玄倉川の岸辺

悪行に報いがあるとは限りませんが、愚行の報いから逃れるのは難しいようです

心酔の対象

2006年01月07日 | 「世に倦む日日」鑑賞記
いつのまにかSTOP THE KOIZUMI左上のGIFアニメからジョン・レノンの顔が消えていた。
まさか私が書いたことに応えてくれたわけではないだろうが、うれしい。よかったよかった。
正直に言ってまだそれでも悪趣味だが、以前のものと比べると不快感は三分の一になった。

三島由紀夫とチェ・ゲバラの写真の下にそれぞれ"JOIN TOGETHER WITH RIGHT (LEFT)"と言う文字を加えているけれど、これはたぶん「右翼も左翼も『反小泉』で結集しよう」という呼びかけを意味しているのだろう。
ジョン・レノンの場合は「STOP THE KOIZUMIのシンボル」という扱いだったのに対し三島とゲバラは「外部のシンパ」「呼びかける対象」のシンボルとして使われているようだ。

言うまでもないが三島もゲバラも何十年も前にこの世から去っている。
彼らが小泉総理を知っていたはずはないのだから「反小泉ブロガー同盟」が画像を使うのはやはり妙なものである。
とはいえ、ジョン・レノンの場合ほど嫌な感じはしない。
その理由を並べると、
1・私が物心ついたとき既に彼らは亡くなっており、リアリティーを感じない
2・もし彼らが今も生きていたとしたら、本当に「反ブッシュ・反小泉」を主張しそう
3・彼らの写真が「運動のシンボル」ではなく「呼びかける相手のシンボル」として使われている
ということになる。

それにしてもなぜ三島でありゲバラなのだろう。
彼らに心酔する人の気持も、心酔者に「仲間になろう」と呼びかける人の考えもよくわからない。
政治的に強いお酒を飲むのはたぶん気持いいのだろうが、「憂国の想い」や「革命の情熱」に酔った人が政治を語っても居酒屋政談になるだけのような気がする。
私は「憂国の士」や「革命の闘士」ではなく「永遠のアイドル」南野陽子に心酔しつつこれからも生きていこうと思う。
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三島由紀夫
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コメント

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Unknown (Unknown)
2006-01-07 15:43:16
あの人はすべての偉人を利用する対象としか考えていないようなので、三島やゲバラを知らなくても微妙にいやな感じです。

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