蔵っ子日記

これは中堅(?)蔵人の日々を綴った素朴な日記です。
だんだん「蔵っ子」と言えない歳になってきたか?でもよろしくね。

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全国新酒鑑評会への出品期日が・・・迫る

2006年03月30日 21時36分06秒 | 日本酒
いやあ~参った。寒い! ついこの間テレビで「4月中旬の気温です♪」なんて言ってたのに、今日は「2月に逆戻りです」だもんな。桜も咲くことをちょっと待った、だね。 私もなんか体調崩して少し風邪気味~。
今日は久しぶりに松江に出かけました。5月に発表される全国新酒鑑評会への出品酒について、先生方にコメントを頂くためであります。(酒は今頃提出するのですが審査はまだ先・・・これが難しい) おかげさまでうちは2年連続で金賞を受賞できましたが、最終的には官能評価(審査員の舌、五感による評価)ですので、「絶対これ!」というものは無いのかなあ~。プロとして早くこのぎりぎりのラインをつかまないといけませんね。意識、勉強、経験ですね。
ひとつ言える事はなんでも美味しい、美味しいではダメだってことですね。嫁さんには喜んでもらえるかも知れませんが。
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食の祭典2006 盛況!

2006年03月27日 20時43分44秒 | event
一昨日、昨日と蔵はお休み、といっても私は仕事。イベント会場にて販売応援をしておりました。「食の祭典2006 in 出雲ドーム!」 出雲市各地の名産、特産が一同に会し、自慢のそば、菓子、酒、天ぷら、干物、寿司などなど、その場で食べたり、お土産に買って帰ったりとなかなか楽しいイベントがあったのです。お客さんは地元の人が多いですが、うちの酒でも知らない商品も多く、ここぞとばかり全力でアピールしました。中でも今年の新酒「丙戌」とか「わーらちの酒(コシヒカリの酒)」などはよく売れました。私は元営業マンなので、実はこういう仕事も慣れております。(そこのお母さん!お酒は美容と健康にいいのよ~、うそじゃないよ~、てな感じ)
ブースの飾りつけは嫁さんのセンス。タンクの蓋や木桶、樽、前掛けなど使ってちょっと雰囲気を出してみました。(満足度は?%) しかしこれ、片付けるときが大変なんだよね・・・。
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今日は火当て(火入れ)!

2006年03月23日 19時19分39秒 | 日本酒
さてと気を取り直して本日も仕事です。
今日は普通酒の火当てを行いました。(火当てとは?2月14日の日記を見てね)私は温度チェックの担当で、きちんと酒が加熱されているかどうか、目標温度をキープしているかどうか、をず~~~っと見ている係です。他の作業と比べてじっと座ってるし、少し暖かい場所にいるので、油断すると睡魔が襲ってきます。(やばいやばい)
火当てした酒は酵母、酵素が死活しますので、酒質が変化しにくくなります。生酒に比べて保存が楽になりますね。火当て後は写真のように、ホースから水道水を掛け流しし急冷しなければなりません。周囲は蒸気が充満して、ホラー映画に出てくるような霧深い森の中のようになります。意外と好きな光景だったりします・・・。
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酒造りも人間関係第一なのです

2006年03月22日 19時19分57秒 | 日本酒
今日は少しブルー入ってます。些細なことで杜氏さんと口論してしまいました。
仕事(職場)は人間関係が基本ですね。私も過去の会社務め&営業経験から嫌というほどその点では苦労してきました。どんな規模、職種の会社でも結論としては「どこでも同じ」だと思います。
しかし今の私の立場(蔵人)は特に人間関係の厳しいところ。杜氏さんに対して、また先輩に対して意見を通すことは大変です。しかも杜氏さんは父と同い年・・・。年齢、経験、地域特性などなど壁は厚く、本当に大変なのは良い酒を造ることより、この環境で仕事を続けることだろうと思います。(若い人が続かないのもこの点が大きいのか?)
WBCのインタビューでイチローが熱いコメントをしていました。彼ほどのプロ中のプロでも、真剣になれば自然とあのような言葉が発せられるのだなあ、と感じました。自分はそこまで立派ではないのだから、体面を気にせず、気持ちをしっかりもって、はっきり言葉で伝えて、酒造りの仕事をしていきたいと思います。(イチローと同い年・・・なんだよな)
その後ちゃんと杜氏さんとは晩酌で酒飲みながら話しましたよ。男はサッパリでなくちゃいかん!かな(持論)
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皆造祝!万歳

2006年03月18日 19時09分19秒 | 日本酒
昨日は期待通り(というか無理やり?)呑みに連れて行ってもらいました。うちの蔵は駅からも近いですが、代官町という飲食街も近くにあります。歩いて行けて便利です(いいような悪いような・・・)。行ったお店でうちの「丙戌にごり酒」を飲みました。未開封だったので、その場でゆっくり栓を開けました。すると瓶の中でにごり成分が上にあがってきて、泡も上がってきてシャンパンみたいになり(この様子は面白い)、それからにごりを均一にして飲みました。炭酸をしっかり感じ、日本酒ではないようなフレッシュ感、香り、甘みが最高でした。これは本当に旨かった~!
昨夜は「皆造(かいぞう)祝」だったのだ。皆造とは「皆造った」ということ。最後のモロミを搾って清酒と酒粕が出来たってことです。日本酒用語ワンポイントレッスンでした。
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ついに全部搾ったよ~♪

2006年03月16日 18時21分31秒 | 日本酒
蔵の仕事もまた一区切りです。いままで仕込んだモロミをついに全て搾り終えました! 上槽(搾ること)は私の担当でしたので、ほっとするのと同時に、ちょっと寂しい気持ちもありますね。モロミがあるうちはやっぱり蔵の中はいい香りがしていますし、偶々蔵見学に来られた方にとってもモロミがあると喜んでもらえますしね。
これからは出来たお酒を調合したり、火当て(加熱処理のこと)したり、また来季に向けてきれいに掃除することに専念して仕事を進めます。上槽があるうちは忙しかったけど、やっと休みもらいながら仕事できるかな? 明日はお祝いで蔵の先輩がどっか飲みに連れてってくれるはず?だ!(期待しよう)
≫写真は一部の酒の上槽に活躍した搾り機です。おつかれ~
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製氷機は欠かせない

2006年03月14日 20時03分01秒 | 日本酒
寒い!昨日、今日と出雲は雪です。10cmくらい?積もりました。最近、天気予報当たりますね~ほんとに、感心感心。
寒いとはいえ、モロミや斗瓶取りした大吟醸などはやっぱり温度に気をつけないといけません。手っ取り早く冷やす方法としては、冷水か氷ですね。うちの場合、特に氷を良く使いますので、この製氷機は大変重要な役割を担っております。あのファミレスでドリンクバーの場所に置いてある角型の氷ができるやつです。
ただ運ぶ時はバケツに入れて運ばなければいけません。毎日両手に下げて何回も2階まで階段を上ると、結構足にきます。自分としては筋力トレーニングを兼ねて(あえて一杯に盛って)やっています。成果があるのかどうか・・・。
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しぼったままの生原酒は黄金色!

2006年03月12日 20時55分13秒 | 日本酒
もうそろそろです。全てのもろみが上槽できるのが。ということは仕込んだものが全て酒になるってことですね。いやあ~めでたいめでたい。
ところでよく困惑する言葉に「原酒」と「生酒」があります。通常、お酒は加水してアルコール度数を15度台に調整します(基本的には度数を落とす)。しかし「原酒」はその作業をしませんからしぼったままの状態(アルコール度数もしぼったままの17~18度程度が多い)ということになります。また「生酒」とは加水するしないに関わらず、加熱処理しないもの(つまり「生」のもの)を言います。
ちなみに「生原酒」といわれるものは、「加水せず生のままの酒」となります。うちでも結構人気のお酒であります。(みなさんもいろいろ飲みくらべてみてね)
写真は昨日絞ったお酒です。不思議ですね。
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平成17年度新酒鑑評会開催!

2006年03月10日 19時35分54秒 | 日本酒
なんとなく春の陽気ですね。昨日は我が出雲地区の新酒鑑評会が、市内某ホテルにて盛大に行われました。今年出来た新酒の中でも、特に高級な仕込「大吟醸酒」を持ち寄って審査員の先生方に審査してもらい、また一般の方も参加してきき酒および懇親会を行う、といった内容のものでした。
出品蔵元は5場、出品酒数も30程度とあまり大きな規模ではありませんが、それでも地元の得意先また日本酒ファンに自社の酒をアピール出来たり、我々蔵人も他社のお酒の出来具合を勉強できると言う意味では大変意味のある会だと思います。
当然このあとは二次会、三次会とまあ久しぶりに飲みました。しかしお酒は飲みすぎはいけません。朝になったら気づき、反省するのですが、また今夜も晩酌している私・・・
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酒蔵に向く人2

2006年03月06日 20時12分49秒 | 日本酒
先日「蔵人に向く人」ということで書き込みしましたが、最近またひとつ思いつきました。
「風呂・トイレ掃除好きな人」に続く第二弾! ズバリ、「冬が苦手な人」です。冬が忙しい仕事なのに「苦手な人」とは・・・? スキーやスノボなどウィンタースポーツに無縁で、服も着込まなければいけないが、でもおしゃれな服が無く、特に何もなければ家でコタツにあたってテレビを見ている・・・このような「冬が苦手な人」は、蔵人が向いています! ウィンタースポーツなどやっている時間はありませんし、服は毎日作業服で考えなくてもいいし、仕事が忙しいのでゆっくりテレビ見ている場合じゃないのであります。もちろん自分の生活(体験)での思いつきですが、これも意外に当たってるかも。冬は酒造りだ~働くのだ~
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