「近く」だけど、会えない日々。
年齢を重ねていくと
そういうことは、大切に思う人であってもよくあることで
むしろ、「時間」の距離を越えて再会できたときの喜びが大きくて
嬉しかったりするものです。
でも、今回の震災で少し気持ちが変わりました。
会いたい人には会いに行かなくちゃ。
ようやく春らしくなった陽のもとで
乳白色の陶器の肌のような柔らかな光をまとったその人は
自分で思っている以上に弱ってしまっている心を
優しく包んでくれる料理を教えてくださいました。
食べるということは、命をいただくことで、命を強めていただくということ。
改めて気づかされたひとときでした。
想像を超える恐怖や悲しみ絶望に、耐え忍び、打ち勝ち、
再び力強く大地を踏み締め、立ちあがる
その力が
被災者の皆様おひとりおひとりに
体の底から漲ってゆきますように
切に切に祈ります。