くらよし散歩道。

今日もなんだかいい日和♪
気になる場所へちょっとおでかけ。
倉吉(鳥取県)のお気に入りをいっぱい探して、伝えたい。

豊田家住宅(久米郡倉吉驛)

2006年10月13日 13時13分59秒 | お出かけ
今日の天気は 。最高気温22℃。
本当に良い天気です!


今日は「豊田家住宅」を紹介したいと思います!

国登録有形文化財
1900年建築の主屋は切妻造り、棧瓦葺き、平入、木造2階建で、倉吉の伝統的な町屋形式を保持しています。
また、主屋と渡り廊下で接続する離れは1930年に建築され、造りは主屋と同じく、各所に上質の材を用い、昭和初期の熟達した和風の造詣を残しています。



玄関を入って最初のお部屋です。

毎週、土曜日・日曜日に「歴史講談」が行われているのがここです。
 第1回目 11:00~11:30、第2回目 13:30~14:00
 木戸銭  500円(お茶、お菓子付き)
 演  題  ~重陽の儀は転落への幕開けだった~
         『たまゆらの人生、里見安房守忠義』
       ~泰平の世の傍をも遥かに凌ぐ、もうひとりの淀屋・牧田仁右衛門~
         『淀屋の光と陰」
当日の参加もできますので、お出かけしてみてください  


離れへ向かうと太鼓橋があります。
この建物は昔は料亭だったので、この廊下はお客様が離れへ行くときに使われたようです。
お店の人は左側に(少し窓が見えますよね?)ある廊下を使います。



離れの1階のお部屋です。
   
この部屋の障子の桟はみ~んな“組子の面組”というものになっています。
写真を撮りましたが、わからないかも…。
「伝統建築フェア」の会場でお会いした、田中建具の田中修二さんにお話を伺ってみました。
 普通の障子を作るのに比べて3倍手間がかかるもの。
 なかなか作ることができないので、今は見ることもほとんどない。
 角がないので抵抗が少なく、掃除をするのにはたきがかけやすい。
とても丁寧に図を書いて教えていただくことができました。
ありがとうございました


離れの階段を上がっていくと・・・。
これなんだかわかりますか?
  
窓が2重になっています。
さらに、廊下の戸袋に窓が収納できるようになっているんです。
昔のお家ってすごいな~と感心してしまいました。

見学は自由ですが、お部屋を見たい方は事前に豊田さんへ連絡してください。


豊田家住宅(久米郡倉吉驛)
〒682-0862 鳥取県倉吉市西町2701(地図
TEL 0858-22-0660
開館時間 概ね8時30~18時(見学自由)
定休日 年中無休
駐車場 観光駐車場を利用


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