大阪の常識

東京から初めて大阪に行った人には、東京の常識が大阪では通用しないことに驚かされるといいます

新幹線の信大阪駅で下車し、従来線に乗り換えようとした段階から習慣の違いにとまどうようです

まず駅構内のエスカレーターの乗る人たちが、みんな右側に立ちます。

東京では急がない人は左側に立ち、急ぐ人は右側を歩きますね。

ところが、大阪ではその逆であり、東京人が左端に突っ立っていると、「なに止まってんねん」とどやされることも。

次に従来線に乗っても、座席が空いている場合、東京人がドアに近い端から座っていくことが多いですが、大阪人は真ん中の席から堂々と腰を下ろしていきます。

この東京都大阪の違いは、ひとえに大阪人の東京人に対する対抗心に発しているという説があります。

東京なんかに負けるもんか、とか、なんで、わしらが東京のマネせなあかんのやという強いライバル心というわけです。

そんな大阪人は、「アホ」「ボケ」には快感すら感じますが、ムッとなるのは「バカ」と言われたとき

その場の雰囲気によっては、ケンカに発展しかねません。

その「バカ」を使いたがる東京人は鼻持ちならないのです。