天候:
行程:JR足柄駅8:05−足柄峠9:25−金時山10:45~11:30−長尾峠−湖尻14:05−芦ノ湖西岸歩道−箱根町16:47
単独
今週は金曜に少し雪が降ったので無理せず、日曜に近場の金時山へ。
(富士山も行きたかったが、強風予報のため、またしても見送り)
毎度ながらJR足柄駅スタートだが、今回はいつもの北西側の直登尾根ではなく、足柄峠経由で行ってみる。
無人のJR足柄駅(左)と駅前にある金太郎像
道すがら眺める富士山。
晴れてはいるが、遠目に見ても雪煙が舞っているのがわかる。冬富士マニアは、この状態を「毛羽立っている」と言う。
実際行ったことがある人にはわかるが、このほんの少しのケバ立ちが実は身体を吹っ飛ばされるほどの強烈なブリザードで、こういう日は晴れていてもとても登る気にはなれない。
で、そんな富士山を背後に振り返りながら足柄峠のルートを行く。
が、これはちょっと失敗。ほとんど舗装路でちょっと味気ない。しかも遠回りだし・・・。
足柄峠
峠に着くと、道は右手に直角に曲がる感じで金時山へ向かう。
途中、車止めがあり、そこからようやく山道らしくなる。こちら側から見る金時山は、何となく黒戸尾根の八合目から見る甲斐駒の姿と似ている。
最後は急な階段が続く胸突き八丁となる。
八か月振りの金時山頂。
富士山、そして背後の箱根がまるで箱庭のよう。
雪の無い時期の山頂は足の踏み場も無いほどの混みようだが、さすがに冬は適度な人数。
しかし、なぜか金時娘ことオババの機嫌があまりよろしくない。何だか癇癪を起しているので、早々に山頂を退散する。
(茶屋で何も買わずに中で休んだり、勝手に外のテーブルを使ったりすると怒られますので、初めての方はご注意を。昔はそんなことなかったのだが・・・。)
その先、山頂からの下りはちょっと急だが、長尾山から丸岳は割となだらかな稜線が続く。
トレランにもいい感じの道で、春になったら今度は「走り」に来ようと思う。
相変わらず真っ白い姿を露わにしている富士山。
本日は長尾峠から稜線を離れ、芦ノ湖の北端、湖尻へ下る。
途中、小休止していると地元ウォーカーのおじさんに声を掛けられる。
何でもこのすぐ近くでハンターが猪狩りをしているので注意せよとのこと。やはり冬の低山歩きは赤系など少し目立つ色のジャケットを着ていた方が良い。
最後は芦ノ湖西岸歩道をひたすら歩く。この部分だけで11km。
湖の縁に付けられた道で特にどうということもなく、疲れた足には長く単調でけっこうしんどかった。
そして、箱根駅伝の折り返し点がある芦ノ湖南端の箱根町にゴール。
本日歩いたコースはそれでも30kmぐらいあるか。まぁいい運動になった。
なるほどですねU+203C参考になりました。
金時山では恒例のお勤め品ランチはやめて必ず山小屋で食事か買い物をさせていただきます。
しかし、私は、どMなので個人的には日本山小屋史上最強との呼び声高いMアルプス某○岳山小屋にいって某オヤジ様お会いしたいしてみたいです、、というよりは泊まってみたいです。
金時山の頂上から芦ノ湖が遥か遠くに見えるのですが
、意外と歩けるもんです。あの辺りは春になったらトレランが気持ち良さげです。
それにしてもあの日のオババの機嫌は悪かったです。
どこの山小屋でも傍若無人の振舞をするグループがいて、それが原因なんでしょうけど・・・悲しいことです。