地図のいろいろ

半世紀も地図作りに携わっていましたので、この辺で振り返って地図を見直してみようかな〜・・・。

津波予報区分図

2009-08-30 07:47:00 | Weblog
気象庁は津波警報・注意報を発表するのに、日本の沿岸を上の図のように約60地区に細かく区切っています。

それは、海岸線の形状により津波の影響が大きく違ってくるからです。
一般に、津波の高さは水深と水路幅に反比例するので、湾や川を遡るに従い高くなります。1mの津波でも、6mぐらいになることがあるそうです。
これが、津波の被害を大きくするのです。

よくテレビで「この地震による津波の高さは50cmです」などと発表されますと、「なーんだ、50cm程度か、大したことはない。」と、思われがちですが、防波堤のないところでは、川を遡ると、その長さとエネルギー(海を盛り上げたエネルギーですからね)は、大変なもので、しかも、満ちるときと引く時と両方のパンチを食らうわけですから、大惨事になる恐れがあります。
さらに、数回繰り返されるのです。2度目、3度目が一番規模が大きいそうです。
私は、このメカニズムを、もっと解りやすく説明する必要があると感じていますが・・・、


気象庁は地震が起きると直ちに(3分以内に)津波の到達時刻と高さ発表されますが、その怖さが認識されているのでしょうか。
過去の例を交えて、解説していただくことを望みます。


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