古民家再生でお世話になっている大工さんにお声かけ頂き、築地の小料理屋さんの解体・部材再生で
残ってしまう生活用品の活用・処分の相談で再度お伺いいたしました。
待ち合わせ時間より少し早かったので散歩がてら築地本願寺にお参りをして、近くを散策しました。
以外に古い建物が残っていて、「看板建築」・「銅版建築」と言う道路面の外壁が垂直に立っている外観が特徴の店舗も数件ありまして
昔ながらの長屋もまだ残っていて、狭い路地では各家庭の玄関前に置いてあるいろんな植木鉢の花が懐かしく感じられて・・・。
打ち水なんかしてあったら、もう完全に昭和な日本でした。
少し足をのばせば銀座・有楽町にほど近く、見上げるビルもあちこちに建っているような大都会で見る下町風景ですが
今回のお店の取り壊しも、そんな日本を感じる建物・景観がどんどん無くなってきています。
京都の現状も同じようだと聞きますが、実際住まわれる方々の不便さはそこに住む方でないと解らないのだと思います。
古民家を残そう・当時の佇まい、工法・素材に・納まりを忠実に・・・と思わないではないですが・・・。
昔とは違います・・・今の時代に合わせ次の世代に残せる活用方法を考えていければと思います。
当時の文化を忠実に残すことは日本のお偉い方々に任せ・・・
時代毎に形を変えながら受け継がれていく住まいを、日本の文化らしい感じで残していけたら良いなと思いました。
処分品から出てきた、中判フィルムカメラです。「MAMIYA-6] 1954年4月購入と書いてありました、63年前のカメラです。
数多く出回っていますがとても美品でした、今度撮って写真UP致します。