着物で文化人気取り

諸事情により最近は着物を着る機会が減り、
ネタも様変わり
日々感じたこと、本、映画など
思うままに書き綴っています

インディジョーンズ/クリスタルスカルの王国

2008-07-13 19:30:47 | 映画
始めてインディジョーンズを映画館で見た時、
奇想天外のストーリーとハラハラドキドキの場面の連続に
とても興奮した覚えがあります
以来、テーマ曲を聞くだけで、
これから始まる大いなる冒険への期待と高揚感で、
ワクワクした気分を味わうようになりました

だから今年、20年ぶりにインディが帰ってくると知った時
もう一度あの「わくわく」を味わえるはずと、
封切りを楽しみにしていた

そして
行ってきました。
インディジョーンズ/クリスタルスカルの王国。


あらすじ(yahoo映画より)
1957年、大学で学生たちに考古学を教えているジョーンズ博士(ハリソン・フォード)は、超常現象的なパワーが宿っているという秘宝“クリスタル・スカル”を求め、相棒の若者マット・ウィリアムズ(シャイア・ラブーフ)とともに再び冒険の旅へと出る。しかし、インディたちの前に、秘宝を付け狙うロシア軍が立ちはだかり……。(シネマトゥデイ)

えっと
既にご覧になった方、楽しめましたか

前作から20年以上の時が流れ、その間にCG技術は大きく進歩し、
スケール感はさらにアップ、あり得ないシーンがたくさん。

さすがにハリソンフォードも見た目には年をとったと感じるけど、
あれだけのアクションシーンに果敢に取り組む姿勢は
流石、プロだと感心しました

でもね、
ワクワクしない
どんなに激しいアクションシーンにも、以前みたくハラハラしないんです。
逆に、そんなシーンの連続に
「しつこい、もういいだろ」と、思ってしまう始末。

ストーリー展開に関しては、1作目でヒロインを演じたカレン・アレンが再び登場するのはまあ良いとして、彼女とその息子、そしてインディの関係があまりにも唐突で、
さらにラストシーンに至ってはご都合主義も甚だしいといった印象をぬぐえませんでした

今回の時代設定は1950年代。米ソがそれぞれに軍事増強を図っていた時代。
アメリカの核実験も描かれ、ルーカスの平和への思いを感じなくもないのですけど。

何よりも、私は「冒険活劇映画」を見に行ったはずなのに、
なぜか「未知との遭遇」「ET」チックなSF仕立てになっていたのも、
何でもアリか
路線しぼれてないヨ

CGの発達で描けない世界は無くなって
アナログ故の制作サイトの努力・工夫の跡が感じにくくなったのは残念です。

それとも、
私自身が年をとって、
色々なことに感動する純粋さを失いつつあるのが問題なのかしら


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