ついにクリップ数が600を超え、「はてなブックマーク」で人気エントリーの座を守り続けている「鏡の法則」。
鏡の法則(ハンカチを用意して読め!)
「読んだ人の90%が泣く」という惹句につられたのかどうか、最初のうちは「泣いた」「感動した」といった感想が多かったものの次第に「クソみたいな駄文」とか「カルト臭い」といった批判が増えている。
そのなかで特に面白く感じたブログを紹介する。
NC-15:「鏡の法則」に突っ込んでみる〜1
「鏡の法則」に突っ込んでみる〜2
muffdiving氏が「鏡の法則」全文にツッコミを入れてくださっている。
私が胡散臭いとか気色悪いとか感じたところを残らず叩いてくれるので胸がすっとする。
痒いところに手が届く、いや、イタいところに手が届くというべきか。
今さらながら告白すると、あまりにも気色悪くて馬鹿馬鹿しいので「鏡の法則」の原文を完読するのは私には無理だった。20行ほど読んで後はざっと眺めただけ。
だが、muffdiving氏がツッコミを入れて毒を薄めてくれたのでやっと全ての文章を読むことができた。おかげで「うっ、うっ、うっ、(ふたたび嗚咽)」というステキな表現で大いに笑うことができた。
筒井康隆のスラップスティック小説の登場人物みたいだ。このあいだ終わったドラマ「富豪刑事デラックス」で喜久右衛門老人がああいう泣きかたをしてたっけ。「美和子、お前は天使のような子じゃ〜、うっ、うっ、うっ、(ふたたび嗚咽)」とか。
それにしても、「鏡の法則」なる文章は私には「頭の悪い詐欺師が書いた」ものにしか見えない。頭のいい詐欺師でも普通の詐欺師でもなく「頭の悪い」詐欺師。ちょっと気の利いた詐欺師ならこんなにツッコミどころがいっぱいで不愉快な文章は書かないだろう。
「頭が悪いけれど善良な人」が書いたのかな?とも思ったが、それにしては「B氏」の口調が怪しすぎる。誰かを騙してやろうと企んでいなければああいう話し方はしないものである。もしかしたら「カウンセラー」という職業の人たちはああいう口調で話すのかもしれないが、私は良く知らない。知りたいとも思わない。
(追 記)
「『頭の悪い詐欺師が書いた』ものにしか見えない」と書いたけれど、考えが甘かったかもしれない。
よしだ日記 「鏡の法則」感想文 〜ヘタであることを求められる文章
たとえば三流週刊誌に載っている「幸運を呼ぶ」アクセサリー(ネックレスとかブレスレットとか)の広告はものすごく安っぽく胡散臭くて「こんなのを信じて買うやつがいるのか?」と疑ってしまうけれど、「怪しげな広告を信じて買う客なら効果がなくても気付かないだろう」という計算のもとにわざと胡散臭くしているのだと考えることができる(本当はどうなのか知らないけれど)。
「怪しげな商品を売るためには怪しげな宣伝をするのが正しい」という発想は私にはなかった。
「よしだ日記」さん、ありがとうございました。
鏡の法則(ハンカチを用意して読め!)
「読んだ人の90%が泣く」という惹句につられたのかどうか、最初のうちは「泣いた」「感動した」といった感想が多かったものの次第に「クソみたいな駄文」とか「カルト臭い」といった批判が増えている。
そのなかで特に面白く感じたブログを紹介する。
NC-15:「鏡の法則」に突っ込んでみる〜1
「鏡の法則」に突っ込んでみる〜2
muffdiving氏が「鏡の法則」全文にツッコミを入れてくださっている。
私が胡散臭いとか気色悪いとか感じたところを残らず叩いてくれるので胸がすっとする。
痒いところに手が届く、いや、イタいところに手が届くというべきか。
今さらながら告白すると、あまりにも気色悪くて馬鹿馬鹿しいので「鏡の法則」の原文を完読するのは私には無理だった。20行ほど読んで後はざっと眺めただけ。
だが、muffdiving氏がツッコミを入れて毒を薄めてくれたのでやっと全ての文章を読むことができた。おかげで「うっ、うっ、うっ、(ふたたび嗚咽)」というステキな表現で大いに笑うことができた。
筒井康隆のスラップスティック小説の登場人物みたいだ。このあいだ終わったドラマ「富豪刑事デラックス」で喜久右衛門老人がああいう泣きかたをしてたっけ。「美和子、お前は天使のような子じゃ〜、うっ、うっ、うっ、(ふたたび嗚咽)」とか。
それにしても、「鏡の法則」なる文章は私には「頭の悪い詐欺師が書いた」ものにしか見えない。頭のいい詐欺師でも普通の詐欺師でもなく「頭の悪い」詐欺師。ちょっと気の利いた詐欺師ならこんなにツッコミどころがいっぱいで不愉快な文章は書かないだろう。
「頭が悪いけれど善良な人」が書いたのかな?とも思ったが、それにしては「B氏」の口調が怪しすぎる。誰かを騙してやろうと企んでいなければああいう話し方はしないものである。もしかしたら「カウンセラー」という職業の人たちはああいう口調で話すのかもしれないが、私は良く知らない。知りたいとも思わない。
(追 記)
「『頭の悪い詐欺師が書いた』ものにしか見えない」と書いたけれど、考えが甘かったかもしれない。
よしだ日記 「鏡の法則」感想文 〜ヘタであることを求められる文章
もしかすると「ヘタであること」に意味があるんじゃないか?「疑い深いタイプ」を排除して「信じやすいタイプ」「感激しやすいタイプ」を選別するためわざと下手糞な文章にしてある、という「よしだ日記」さんの推測には説得力がある。
つまり「鏡の法則」という文章は、不特定多数の人を感動させるための物語ではないのです。だとすればいったい何なのか。私はこの物語は同じような境遇にある人をピックアップするための一種のフィルタ__リトマス試験紙なのではないかと考えます。
たとえば三流週刊誌に載っている「幸運を呼ぶ」アクセサリー(ネックレスとかブレスレットとか)の広告はものすごく安っぽく胡散臭くて「こんなのを信じて買うやつがいるのか?」と疑ってしまうけれど、「怪しげな広告を信じて買う客なら効果がなくても気付かないだろう」という計算のもとにわざと胡散臭くしているのだと考えることができる(本当はどうなのか知らないけれど)。
「怪しげな商品を売るためには怪しげな宣伝をするのが正しい」という発想は私にはなかった。
「よしだ日記」さん、ありがとうございました。











文末でカウンセラーをちょっと批判しておられますが、B氏はまっとうな方のものとは似て非なるものではないかと思います。(私は特にユング派心理療法家の河合隼雄好きです)
それはともかく、件の文末に出てくるジャンポルスキー博士は(おそらく)トランスパーソナル心理学関連の人で、「他人にたいする感情は、もろに自分自身に戻ってくるので、よい感情をもつべきである」という、ある意味ごく当たりまえなことを述べていますが(これが鏡の理論の原型かな)、発想の原点にチャネリング(!)があったりして、文脈はニューエイジ。その博士の本を読め、というのが最終メッセージでしょうね。
オウム禍を経験した世代にとっては懐かしく感じる「まったりとした違和感」を思い起こさせる文章ですから、冷静に読めばいくらでも突っ込みどころがあるんでしょうが、一気に読んで釣り込まれればそれで終わり、と。
ああいう手合いはあの当時から1ミリも変わらずしょうもない手口を使う。(苦笑)
http://www.interq.or.jp/leo/ues/home/b-transpersonal.htm
批判できるほどカウンセラーという職業について知りはしないのですが、あるところで「カウンセラーの研究会」と称する(本当かどうかは不明)団体と遭遇して彼らの非常識な態度に不快になったことはあります。あの人たちは患者の精神に手を突っ込む前に自分たち自身を何とかしたほうがいい、と感じました。
>いずみんさん
「鏡の法則」よりは「エロの法則」(男は全員スケベである)のほうがずっと確実ですね。
まあ「情けは人のためならず」というようなもので、「鏡の法則」で示されているような考え方自体はある種の普遍性があるのかもしれません。それをどう使うかが問題なんだろうなという気がします。自分のエントリにも書きましたが、今回は100万円の壺を売りつけてくるわけでもなし、まあ罪がない方なのかな、とも思いますが、であればこそ実害のないうちにしっかり心構えを植え付けておくべきというのも一つのありようなのかもしれません。
いきなりでまとまりのないコメントですいません。それでは失礼します。
野口氏はジャンポルスキー氏からヒントを得たようですが、実際の手法そのものは余りに内観に酷似していますので、何らかの影響関係があることは間違いないでしょう。
(なぜ断言できるかと言うと、私自身が内観を受けたことがあるからなんですね・苦笑)
いまだにこんな見え透いた自己啓発手法が罷り通るとは、内観シンパの医者・ジャーナリスト・学者といった連中はつくづく罪深いと思います。東横インの事件で内観の信用もやっと地に落ちてくれたと思っていたんですが-内観したって人間性なんか高まらない何よりの実例・笑-、思いもかけぬこんな場所に根を張っているとは・・・。
本筋のイジメについては、普段の親子関係の中で身に着いてしまった所作や言葉遣いが子供に悪影響を与えて、それで周囲の気に障るようになるということがよくあります。
このB氏が「親御さんはもっと家庭内での子供さんとの接し方に気をつけてあげてください」ぐらいに留まっていれば構わないと思うのですが、そこから話がどんどんワープしていくのが恐ろしいですね。
カウンセラー(セラピスト、治療者とも)は心理療法(Psychotherapy)を行う人のことで、心理療法には精神分析、行動療法、箱庭療法から、ここで話題に出ているゲシュタルトセラピー、内観療法、さらに森田療法(最後の二つは日本で発達)などがあるようです。wikipediaで見る限りその数24ほど。
どの業界もそうでしょうが、まともな人もいれば屑もいる。(医療の分野で言えばプロフェッショナルから瘋癲まで幅広いと認識されているようなもの)
さらにその裾野に民間療法的なインチキまがいの民間団体もあるようです。インチキ団体に遭遇されたのは不運でしたが、そういう印象が「カウンセラー」という言葉に胡散臭さを与えてしまっているんでしょうね。
「鬱病」が社会に認知されるまでかなりの時間がかかったように、「心の病気」に取り組む人たちの努力が認知されるまで、まだ時間がかかるのかもしれません。残念なことです。
こちらこそありがとうございました。
「鏡の法則」には全く感心しませんでしたが、よしださんやmuffdivingさん(NC−15)や多くのブロガーの考察やツッコミはたいへん興味深く啓発されました。
「鏡の法則」を広めている中心人物(組織)はたぶん壷売りはしないでしょうが、本やセミナーを売り込む気まんまんのようです。
>生ける屍さん
東横イン事件が報道されたとき「内観」の存在を知って何か嫌な感じがしていたのですが、似たようなのがたくさんあるみたいですね。「いい人」ほどそういうのを信じてのめりこむらしく、私のようなわがまま者には鬱陶しいことです。
>がうさん
私は変な人たちがカウンセラーを称しているのを見て偏見を抱いてしまいましたが、きっとまともなカウンセラーのほうが多いのでしょうし、大いに治療効果を上げることもあるのでしょう。良心的なカウンセラーが活躍されることを望みます。
「鏡の法則」のさいご、母親が「内観」により父と夫を許したとたん、息子のいじめがなくなったのがほとんどどのブログでも「ご都合主義」として片付けていますが、これは明らかにユングの共時性(シンクロニシティー)が意識されています。
(根拠は野口氏のHP↓)
http://coaching.livedoor.biz/archives/18847943.html
その中で野口氏は河合隼雄に言及していますが、河合の箱庭療法などではこれっぽっちも共時性は出てきません。共時性やそれに基づく集合的無意識という考え方自体がオカルト的に捉えられる場面が多く(現にユングは晩年オカルトに傾倒していましたし)、科学的な実証が不可能とされているためいまのところ疑似科学の扱いです。
この辺の疑似科学を「コーチング」に用い、さらに権威付けに河合氏を持ち出すあたり、胡散臭さもきわまれり、です。
シンクロニシティーは不思議で面白いから好きですが(有名なチェリーパイの話とか)、エセ道徳や詐欺商売と結び付けられると白けてしまいますね。
お暇でしたらこちらへどうぞ。↓
http://straymind.blog66.fc2.com/blog-entry-2.html
それでは、ひとつのトピックに長々とお邪魔しました。
内容が面白かったので、無名ブログながら記事掲載させていただきますm(__)m
なお、ご不明な点がございましたらTOPページの前書きへどうぞ。
。
ありがとうございます!
(遅ればせながら…)
ホント、
「この本に感動しなくちゃ、心がない」
みたいな風潮がすごくイヤでした。
しかも、
何度読んでも、「はぁ〜?」
という気持ちでした。
感動できない私が間違ってるわけ?
みたいな気分にさせられます。
と、
同時に、
私はこの本にすごく危険性を感じました。
パワハラやモラハラに合っている人が、
現在、確かにいます。
(主人公の子供もいじめにあってますよね)
そんな人が、
僕が悪いんだ、
僕の気持ちを変えればいいんだ
と思ったら、
どんなことになってしまうでしょう?
かえってモラハラ地獄の深みにはまってしまいます。
いじめにあってる人、
パワハラ、モラハラを受けてる人は、
まずは自分を守るために、
その環境から逃れる必要があるのです。
DVを受けてる女性は、
その男性の元を離れる必要があるのです。
そして、
それは、
その女性に依存している、
その男性のためでもあるのです。
それなのに、
全部、あなたの心しだいだよ、
あなたが心の中に、許してない人がいるからだよ、
と言われて信じてしまえば、
いつまでも男性に尽くし、
殴られ続けて、
命の危険まであると感じました。
もちろん、
人を許して、
自分の気持ちを穏やかにすることは大切です。
でも、
自分の存在自体を脅かされている人がいるという状況を、
筆者はしっかり認識する必要があると思います。
「鏡の法則、万歳!」
みたいな風潮の中で、
玄倉川さんのように、
アンチテーゼを投げることは、
とても勇気のいることだと思います。
私も、
ずっと思っていたことが、
言えてうれしいです。
この場を提供していただき、
ありがとうございました。
前面否定する必要もなければ前面肯定する必要もない。要は良いとこ取りをすればよいのであって、他の方法と組み合わせたりアレンジしたり改善改良して個々の体質に合ったより良いものを各自が作り上げていけばいいのではないでしょうか。