[補足] 金融ホスピタリティを目指す巣鴨信金

 パライムシフトの具体例として巣鴨信用金庫のことを取り上げたが、(株)レセプターの平多教光社長が「4の付く日」の今日24日に早速、同信金に行ってこられたようで、以下のような報告が届いた。
 写真も3枚添付して頂いた。

 また同信金にも記事紹介の連絡メールを入れておきましたが、早速、丁寧な挨拶が返ってきた。
 さすがにホスピタリティバンクを志向するだけのことはある。

       ◇          ◇

栗野さま

2/24に巣鴨信用金庫に行って来ました。
朝10時からのサービス開始で30名ほどお客様が集まっていました。
3階フロアーを全て開放してあり150前後入りそうな部屋でした。
3階では肘湯温泉の観光案内のイベントがありました。
1階は販売も可能な商品発表の場を提供されてありました。
話を聞くと「お客様で商品発表したい人に提供しています」との事。
信用金庫なので「組合員ですか?」と尋ねると「弊社ではすべてお客様です」と
の説明でした。
缶お茶は巣鴨信用金庫のPBでした。

九州から来ました「リエゾン九州会員のレセプターです」と話し、
説明をいただけました。

SuperITコンサルタント 平田
--------
株式会社レセプター

 


       ◇          ◇

栗野 良 様


この度は当金庫WEBサービスデスクへご連絡いただきありがとうございました。
私は、巣鴨信用金庫 常勤理事・創合企画部部長の伊藤と申します。

早速、栗野様のHPを拝見させていただきました。

栗野様にこのような形で数ある企業の中から当金庫の取り組みをご紹介いただき
ましたことに大変恐縮致しますと共に心より感謝申し上げます。
1600名の職員にとりましても大変光栄なことであり、今後の業務の励みとなりま
す。重ねて感謝申し上げます。

当金庫は「喜ばれることに 喜びを」をモットーに、お客様に「巣鴨と取引して
よかった」と思っていただける金融ホスピタリティを目指して参ります。

今後ともご教示・ご指導を賜ります様、宜しくお願い申し上げます。
栗野様をはじめリエゾン九州の皆々様のご健勝と益々のご発展を心よりお祈り申
し上げます。

まずは、御礼まで
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パラダイムシフトが起きている(3)〜金融ホスピタリティを目指す巣鴨信用金庫

 金融機関はサービス業である、といえば笑われるだろうか。
何をバカな、と怒られるかもしれない。
それほどサービスとは遠い位置にいるのが金融機関である。
そんな中にありながら「金融業はサービス業」と断言し、顧客サービスを実施しているところがある。
東京都豊島区巣鴨に本店を構える巣鴨信用金庫(田村和久理事長)だ。

◆午後3時以降も窓口サービス

 金融機関に最も要求したいサービスは営業時間の延長、と考えているのは私一人ではないだろう。
金融機関の主たる顧客は企業である。
そしてほとんどの企業が平日午後5時まで営業している。
にもかかわらず、顧客の便宜を考えずに、顧客より2時間も先に営業をやめる企業が他にあるだろうか。
 ところが、金融機関はそれを堂々と行なっているのだ(ゆうちょ銀行を除く)。
これで顧客サービス云々はないだろうと思うが、そのことで怒る人はあまりいないのも不思議だ。

 金融機関はかつて大蔵省(当時)により護送船団方式で保護されてきた。
それが崩れたいまもほぼ横並びで進んでいる。
アメリカでは営業時間を延長した銀行が現れたが、その後広がったという話は聞かない。
 やらない、やれない理由は色々あるのだろうが、顧客のことを考えるなら実行すべきだし、どこかが厚い壁に風穴を開けるべきだろうと思っていたら、巣鴨信金は窓口営業時間を延長していた。

          (略)

◆早朝サービスも

          (略)

◆来店者を茶菓でもてなし

          (略)

◆先義後利へパラダイムシフト

          (略)


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パラダイムシフトが起きている(シリーズ2)〜「常識」破りの対応で、賛辞の嵐が起きた企業

 2月8日の新製品発表以来、賛辞が相次いでいる企業がある。
以下に一部を紹介してみたい。
「新製品の発表に、涙が流れた事は今までありませんでした」
「イマドキ珍しい誠意を感じます」
「最近じゃこういう企業って無いですよ。見直しました、社長! 男気感じたよ」
「売りっぱなしにしない、しっかりとユーザーに目を向けるこの姿勢に心からの賛辞を送りたいです」
「ここまでユーザーの事を考えてくれる企業があるのかな?」

 確かにこの企業の対応は衝撃的だった。

◆常識破り、50万円価格ダウン

 この企業とはレンズメーカーとしてよく知られているシグマである。
同社がデジタル一眼レフカメラの新製品を発表したのだが、それは昨年6月に発売した「SIGMA SD1」の後継機で名称は「SIGMA SD1 Merrill(メリル)」。

 最近、デジタル商品は発売数か月で値下がりすることはよく知られているが、それにしても1年足らずで50万円の値下げというのは聞いたことがない。
 後継機を発売する場合、2通りのパターンがある。

          (略)

 半額の価格設定をした企業でさえ聞いたことがないのに、70%OFFの価格設定だから誰もが度肝を抜かれた。
そして、その後に待っていたのは1年足らず前に「SD1」を買った既存顧客からの激しいブーイング、非難の嵐、のはずだった。

◆40万円分、ポイントで還元

          (略)

◆顧客第一主義に立ち返った企業

          (略)

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日本酒はなぜ売れないのか。(3)〜活路をどこに求めるべきか

8.選択肢の少なさが一因にも

 日本酒は単品メニューの店と同じで飲み方のバリエーションが少ない。

燗酒か冷や(常温も含め)ぐらいしかない。しかも度数は決まっている。

焼酎ですら定番の25度に対し20度も出ている時代だが、日本酒は15度のみ。

焼酎のようにお湯や水で割り、度数を自由に変えて飲むこともできない。

氷を入れて飲むロックでさえ、通と称する保守層からは「邪道」な飲み方と否定されるぐらいだから。

 そもそも日本酒がよく飲まれたのは

 結局、日本酒は造る側も飲む側も、この状態から脱しない限り日本酒の販路は広がらないし、

産業としては衰退していくしかないだろう。

9.活路をどこに求めるべきか

 度数の幅がなく、飲み方も限られているアルコール飲料で即座に思い浮かべるのはワインだろう。

日本酒とフランス産ワインは取り巻く環境もよく似ている。

 国外生産清酒が失敗したのは市場を日本国内に求めた点が1つ。

もう1点は飲料業界外の異業種からの参入だったことが大きい。

異業種だから失敗したのではなく

       (以下略)


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私が外で日本酒を飲まない理由〜日本酒はなぜ売れないのか(2)

6.私は外で日本酒を飲まない

 日本酒党でいまも燗酒を飲みながらこの原稿を書いているが、外では私はほとんど日本酒を飲まない。

それでも冬は熱燗を飲みたくなることがあり、たまに外でも飲むことはあるが。

 なぜ外で日本酒を飲まなくなったのか。

それは飲み方を強要されるのが嫌だからだ。
        ・
        ・
 もう一つは、店の側に商品知識がなさ過ぎる。
        ・
        ・
7.焼酎に比べ、日本酒が不人気な理由

 焼酎ブームももう終わりだが、その前に日本酒ブームがあったのをご存知だろうか。

ところで日本酒と焼酎、ブームはどちらが長かっただろうか。

日本酒ブームのほうが短かったような気がする。

 それにしても驚いたのは焼酎が全国でブームになったことだ。焼酎は地域限定商品

        ・
        ・
      (以下略)


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日本酒はなぜ売れないのか。(1)

 年末年始アルコール摂取が増えた御仁も、さすがにこの頃ともなれば普段通りの生活に戻っているに違いない。

それにしてもこの国の人々は景気に関係なく飲み会が好きなようだ。

そこで今回はちょっと日本酒に関係した話を。

 アルコール類の売り上げが下がり始めて10数年になるが、酒類の中では日本酒が最も減少している。

焼酎の売り上げも一時の勢いは見られなくなったが、それでも日本酒よりは売れている。

 では、なぜ日本酒の販売量が減ったのか。それは飲む人、飲む量が減ったからだが、

日本酒が選ばれなくなった背景・原因を探ってみよう。

1.若者のアルコール離れ

 よく言われるのが若者のアルコール離れである。

 実際、日本酒に限らずビールの売り上げも減少傾向が続いているが、その中で唯一伸びているのが、ノンアルコールビール


2.宴会離れ

 次に言われるのが宴会の減少である。

中国人観光客でさえ昨年後半から団体客が減っている時代

 ひと言で言ってしまえばソーシャルライフスタイルの変化


3.日本酒は悪酔いする

 「日本酒は悪酔いするから」飲まないという人は結構多い。特に女性の方に多い

 留意しなければいけないのは、イメージがものを左右する

          (略)

4.人はリスクを犯さない

          (略)

5.人間関係の煩わしさ

          (略)


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パラダイムをシフトしよう。

皆さん年末年始はどのようにお過ごしになりましたか。
私はいつも車で帰省しますが、今回は安全を優先し列車で帰りました。
お陰で久し振りに車中読書を楽しむことができましたが、帰省中の外出には非常に不自由をし、改めて地方の足について考えさせられました。

 4日に帰福しましたが、福岡はまるで冷蔵庫の中のような気温でビックリ。
そのせいか、週末から風邪でダウンしてしまいました。
夜中の咳が止まらなくて苦しい思いをしています。皆さんもご注意下さい。

 では、今年最初の「栗野的視点」をお送りします。

 タイトルの言葉は今年の年賀状に書いたものです。
因みに昨年は「再編の時代」でした。予期した再編は起きませんでしたが、年末になって民主党議員9人が離党し、年明けに新党結成の動きとなり、政界再編の動きは1年遅れで今年起きそうな気配です。

 経済界の方は昨年から再編の動きが出ていますが、再編しなければならないのは企業だけでなく、経営者、特に中小企業経営者の考え方のような気がします。

 実は昨年がパラダイムシフトのターニングポイントになるのではないかと思っていました。
しかし、予想した変化は起きませんでした。少なくとも日本では。

 だが、世界の動き、我が国を取り巻く環境を見ていると、パラダイムをシフトする必要があるように思います。
特に中小企業は、戦略的にパライムシフトを図る必要があるのではないでしょうか。

歴史は螺旋形に進む

         (略)

2番手集団は団子状に

         (略)

生産拠点の集中リスクも

         (略)

ユニクロ方式からの脱却を

         (略)


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喫茶一筋65年でビルを建てる

 某都市の駅前に「さくら」という喫茶店がある。
昔よく見かけた喫茶店といえば聞こえがいいが、早い話が一昔前の喫茶店で若い人(でなくても)が好んで入るコーヒーショップではない。
駅のすぐ前という立地が好立地だったのは昔で、いま地方の駅前は皆軒並み寂れており、ここも例外ではない。
つまり昔は好立地だったが、いまは逆に不利な立地になっている。

 列車の待ち時間が20数分あったため、どこで時間を潰すか、駅の待合室で待つという手もあったが、生憎暖房が効いている待合室内の椅子は全て埋まっていたので、暖を取ることも考え駅前の喫茶店で短い時間を潰すことにした。
 外から見る限り、客を歓迎している風にはとても思えないその喫茶店は冷暖房効果を考えてのことだろう、2重扉になっていたが、最初の扉を押すか押さない内に「いらっしゃいませ」という男の声が店の中から聞こえた。
客の姿も見えない内から声を掛けられるのは、客の方としても感じがいいものだ。

 カウンターの中にはマスターが一人。
その前にはサイフォンがいくつか並んでいる。
最近はドリップ式が主流であり、サイフォンを見るだけで、この店がいかに古臭い(いや、古くからやっている)かが分かるというものだ。
 取り敢えずテーブル席の方に行き、コートを脱ぎながら「コーヒー」と注文する。
「ブレンドですね。苦味がある方がいいですか、まろやかな方がいいですか」
ん、注文の受け方がちょっといいね、と感心する。
「まろやかな方を」と返事をしながら、「カウンターの方に座りますわ」とテーブル席から荷物を移す。
コーヒーを飲みながら本を読むつもりで、キャリーバッグから本を取り出しながら、店内を見回してみた。
「創業1946年 馥郁の香りを出し続ける」
カウンター横の額に入った文字が目に止まる。
創業1946年、ということは65年? この店、65年も続いているのか・・。
本を開くのをやめ、マスターに声を掛ける。
「65年ですか? ということは2代目ですね」
「はい先代が始め、私になってちょうど40年です」
「スゴイね〜。失礼だけど昔と違って、いま喫茶店をやるっていうのは大変でしょう」
「はい、大変です」

 息子は横浜で有名フランス料理の店にいるらしい。喫茶店を継ぐつもりはないと言っているらしいが、もしかして帰ってくればフランス料理店を出すかも分からない、と言う。
それは帰ってこないでしょう、と私。
孫がパティシエになるというので3代目は孫に期待しているんですよ。

 そんな会話をマスターと交わしながら、出てきたコーヒーを飲む。
なるほど、言うだけのことはある。まろやかでおいしい。

 驚いたのはコーヒー一筋にやって来て、ビルを建てたことだ。
自社ビルで2階にテナントが入っていたというから、テナント収入があるからなんとかやっていけてるのだろうと思っていたが、そのテナントは不況の煽りで1年前に撤退し、今は空き室になっているようだ。
テナント収入があったからやってこれたのだろうと、私が尋ねると、「コーヒーだけで今でもやっていけているんです」と言う。

 さらに驚いたのは、先代は手を広げすぎて倒産し、その借金3000万円を喫茶の収入だけで返済したばかりか、自社ビルを建設(5000万円)し、自宅の建設費3000万円もコーヒー収入だけで賄ったと聞いたことだ。
合計1億1000万円をコーヒー一筋で稼いだのだ。
喫茶店の収容人数は25人程度。目一杯詰めても30人は入らないと思う。
それだけのスペースでこの金額を40年間で稼いだのだから、話を聞きながらビックリした。
「いやー、それは大変でしたよ。自分でもよくやったと思います」
それはそうだと思う。父の借金を背負いながら店を継ぎ、わき目も振らずコーヒーだけを出し続けてきたのだから。
コーヒー1杯の値段は450円。
朝はモーニングセットがあるが、そのほかはせいぜいケーキぐらいで、軽食で稼ぐというスタイルではない。
秘訣を聞きたかったが列車の時間が来たので「今度来た時に又色々お聞きしたい」と言い残して店を出たが、成功の秘訣は恐らく「一筋」にあるのではないかと思った。

 実際、父である先代は目先が聞き、それまで散髪屋をしていたのをコーヒーに目を付けて喫茶店を開業。
豆も神戸まで行かなければ手に入らなかった時代である。
「親父はハイカラでしたね」とマスターが言うように、先代は目先が効いたようだ。
あちこちに手を出し(いまで言えば多角化し過ぎ)、一時は羽振りも良かったが、結果的には時代に奔流され、最後は倒産してしまった。
2代目は3000万円の負債を背負ってマイナスからのスタートである。
それでもコーヒー一筋に脇目も振らず頑張ってきたから、自社ビルも自宅も建設できたに違いない。

 地方都市の駅前の小さな喫茶店でもそれが可能なのだ。
ビジネスはビッグにすることがいいことではない。
スモールだからこそ生き残っていけるという見本ではないだろうか。







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明けましておめでとうございます。

パラダイムをシフトしよう。

 いま、世界はパラダイムをシフトしつつあります。

経済消費型のグローバル社会、ユニクロ型経営から、新の意味でのグローバル社会に。

 スピードを緩めると見えてくるものがあります。

中小零細製造業は自社の得意分野を磨き、立ち位置を見極め、必要とされる少量生産にシフトしませんか。

そうすれば見えるものがあるはずです。

 昨年はメルマガ「栗野的視点」「まぐまぐ」から配信)で、

「菅直人の野望」「林原グループの経営破綻が教えるもの」

「消えた消費者を求めて模索する小売業」「TPPを考える場合に重要な視点」

「間違った帝王学〜児孫の為に美田を買うな!」等を、

「岡山の技術」粟倉電機製作所、中原鉄工の技術を紹介しました。

今年もさらなる情報発信をしていきたいと思います。


                         栗野 良
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自分の中に4つの軸がある〜総形バイトで、複雑な加工形状の切削加工が得意な中原鉄工(2)



自分の中に4つの軸がある

 技能者集団を率いる中小企業のトップは大体職人タイプか技能者・技術者が多い。

当然、中原社長もそうだろうと考えていたら、違った。

「ホウガク」出身だと言う。「コウガク」の聞き間違えかと思い、再度尋ねると「法律の法」と言うので驚いた。

驚いたのは技術のことにやたら詳しいだけでなく、自分でも切削加工ができると言うからだ。

 大学は東京大学法学部卒業。政治学を専攻。住友重機械工業(株)に入社し精機事業部企画室

国際企画室、シンガポール駐在員、プラスチック機械事業部企画、同事業部営業部、

同海外営業部と歩いたが、93年に突然退職し、父の経営する中原鉄工(株)に入社。

 一流企業で世界を飛び回っていた文系出身の2代目と、腕は確かだが寡黙な職人達。

最初は互いに相手を観察するような目で見ていたであろうことは容易に想像がつく。

「技術も分からない奴が頭だけで物を言うな」

 古くから居る職人程そういう目で見ていた・・・

   続きは「まぐまぐ」内の「栗野的視点」で



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