水早 -mizuha- 神社と写真と一人旅。

たまに御朱印を頂きつつ
デジカメ片手にゆるーり神社めぐり。
公共機関&徒歩での日帰り参拝記録をメインに綴っています。

島根県⑨ 物部神社-2

2017-06-20 | ├ 島根(ご縁・ ひとり)

 

物部神社つづき。

 

 

 

 

 

 

本殿

天皇の勅命により513年に社殿を創建。

1753年再建、1856年改築。(県指定有形文化財)

 

 

主祭神:宇摩志麻遅命(物部氏初代)

相殿神(右座):饒速日命(主祭神の父神で、物部氏祖神)、布都霊神(布都御魂剣の霊神)

相殿神(左座):天御中主大神、天照大神

(客座):鎮魂八神(高皇産霊神、神皇産霊神、魂留産霊神、生産霊神、
     足産霊神、大宮売神、事代主神、御食津神 )

     別天神(天之御中主神、高御産巣日神、神御産巣日神、
     宇麻志阿斯訶備比古遅神、天之常立神)

 

 

 

こちらは、屋内にあった宇摩志麻遅命の神像です。

戦艦石見の守護神として艦内で祀られていたもので、
のちに当社へ奉納されたそうです。

 

 

 

 

軍事氏族の物部氏だけど、社殿はやさしくて優美。

とても素敵な拝殿で、見惚れつつ眺めておりました。

 

 

 

 

物部神社では、11/24に鎮魂祭(みたましずめまつり)が行われます。

 

 

一般的に「鎮魂」というと、『霊を弔い鎮める』という意味で使われますが、
本来はその逆で、『魂に活力を与える・復活を促す・甦らせる』という意味でした。

 

 

古来、人も動植物もすべてが「タマ」という霊魂を持っているとされており、
病気や死は、タマの衰弱・遊離により起こるため、
タマの活力を補い、遊離しそうなタマを呼び戻したりすれば、
人は元に戻ると考えられました。

 

 

浮遊しそうな霊魂を鎮め置き(=魂鎮め)、
タマを揺り動かして(=魂振り)、活性化させる。

 

 

十種神寶を振ることで死者をも蘇生させるという鎮魂祈祷を、
初めて斎行したのが宇摩志麻遅命です。

 

 

十種神寶、ものすごーく惹かれます。

ふるべ、ゆらゆらと ふるべ。

 

 

 

あ、こんなところにハートがいっぱい。

 

 

 

御神紋の「日負鶴(ひおいづる)」。

 

 

宇摩志麻遅命が鶴に乗って石見国へ降臨したと伝わることから、
赤い太陽を背負った鶴となっています。

 

 

本殿の左手あたりから、社殿背後の神体山(八百山)へと登れるので
さっそく行ってみまーす。

 

 

ところどころ石段があるのが有り難いな。

 

 

 

 

なにか見えてきた。

 

 

ここから更に神聖な区域となるようです。

 

 

おじゃまします。

 

 

 

途中、何やら台座のようなものを発見。かなり大きいけど何だろう。

デザイン的にそう古くはないかんじ。

さらに、写真撮ってる時はまったく気付かなかったんだけど、
右下あたりに、上から下へと一筋の光が射している。

この方向から日は差してなかったし、これまたなんだろう。

 

 

ちょっと画像を触ってみた。

やっぱ分かんないー。レンズのいたずら???

 

 

気にはなったけど、
なんだか分らなかったので先へすすむ。

 

 

 

 

どうやらゴールのようです。

 

 

御神墓

 

 

これは八百山の山中にある古墳。

 

 

社伝によれば、宇摩志麻遅命は美濃国・越国を平定したのち石見国で没し、
ここへ埋葬されたといいます。

 

 

瑞垣の外から見させていただく。

 

 

静かな山中でこの光景を見ていたら、
穏やかだけど力強い、いくつもの想いがそこに沈殿しているような感覚に陥りました。

 

 

 

安政7年の石灯籠。

 

 

 

とても静かで心地よい空間ですが、
そろそろ戻ります。

 

 

 

帰り道でもやっぱ気になったので、帰宅後に電話して聞いてみたところ、
戦没者慰霊碑の残りなんだそうです。

それであまり古さを感じなかったのねー。

 

 

 

では、引き続き境内の摂末社を巡拝します。

 

 

その3へつづく・・。