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『ティファニーで朝食を』 『カポーティ』

2011-01-08 | 映画感想文
"Breakfast at Tiffany's"(1961/米)
原作:トルーマン・カポーティ
監督:ブレイク・エドワーズ
主演:オードリー・ヘプバーン

リンクはっといて何ですが、goo映画のあらすじはちょっと変ですね。英文を自動翻訳したの??

■タイトルの意味
見終わった後に、ネットで調べてみるとどうも原作と少し違うらしい。原作ではハッピーエンドじゃないらしい。私はこの映画のタイトルでティファニーというブランドを知ったのですが、昔っからこの映画の注意書きとして「ティファニーに食事できる場所はありません!」という文章がついてくる。映画の冒頭でホリーが店の前でコーヒーとデニッシュを食べるシーンがありますが、これも後付けらしい。つまり、このタイトルはむしろ、“有り得もしないこと”であることに意味があるのかも。
なんとな〜く、私がこのタイトルから受け取るこの映画のイメージは今までは「ティファニーで朝食を食べるような優雅なひとときが私の憧れなのっ!」ていう可愛らしい感じだったんですけど、この映画を見終わって更に立て続けに『カポーティ』まで見終わった(お腹いっぱいだよ!)今では、「夢を追うことに夢中で、実生活に身を置ききれない不思議な哀しい女のオハナシ」という感じです。映画だけ見ると前者でも間違ってなさそうなんだけど、あの結末が違うとなると、本来は後者っぽい感じで付けたんじゃないかな〜。今度、村上春樹の新訳の原作も読んでみるかなー。

■とにかくオードリーが魅力的
いわずもがなですが…それを見るだけで十分価値ある!かわいい!素敵!ブラボー!!
顔がまー何度アップで見ても見飽きないかわいさ!!そしてないすすたいる!!
結構、寝間着姿やお着替えシーンが多かったけど、いやらしい感じはしなくてむしろ美しい姿が出来上がる過程も美しいな!という感じ(??)
ただ白い布をぐるぐる巻きつけてるだけじゃね?ていうような服もオードリーが着こなせばなんて美しいラインのドレス!オレンジの部屋着姿も素敵だったー。なんで普通にシャツに袖を通してウエストのリボンをきゅっと締めるだけで、あんな華麗なファッションになるのー!?

■NYをデート
とっても可愛らしいシーンでした〜。そらーあんな可愛い御嬢さんには、ティファニーの店員さんも思わず無理を聞いちゃうわー。実際、この映画の影響で、自分で持ってきたリングに無料(10ドル以下?)で文字を刻んでとかいうお客さん増えたりしてないのかな(・・;そしたらいい迷惑だよなー(笑)この映画でブランド名が売れたからいいのか〜。

■哀しい女
実際、このラストじゃなかったらすっきりしなかっただろうなー。途中から「ん?あんな楽しくデートしてたくせにどしたん?ヤツの何が嫌になったん??」て感じで(・・??状態でした。すっごい魅力的だけど、それだけ単に変な女だったってことか(笑)でも、異常なまでに兄だけを慕っているところや、兄妹二人で生き延びた?出生などに、彼女の変な女っぷりの秘密が隠されていそう。
なんとなく根は深そうだから、この映画の続きがあるとしたらとりあえずホリーはどっか失踪してそう(^^;がんばれ小説家!



" Capote"(2006/米)
監督:ベネット・ミラー
主演:フィリップ・シーモア・ホフマン

■物書きとしての人生
原作を読まずして『ティファニー〜』の本来の意味を悶々と考えてしまったくらい、この映画でカポーティという人の思想に興味をそそられたわけです。

なんだろうな〜。
なんか、この映画には映画っぽい嘘くささが無かった。
カポーティは善人ではなく、自分が書く話のためなら飄々と嘘もつく根っからの物書き。
だけど、取材のなかで親しくなった受刑者に対して愛情を持つ。
4人もの無抵抗な人を殺した殺人者と友達になる。
殺人者に有能な弁護士をつけてあげた一方で、最終的に処刑されてほしいと願う。
矛盾だらけ、苦悩だらけ。
そんななかで『冷血』という一つの傑作を産み出していく。

エンディングのテロップで流れたとおり、この作品以降まともに創作活動していないとなれば、この作品に着手しなければもしかしたら彼はアルコール中毒になることもなかったかもしれない。
しかし彼の名声を一層高めることもなかった。
まさに、血を流しながら自分の身を削りながらタイプライターへ向かった人。
『冷血』によって彼は物書きとしての人生を全うしたんじゃないか。
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キーワード
カポーティ ティファニー ティファニーで朝食を ベネット・ミラー フィリップ ブランド名 デニッシュ ヘプバーン エドワーズ
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