社員は、自分の判断基準で、良いやり方、悪いやり方を考えます。
つまり、自分の考える良い方法を探ります。
しかし、会社には、会社のやり方があります。
まずは、会社のやり方に従ってみましょう。
改善提案は、その理由を完全に理解したのちでなければ、受け入れてもらえません。
There are three ways of doing things around here: the right way, the wrong way, and the way that *I* do it.
Employees think about their ways of doing good and bad by their judgment criteria.
In other words, I will explore the good way I think.
However, the company has its own way of doing business.
First of all, let's follow the company's way of doing things.
Improvement suggestions can not be accepted unless we fully understand the reasons.
一方TCGでは、全社員が自分の意見を自由に開示できる場、経営参画の機会が多数あります。これは本当に類まれなことで、感謝すべきこと。
会社が考えたやり方よりもっとよいやり方が思いついたのであれば、その自由に開かれた経営参画の機会を利用して、いち早く行動すべきです。企画して、行動して、検証して、提案して、その有効性を自らの手で証明すべきです。
もっといいやり方がある。
そう思っていれば、常に他にアンテナを張り、
他のやり方を調べ、良いところを取り入れようと
努力する。
それが出来ない理由。
究極的には、”思考が自己中心”という事なのだろう。
このタイプは、どんなに方法論を知識として吸収しても、
「これは良い、これは悪い」とまた自分中心さを
発揮し、自分の基準で判断する。
だから上手くいかない、という思考のループにはまってしまう。
抜け出すためには、まず「受け入れる」こと。
その意識・思考の転換が、どんな方法論よりもまず優先される。
結局相手にとってはコンサルタントの『俺のやり方』にしか見えない。だからコンサルタントは嫌われるのだと思います。
信頼関係を築くのに、共感や同化など何かしらのプロセスは欠かせません。
そういう時に本を読むと、すでに乗り越えた先人が答を提示してくれることを感じます。
ただもっと優秀な人は、行き詰まる前からすでに学んでいます。
良くなりたいという情熱、過去の栄光を捨てる謙虚さ、自分のこととして捉える感性を、私も見習っていきたいです。
しかし、社会人においてマネをする事は、本当に悪であろうか。新人の頃は仕事のやり方など分からないものです。会社が指示する通りに動く。優秀な先輩をまねる。優秀な経営者をまねる。など自分なりの方法を行うよりもずっと簡単で成功できる方法が転がっています。自分のやり方を捨て、優秀な人をまねる事が成功への近道です。
謙虚に会社のことを知ろうとし続けること。その姿勢が重要なのだと考えています。
今まで蓄積してきた経験を否定するのは難しいことです。
だけども、それが間違ったやり方であったならば
即変えるべきでしょう。
しかし、正しいと思われる場合は変えるかどうか難しいところです。
ただ、少なくとも
自分が確信していない方法は絶対にうまくいきませんし
他社の賛同も得られません。
他社を巻き込むと考えると
まずは既に決められたやり方でやってみることが
重要なのだと思います。