まろの公園ライフ

公園から世の中を見る

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

蜜柑の実る頃

2016年09月18日 | 日記

世間は三連休なのに
週末も相変わらずのお掃除バイト。
自転車で走っていると色づき始めた蜜柑を見つけました。

まだまだ残暑の候なのに
いい感じに色づいて来ましたねえ。
朝っぱらから虫の声も聴こえて秋を感じてしまいます。
他人様の豪邸のフェンス越しですが
出勤途中に蜜柑の「定点観測」を続けているんです。

蜜柑の花が咲き出したのが
確か五月の中ごろだったでしょうか。
真っ白な五弁の花びらが何とも清廉な印象ですねえ。

  ♫ ミカンの花が 咲いている 思い出の道 丘の道

なんて歌が聴こえて来そうです。

真夏の蜜柑は青々としています。
まだまだ酸っぱくて食べられそうもありませんが
なかなかいい色つやをしています。

  ♫ 青いミカンが実った ふるさとの丘に

       今年も取り入れの 唄がまた聴こえる

なんて歌もありましたねえ。
青いままで取り入れるのは早生の品種でしょうか。

芥川龍之介に「蜜柑」という短編があるのをご存じでしょうか。
主人公の青年が横須賀線の車内で隣り合せた
下品で薄汚い田舎娘の様子を微細に記した短い小説です。
ただでさえ鬱屈とした気分をかかえた主人公は
その少女の不潔な身なりにますます不快を覚えるのですが
トンネルに差しかかったときに
彼女が強引に窓を開けたため全身が煤まみれになってしまいます。
思わず文句を言いたくなった次の瞬間
少女は懐に隠し持っていた五、六個の熟れた「蜜柑」を
窓からいきなり外に放り投げたのです。
その投げた先には踏み切りで思い切り手を振る三人の男の子たちが。
これから遠方の奉公先に向かう少女が
見送りに来た弟たちへの精一杯のねぎらいの気持ちが
鮮やかに実った「蜜柑」だったのです。
梶井基次郎の「檸檬」いいですが
芥川龍之介のこの「蜜柑」も名作ですので是非ご一読を!

あらら、他家の「蜜柑」を強引に食べてしまった人がいますよ!
フェンスが高くて手が届かなかったのでしょうか。
金網の間に指を突っ込んでむしり盗ったような犯行ですが
これぞまさしく「不届き者」ですね。(笑)



見ればフェンスの向うには
いっぱい黄色い蜜柑が落ちているではありませんか!
でも、私の太い指ではとても無理です。
その時、突然、家の中から人の気配がしたので
慌てて逃げ出しました。
残念ながら犯行は「未完」のままで終わりました。(笑)

ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 路上ライブ | トップ | 里いもの秋 »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL