
お勧めがもったいなくなるような一冊です。
紹介しましょう。
著者 福岡伸一 阿川佐和子
『センス・オブ・ワンダーを探して』
生命のささやきに耳を澄ます
大和書房 2011/11/01 第1刷発行 (1400円+税)
福岡伸一さんは、ご存知のだと思いますが、青山大学教授で分子生物学者。
本書に本書に依りますと、これまでの機械論的な科学研究から、理系と文系の知を繋ぎ合わせる新しい生命科学の方に軸足をうつしているそうです。
阿川佐和子さんは、エッセイスト&タレントでインタビューの名手でもありますね。
福岡伸一さんのことば
子ども時代にいろいろなもののオーラを浴びることがその人をずっと支えていく。
それがその人の「センス・オブ・ワンダー」になるということだと思うんです。
阿川佐和子さんのことば
外の世界がどんな変化しても、一番大切なことのヒントは自分の中に折りたたまれているんですね。
私が【落穂拾い】した箇所はたくさんありますが、一つだけ紹介します。
大好きなオランダの画家フェルメールは37枚の絵が残っています。
私は、フェルメールの絵が大好きで、これまで数度ヨーロッパに出かけ、ヨーロッパの美術館展示されている作品は全部見ました。
アメリカに、数点あるのです。
死ぬ前に、アメリカに出かけたいと思っていることころですが…
さて、フェルメールの37点の中に、「地理学者」(フランクフルト・シュテーデル美術館)と「天文学者」(パリ・ルーブル美術館)があります。
フェルメールの作品は、全体的には静謐な作品がほとんどなので、この2店は少々毛色が違った作品になります。
福岡センセイのご意見は、この「地理学者」と「天文学者」は同一人物で、〈顕微鏡の父〉レーウェンフックだと言うのです。
フェルメールとレーウェンフックが友達かもしれない?
そして、レーウェンフック顕微鏡を使っての観察スケッチですが、ロンドンの王立協会の書庫に残っているのですが、1676年を境としてその前と後では内容が雲泥の差があるそうです。
1676年前のスケッチは、プロの画家のタッチとトーンが感じられる作品
1676年後のスケッチは、細い線だけで書かれた平板な作品
さて…
おあとがよろしいようで…
興味のある方は、本書をご覧あれ!













