花の詩山の詩

花の詩(うた)山の詩(うた)へようこそ
このブログは「花と山とを友として」の続編になるものです。

葛城の森のクチナシグサ・茎の芽だし確認

2016年10月12日 13時36分12秒 | スポーツ・トレッキング

先行して発芽した青葉の根本から本体の芽だしが始まった
10月2日に観察したときは、ほんの少しふくらんだかなと言う
状態だったが、ここまで来るとはっきり芽出しと判る。


この株は、地表に浮き出た根から芽だししていた。
青葉の茎は左下に伸びている方である。
右上が根の地中側で、わずかしか地に潜ってないように見える


たいていは、このように地面すれすれから芽だしする。
根の廻りを取り囲むように芽が出て分かれる
これが数センチ成長した状態で冬を越し、春に再び成長を始め
横に這って20~60センチほどの大きさになり、4月~5月に
葉腋に花をつける。






これは2番目の写真と同じ株で、倍率1.2倍で撮影したもので
実際の大きさがいかに小さいか判ると思う
いずれもオリンパスのコンデジマクロで撮影したもの

この花の観察を始めたのは、越年草ということなので、どのような状態で
芽だしして、どのような状態で越年するのか興味があった。

ただこの花は、多年草とは違い、毎年タネから発芽するので、発芽する
場所が特定出来ない。
しかも半寄生植物なのだが、何に寄生するかはっきり判らなかった。

そこで、咲いた株の近くに目印を立てて、その近くを調べる事にした。
そして昨年10月、青葉とその根元の芽だしを撮影して、クラブのSKさんに
メールで問い合わせた。何しろクチナシグサの芽だしなんて、見たことも
無かったので、私には判らなかった
SKさんがネットで調べ、兵庫県の方の事例を教えてくださった。
それでそれがクチナシグサの芽だしで間違いないと知ったのである

困ったことには、図鑑類には、先行して発芽する青葉についての記載か
ほとんど無い。

今年、9月上旬、葛城の森のボランティアに参加したおり、気になって
生育地をのぞきに行った。
昨年つけた目印の廻りを調べたら、あの青葉にそっくりの葉が出ていた


9月6日に撮影したクチナシグサの青葉
対生で細長い葉が多数つく、茎が細く葉が長いので成長すると
直立出来ず横に傾く


こちらは9月8日に撮影した別な株の青葉
この青葉は、花時には枯れてしまう。

と言うことで、私なりの感想を言えば、先行して芽を出す青葉は、本体の
芽だしを助けるために、先行して芽を出し、光合成を行って栄養を蓄える
栄養葉てきな役割を果たしているのではないか。

花は、一斉には開かず、少しずつ咲いていき、早い物からタネを結んで行く
時間差を持っている。

またタネは、梅雨時前に結実して、雨によって散布するように思われる
またタネが小さいので、生育に必要な栄養が足りないため、外の植物に
半寄生するのではないかと考えている。
それにしても、一株に何百というタネを結びながら、実際に発芽して来るのは
数株しかないというのは、半寄生という生態のためなのだろうか。

茨城県の希少植物に指定されているのは、このような生態も影響して
いるのだろう。



7月25日のクチナシグサの株、枯れた茎の残骸がある


6月28日で枯れていた株も有る


枯れた茎に実が付いている株


同じ6月28日で実が残っている株もある


6月28日の実をマクロで見る

こんな具合で、株によっても、茎のよっても進行の度合いが違う
これが子孫をを残すための戦略なのかは不明だが、時間差が有る

次のようには区分出来る

6月から7月にかけてクチナシグサは実を散布した後、全草が枯れる

9月(もしかしたら8月下旬から)初めに花をつけない青葉のみが
先行して芽を出し、光合成を行う

10月上旬頃、青葉の根元から花をつける茎の芽出しが始まる
その芽は、数センチの大きさで冬を越す。

春にその芽は再び成長を初めて20センチから60センチになり
4月~5月にかけて花を開く
その頃には、先行した青葉は枯れる


===================================================================

  宝篋印塔

NHKの朝イチを何気なく見ていたら、BSで放送している火野正平さんの
「にっぽん縦断 こころ旅」が紹介された
その番組の中で、火野さんが尋ねたお寺の入口に「宝篋印塔」の板書きが
飾ってあった。(番組の内容とは関係がないのですがね)

あんな所にも宝篋印塔が有るんだと思って、ネットで調べてみたら
「宝篋印塔」というタイトルのHPにたどり着きました。
年代ごとの各地の宝篋印塔の一覧が出ていて、つくば市の宝篋山の宝篋印塔も
鎌倉時代中期に分類されて載ってました。

その部分をクリックすると、宝篋山の宝篋印塔のページに飛びます。
そこには「また関東最古の大型宝篋印塔として重要な位置を占める」と
書かれていました。なんかうれしい。

宝篋印塔に彫られている仏像の名前も判ります。
興味の有る方はご覧下さい

宝篋印塔のHP


ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 那須の紅葉の写真ピックアップ | トップ | 花と絶景の山・忍野の高座山(... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません。
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。