四国108カ寺徒歩遍路

2004年5月~6月まで、四国108カ寺を通しで歩いた記録です。

71番~77番まで

2004年06月22日 | 遍路日記
天気:晴れ、時折風、蒸し暑い
5:00起床
5:55出発
7:55七一番弥谷寺
8:57七三番出釈迦寺
9:25七二番曼蛇羅寺
10:07七四番甲山寺
10:40七五番善通寺
11:50七六番金倉寺
12:20まんだら到着
13:25まんだら出発
自転車移動
13:50別格十八番海岸寺
14:35七七番道隆寺
15:10まんだら到着

朝からいい目覚めで、足も軽い。いつしか足の事が気にならなくなっていた。気分次第で、どんなようにも持っていく事ができる。遍路で再認識した事だった。

弥谷寺には風格があり、うっそうとしていた。そこら辺の岩陰に、色々な神様がいてそうだった。

72番と73番の三叉路で、どちらを先に打とうかと考えていると、車を運転していた女性から、気分ようなるから、先に73番がオススメと言ってくれた。

坂を上ると、全くその通りになった。その上に、スポーツ万能そうな、凛とした、納経所の若い尼さんから、暑いでしょう、と缶珈琲をお接待頂き、さらに、団体を添乗していた方から、しっかり食べなよ、とのし袋に入った現金をお接待頂いた。

僕はただ好きで歩いているだけなのに!感謝しきりである。

期待していた善通寺は、広く立派なだけで、がらんとしていた。境内にある小さな鳥居の上には、願掛けの小石がいくつも載っていた。こんな大きな寺にある神社だから、祠の神様も、頑張って願いを叶えてくれそうだ。

金倉寺から、キョロキョロしながら歩くと、善根宿まんだらの看板が見えた。

メールでしかやりとりした事がない、あんちゃんに会うためだ。

丁度お昼の最中で、促されるままに、冷えたうどんを頂いた。ものすごくおいしかった。

あんちゃんは、想像と似ていたが、僕の1歳上の先輩と瓜二つだった。先輩もそうだが、親しみある顔は柔らかい。しかし、多分その心の中には、しっかりとした仁王もいるはずである。

昼からは、借りた自転車で寺打ちをし、自転車遍路の大変さを実感した。

細い道に入れないから、遠回りになるし、登坂は歩き以上に辛い。

夜は遍路にまつわる色々な話しを聞く事ができ、自分のためになった。何の話しかは、実際に聞いて欲しい。あえて書かない事にする。

飲食費2059円
飲料費120円
雑貨代861円
銭湯代550円
納経代2700円
数珠代300円
浄財代80円
納札代150円
合計6820円

35786歩
25.05km

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。