の回りのことはほとんどがそんなことばかりだけれど、
その不連続な世界自体が連続した世界なんだなーと
そんなことを思いました。
(・・・て、後で自分で読み返して訳わからなそうな感想だな)

「サザエさん症候群」は、私も本当にそうです。
あの曲を聞くと(というか頭に思い浮かべるだけで)、
じわーっと悲しいような、もやもやした気持ちに・・・

うん、面白い作品でした。
怖いので、すぐには読み返そうとは思えないかもだけど。
鳥取砂丘の、「砂丘ピクニック」はすぐにでも読み返したいけどさ。
ってか鳥取行きたい!遠いけど!

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評価:8
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光の帝国-常野物語(恩田陸、集英社文庫)

2009-04-13 21:54:24 | 恩田陸
光の帝国―常野物語 (集英社文庫)
恩田 陸
集英社

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もう、何度も繰り返して読んだ本。
読む度悲しくなってしまって、ちょっと参る。

・・・だけど、また読みたくなっちゃうのよね!

「常野」と呼ばれる不思議な力を持つ一族の姿を描いた連作短編集。
膨大な書物を暗記したり、遠くで起こっていることや、
未来に起こることを感じ取ることができたりする、
そんな力を持つ人、またそんな彼らに関わった人たちの話。

一番頭に残るのは、タイトルにもなっている「光の帝国」。

戦時中、常野一族の子どもたちを集めた分教場で起こる悲劇。
これがもう、あまりに悲しくて。
しかも読んでいる間、イメージが映像で頭に浮かんで仕方ない。
そして読み終わっても、そのイメージが頭から離れなくて。

本当に読んでいて辛いんだけど、
でも、最後の短編までたどり着いて、やっと救われる。
いつも、この短編のツル先生には泣かされてしまうんだよなあ・・・。


変わった力を持っていることを隠し、
穏やかに、権力への志向も持たず、
普通の人々の中に埋もれるように過ごす常野一族。

そんな彼らの存在自体の特殊性から感じられる物悲しさが
ものすごく印象的。
ひっそりと現れ、普通の人々と同じようでありながらも
完全には同化しきらず、そしてまたどこかへと消えていく彼ら。

その凛とした強さと、
様々な時代に様々な能力を持って現れる彼らのことが気になって仕方ない。
もっともっと知りたい。
そう思わせられてしまうんだよなあ。

・・・ということで、もちろん、シリーズほか2作は読んでます。

今回は、3作一気に読んでしまった!
感想は後日。
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鋼の錬金術師 22巻(荒川弘、ガンガンコミックス)

2009-04-12 21:01:26 | コミック覚書
鋼の錬金術師 22 (ガンガンコミックス)
荒川 弘
スクウェア・エニックス

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うわー出てた!
昨日、仕事に向かう途中でたまたま見つけて、買っちゃった。
朝7時のローソンで。。。

そんだけ我慢できないのよね!これは!

いったいどうなるんだと、途中まで思っていたけども
一気に終わりへと向かっている感じ。
・・・ってもどうやって終わるのかさっぱりわからないんだけど!

今回は、いろいろあるけどなんといっても、


ハボック雑貨店でしょう!!!!!


うわーーー!とぞくぞくきた。
もう、やってくれるなあ・・・
あの数コマ、ほんといい!

あ、大佐も、久々に指パッチンで役に立っていて。
これは嬉しい。

でも、アームストロング少将の格好よさには(それでも完全に)負けているけどね!

もう、各地にちらばっていたはずの面々が
続々と集まってきていて、
そして、それぞれの戦いが今まさにはじまるところで。
ああ、最後の戦いなんだな、と思う。

これは、ほんと続きがはやく読みたくて待ちきれない・・・

でも、終わっちゃうのも悲しいけど!でも読みたい!


最後、どうなっていくのか、
ここまできてもまだわからなくて。

彼らの目指すもの、
それが彼らの個人的な幸せにつながるのかさえ怪しくて。

もう、こんなすごい漫画、なかなかないよ・・・

リアルタイムで読めてよかった。
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エンデュミオンと叡智の書(マシュー・スケルトン、新潮文庫)

2009-04-12 16:59:06 | その他 作家ま・や・ら・わ行
エンデュミオンと叡智の書 (新潮文庫)
マシュー スケルトン
新潮社

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うーん、
「本好きのあなたにぜひ!子どもにだけ読ませておくのはもったいない!」
・・・みたいなPOPについついつられて買ってみたんですが。


内容は次のとおり。(「BOOK」データベースより)

何も書かれていない空白の本?
オックスフォードの図書館で少年ブレークは不思議な古書を発見する。
やがて浮かび上がる謎かけの詩、迫り来る追跡者…。
一方、15世紀のドイツでは、
印刷機の発明家グーテンベルクの元で修業する少年エンデュミオンが旅に出た。
全世界を支配できるその本を守るため―。
時空を超えた少年たちの冒険ファンタジー。


うーん、なんかなかなか乗り切れなくて、
ばーっと読み飛ばした部分もあったような・・・

少年ブレークの話と、エンデュミオンの話とが交互にあるんだけど、
これがなんと結構小難しい感じの話で、
読むのに疲れてしまった・・・。子どもが読んで楽しいのかしら・・・。

いきいきとした冒険譚(跳んで走って、みたいな)と想像していたのに、
案外そうではなかったので、残念。

「果てしない物語」みたいなのを期待してたのよね・・・
「ミス・ビアンカ」シリーズとか!好きなんだよなあ~~。。

また、そういう出会いに期待して、次を読もう・・・。

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評価:5
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春の気配

2009-04-12 12:15:29 | 日々の出来事
と、いうか、春です。

しかし、部屋にこもりっきり。
なんだかもったいないなあ・・・。


とりあえず、読んだものの、まだ記事にしてない作品メモ。

・「エンデュミオンと叡智の書」マシュー・スケルトン
・「グッドラックららばい」平安寿子
・常野シリーズ3作 恩田陸

・鋼の錬金術師 22巻


のちほどアップしたい!
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3月読了本

2009-04-05 10:13:55 | 月別読了本一覧
3月読了本。11作品12冊。

「警察(サツ)回り」本田靖春
「BONES-動物の骨格と機能美」湯沢英治、東野晃典
「秋季限定栗きんとん事件」上 米澤穂信
「秋季限定栗きんとん事件」下 米澤穂信
「なんとなくな日々」川上弘美
「100年の難問はなぜ解けたのか」春日真人
「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる」石井好子
「カウントダウンノベルズ」豊島ミホ
「晩夏に捧ぐ」大崎梢
「本当はちがうんだ日記」穂村弘
「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」桜庭一樹
「エンデュミオンと叡智の書」マシュー・スケルトン

★コミック
「聖☆おにいさん」3


3月はたのしかったなあ!

面白かったなーと思うと、ついつい記事が長くなる。
その中で、どれかを選ぶとなると、うーん、、、

「100年の難問はなぜ解けたのか」で!

これ、久々に、目からウロコ、というか、
世界を見る目が変わったのよね。

正確に言えば、
世界を違う目で見ているだろう人々がいるのだろうなあと思い
なんだか新鮮な気持ちになったという。

数学もおもしろいなーと思ったし。

なかなかに興奮させられた1冊だったのでした。


4月は、そうだなー、
久々に図書館活用したい。開館時間内にいけるかどうか、それが問題かもだけど。

新刊は予約をしたけど、しばらく待たないとならず、読めなさそう・・・

「ミノタウロス」佐藤亜紀、恩田さん常野シリーズは再読したい。
あとはなんだろうなー・・・

とりあえずは、久々にひいた風邪(何年ぶり?)を治そう。
なかなか良くなりません。
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聖☆おにいさん 3(中村光、講談社)

2009-03-29 21:47:34 | コミック覚書
聖☆おにいさん 3 (3) (モーニングKC)
中村 光
講談社

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うおー!
BEEさんとこで3巻出ているのを知り、次の日、閉店間際の本屋に駆け込みましたよ・・・。

もうすっかりお馴染みなブッダ&イエスの下界生活。

今回は天界の楽しい?仲間たちがたくさん出てきてオカシイ。
イエス、愛されてるのね・・・!

修善寺旅行の帰りの電車での二人のバカっぷりは身に覚えがあります。。
この土日、そんなことばっかりしてきた~。サイコーでした!!!
デジカメのセルフタイマーと、ムービーを最大限に活用した・・・!
ああ、達成感。やってやったぜーとことん!

いや~、でもBEEさんも言ってましたけども、
笑いのレベルが高度になっている!!!
世界史履修の私ですが、知らないことがいっぱいで
(不真面目な学生だったからか・・・?)
これまでのように「そうくるかよ!」という世界史的笑いが
あんまりできず・・・。読みながら勉強するみたいな感じになってきた。

でもやっぱり彼らの生活からは目が離せないのです。次巻もたのしみ。
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砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない(桜庭一樹、角川文庫)

2009-03-22 23:11:42 | その他 作家さ・た行
砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet (角川文庫)
桜庭 一樹
角川グループパブリッシング

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おお、角川文庫でも出たのか!これで買いやすくなった・・・(表紙的に)。
と思い、早速購入。

中学生の山田なぎさの前に突如現れた転校生・海野藻屑。
自分のことを「人魚」と言い張る彼女の迎える結末とは・・・

初めて読んだ桜庭作品は「少女には向かない職業」

読んでいて、あの作品の空気を思い出した。

少女の抱える閉塞感、苛立ちや焦り、痛み、
それらが全編を支配していて、読むほどに不安が増していく。
そこで辿り着く結末は、最初からわかってはいるものではあるけれど、
だけど、これ以上のものはないと、そう思わせてくれる。

内容は衝撃的ではあるんだけど、
不思議と、また読みたくなるんだろうなと、そう思いました。

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評価:7
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