湊かなえっぽくて、ひきこまれてあっという間に読み切った。
先が気になって、駅のホームで読み続けちゃったし。
りんどう、コスモス、きんつば、建築家、画家、登山、という
キーワードが3人の女性をつなぐ。
もう、どうなってんの?
どうつながるの?
Kって誰なの?って。
『Nのために』のように、出てくる人のイニシアルがKだらけなんだもん。
途中で、もしや時系列が・・・?って気付いたときには、
思わず相関図を手書きしちゃった。
すべてがつながったときのほっとした感じ。
悲しいお話だけど、憎しみの鎖は断ち切られたのだと
思いたい。
花の鎖 | |
文藝春秋 |