私に母方のじいちゃんは売薬をしてそれなりの財を作った人で時流にのって商売をされていたんですね。
でも今売薬さんといえばもう風前のともしび、いずれは消えてしまうな職業になってしまうのも時間の問題かもしれません。
そんなじいちゃん、いくつも優良な不動産を残してくれたのですが、唯一と言っていいくらい厄介な不動産が40年余りありました。
子供たちへ、おそらく当時はいずれ資産になるだろうと残してくれたんだと思うんだけど色んなハンディがある土地だとゆくゆくわかった、
一番問題だったのは住宅地にはならないこと、資材置き場!?
でずっと放置してたけどこのまま放っておいてもずっと土地の固定資産税がかかるだけ、しかもこれから土地を所有している母やその兄弟たちがどんどん歳
をとっていくし代がかわればまた名義の問題でややこしくなるだけ。
そんなこともあって昨年なんとかしようと地元にはいないおじさんたちと話して処分することにした。ちょっと知り合いの不動産やさんに話をしたところ太陽
光発電用地としてはどうだろうかということ。その土地へのアクセスにはちょっと難があって大型ははいりづらい場所、ならばそういう利用法ならありかなってい
うこと、ただ太陽光発電も買い取り価格がどんどんと下落していて先行きが見込めない状況。でもそれ以外に方法はないので頼るしかない。
今年の春まで何度か不動産やさんと情報をやりとりをしてるなかで東京の業者さんからの話がでた。
実はこの物件さらに厄介だったのは何十年も放置しておいた結果、大木が1本生えたこと。遠目でもわかるくらい10Mくらいの大木。さらにそれに準ずる
木々。これの撤去費用が数百万単位だということ。不動産やさんから聞いて、、ちょっと疑った、まさか、、、なのでちょっと知り合いの方に別の業者さんに
見積もりをもらったところほぼ同額。色んな事情があるようですが、大型の重機が入れるかどうかというのもあるらしい。
もし更地にして売り出すとしたらおそらく0円にしかならない、、、
東京の業者さんも現地を視察したうえでの話なのでそれでもいいらしい。全国ベースで考えればそれでも採算がとれるらしい。
渡りに船、、それで話は進んで行って8月末に契約、入金。というところまですすんでいたんだけれど〆の関係で9月15日まで待ってくれという話。
まあしょうがないか、、、ところがその後さらに延期で10月7日まで待ってくれという話。
かなり怪しい、、ネットで相手業者の事業内容など見る限り、、あまり不審に思われないのだけれども、、、、
そして今日。朝不動産やさんからTEL。向こうさんが入金をしたら連絡するとのこと。なのでその連絡を受けたら間違いなく入金されているかどうかワタク
シが確認することに、、
昼一番というわりに連絡はなかなかこない。今度ダメだったらおそらくあかんやろな~と思ってた、
が、、2時過ぎに不動産屋さんから入金しましたとの連絡があったとこことで速攻銀行へ。間違いなく入金されてました。土地売買金額+固定資産税先
払い分。一安心です。
今まで支払った固定資産税くらいの金額にしかならなかったけど、これもじいちゃんが残してくれた宿題だったのかな!?
その報告をおじさんにしたところ、、相手方の会社最近本社と東京のいいところから郊外へ引っ越したらしい、なんで今回の件もだめになったかもしれない
と危惧してたそうです。今回の件で不動産屋さんと何度も話してますが、今までは口コミやらチラシやらかなり狭い中での広告しかできなかったけどこの
ご時世ネットで全国、ある意味世界に情報は伝わる。今回もネットでの問い合わせがきっかけだったそうです。そうでなければ知りえないですよね。
地元の業者ばかり相手だともっとたたかれていて残るものもなかったんだろうね。まあそれよりも面倒な物件がなんとか処分できたことに感謝せねば、、
そしてネットに感謝!