花の詩山の詩

花の詩(うた)山の詩(うた)へようこそ
このブログは「花と山とを友として」の続編です

クラブの観察会の筑波山麓を歩くに参加

2017年02月21日 00時42分49秒 | スポーツ・トレッキング
つくば環境フォーラム「筑波山ファンクラブ」の2月の定例観察会は
「筑波山麓を歩く」で、早春の里山を観察しながらのんびり歩くというもの

19日、寒くて目が覚めて外を見ると一面雪で真っ白、ハイキングの準備をして
少し早めに家を出て、途中の景色を撮りながら神郡の駐車場に行ってみると
すでに何人かの会員が集まってました。


今回の「筑波山麓を歩く」で歩いたコースの軌跡図
反時計回りに一周して、神郡の駐車場に戻った。


神郡に行く途中で撮影した雪のある風景と筑波山


同じ場所から筑波山のアップ


桜川にかかる小さい橋「なかぬき橋」から眺める筑波山
川の中州が雪で白い。この橋は2トン以上の車は通れない


今回初めて訪れた平石稲荷神社、屋根が傷んでいたが
会員の一人の方から、防火のお守りとして飾られている
懸魚(げぎょ)という飾りを教えていただいた。


覆堂の柱で見にくいが手書きの白い矢印の先に下げてある
飾りが「懸魚」ここには3個も飾ってある

「懸魚」についてネットで調べたら、次のサイトが見つかりました

懸魚の由来と形態


林の中の道で咲いていた花、ナツボウズという別名で知られているという
別名の由来は、夏に葉が落ちて坊主になるからだという。
ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属のオニシバリという和名がついている
和名の由来も凄くて、樹皮が強靭なので、枝を折ってもちぎれないので
この木の樹皮で鬼を縛っても切れないだろうと名付けられたという。
但し果実は有毒な常緑小低木


これも林の中に咲いていた「ウグイスカグラ」
ウグイスの鳴く4月ごろに咲き始める花なのだが早くも咲いていた
カグラのいわれは、小鳥を捕まえる「狩り座」がなまったという説もあるという
甘くて食べらる実は「グミ」と呼ぶ人もいるが本当のグミは別物。

名前の由来には定説がなくて、「野草の名前・春」には次のように
出ている

ウグイスが飛び跳ねながら、この花や実ををついばむ姿を見て、神楽を
踊っているように見えたので「鶯神楽」

また狩座(かぐら)説も説明していて、鶯が花や実をついばみにやってくるので
これを射ったり、捕まえる際に便利な狩座となるの説である。

もう一つ、鶯がこの木の繁みに隠れるので「鶯カクレ」が「鶯カグラ」に変化
したという説もあると。

私的には、鶯が飛び跳ねてついばむ姿を神楽に見立てた説が好きである。
なんとなくその様子が目に浮かぶように思う。


シキミの花も咲いていたので、みんなで写真撮影


カゴノキの樹皮の模様が印象的で見とれた
この樹皮のまだら模様が名前の由来で、鹿の子模様に見立てて
「鹿子の木」と名づけられたという。
クスノキ科ハマビワ属カゴノキ、別名コガノキとかカゴガシと呼ばれる
雌雄別種 花期8月~9月 関東地方・福井県以西から九州に分布


月水石神社の入口付近に咲いていた見事な白梅林、あまりにも
綺麗なので全員で記念写真を撮った。
記念写真は掲載しませんが、参加したクラブ員で希望者にはお分けします。


筑波山麓にできている大規模太陽光発電、他の所は条例で禁止されたが
ここは稼働しているそうだ。

会員の方に、石垣に生えていた「イナモリソウ」の見分け方を教えて
いただいた。
茎にヒレ(翼)があるのがイナモリソウで、ヒレがないのがオオバ
イナモリソウなので、これにはヒレがあるからイナモリソウだよと
現物を見ながら教えていただいた。感謝!!
ただいつまで覚えていられるかなー コラッ(笑)
この方ダジャレも言われて「教養に教育(今日行く)」などと申します
負けそう 

家族を学園まで送ったついでに、保健保安林の草刈の準備で、木の周りの
下草をしゃがんで鋏で買っていたら、腰痛になってブログの記事の途中で
寝てしまった。
お詫びに追加で薬師堂の銀杏の冬芽を掲載する


この冬芽の葉痕には、維管束痕が2個もあるめずらしいものだそうである。




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