門前の小僧になりたいくらげ

学究的な空気に憧れて専門家の周りに出没しては雑感を綴るブログ。化石鉱物系がやや多し、の予定。

日本古生物学会2017年会 in 福岡その3

2017年09月20日 | 古生物学・地学

 A会場は昼からは古脊椎動物の部になっていて、息子その1のおめあての恐竜関係もこのグループになるのですが、息子がまず聴講したがったのは40万年ほど昔のワニ、マチカネワニについてです。長頚竜亜目の新標本(ポリコティルス科)の方が見かけは恐竜に近いし、知りたいのでは?と息子に聞いてみると、

「海棲爬虫類は恐竜じゃないし、ポリコティルスはイルカっぽいから姿も(恐竜とは)違う。骨は見つかったけど生態の研究はこれからだろうし。ワニは進化の分岐が恐竜に近いから。。。これから聞きたい。」

と、いっちょまえの返事が返ってきたのでマチカネワニのお話から聴講することにしました。

 なのに。残念ながら。本っ当に残念ながら。ちっとも集中して聞くことができませんでした。マチカネワニから束柱類までの口頭発表7本、中身は本当にわかりやすく、質疑応答でも学者さんのプチ議論?があったりしてすごくすごく興味深かったんですが、息子その1が居眠りしてぐらんぐらんに船を漕いでいたからです。なぜに?直前まであんなに張り切っていたよね?出入り口付近の端っこに座ろうとしたら、前の方のど真ん中に陣取ったの、君だよね?日頃の君の言動および見聞きしているものからすれば、内容もそこまで難しくない、はず。なのに。2日間とも最初から最後まで寝っぱなしなんて!!発表者さんからは『Are you sleepy?Are you up?』なんて声掛けされてしまうし・・・よく会場を追い出されなかったものです。いや、自発的に退出するべきなんだろうけど、出ようとすると息子怒るし、前の方で出る出ないで騒ぐのも迷惑だし、、、関係者の皆様、ほんとうにすみませんでした。あんなんだったのに発表の内容はくらげびとより頭に入っている息子・・・なぜに?

 追記:このページを見た息子にダメ出しされました。「イルカっぽいって言ってない。イクチオサウルスとかを連想しちゃうでしょ?誤解を招くから訂正して!」はい。訂正します。すみません。

(下記は10日午後の聴講できたタイトルです。)

A08w 林昭次・小林快次・飯島正也・佐野祐介・伊東隆臣・恩田紀代子・中野貴由・上田貴洋・江口太郎

   骨組織から考察するマチカネワニの年齢と性別

A09w 田中公教・小林快次・Timothy Tokaryk

         白亜紀の潜水鳥類ヘスぺロルニス目の体重進化

A10w 高崎竜司・千葉謙太郎・小林快次・Philip J. Currie・Anthony R. Fiorillo

   Nipponosaurus sachalinensisの成長段階の骨組織学的評価および系統位置の再検討

A11m 久保孝太・小林快次

   獣脚類恐竜・オルニトミモサウルス類の走行能力適応 アークトメタターサルの力学的機能

A12m 犬塚則久

   マンモスの復元の問題点

A13w 澤村寛・安藤達郎・新村龍也

   椎骨・脊柱の形態から展開する束柱類の水生性

A14m 松井久美子・河部壮一郎・遠藤秀紀・對比地孝亘・甲能直樹

   頭骨形態を指標とした束柱類(哺乳類:?アフリカ獣類)の水棲適応の定量的解析-Paleoparadoxia 梁川標本を例に-

 

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