黒古一夫BLOG

文学と徒然なる日常を綴ったBLOG

ご無沙汰しておりました。

2005-09-16 09:11:07 | 近況
 これまでの人生で最も忙しかった今年の夏休みが終わって、秋風を感じる季節になりました。
 このブログの記事を書くのも久し振りになります。
 まず、なぜ忙しい夏休みになったかというと、まず第一は、「仕事」の欄ですでに紹介しましたが、書き下ろしの著書を2冊同時に刊行するという「離れ業」を演じ、その後処理(知人、友人やマスコミ関係に本を送ったり、その礼状に対する返事を書いたり)に時間をとられたことと、今年が「敗戦60年」「ヒロシマ・ナガサキ60年」ということもあって、その関係の文章を求められたり(合計で6本の原稿を書きました)、しかも友人の作家・画家・装幀家の司修氏に頼まれて「前橋文学館」の再建事業に引っ張り出されたり(結果的に、前橋市から委嘱されてということになりました)、ということがあったからです。
 特に、「前橋文学館」との関わりは、また後で報告しますが、とんでもない状態にあり、今は首までずぶずぶになっていて、しばらくは足が抜けそうにありません。実にいろいろな問題が山積しています。役所相手にどこまで「改革」が出来るか、今後何ヶ月かが勝負です。
 自分の仕事もあるのに、今はジレンマに襲われる毎日です。
 自分の仕事としては、「立松和平・日本を歩く」(全7巻)および「<在日>文学全集」(全17巻)の編集があり、急がれています。
 どうなるのでしょうか。