大分の玖珠に窯を構えるTeppei窯の小野鉄兵さんの急須で
それはそれはお茶が美味しくなる
しかも姿形、パーツひとつひとつが美しい
魔法の急須なんです。(以前の記事はこちら)
丁寧に扱っていたつもりだったのに
まずは夫が蓋の裏側を欠けさせてしまいました。
でも、ほんのちょっぴり薄く欠けただけなので
問題なく使っておりました。
それから1年後、ついに私が不覚にも手を滑らせてしまい
またも蓋の、しかも今度は裏ではなく
表も表、肝心要の「つまみ」をポッキリやってしまいました(涙)
そのときのショックといったら。
蓋につまみは必要不可欠なものであるという
当たり前のことを初めて知ることとなりました。
とにかくお気に入りの急須です。
じわじわ茶渋がついてきて、貫入にも味が出だした矢先。
本体がガシャンと割れたなら諦めもつきますが
なんとかならないかと
自己流で金接もしてみましたが
何せデリケートで指も届かないところ。
さらに事態を悪化させただけでした。
不調法をお詫びして、Teppei窯へご連絡したところ
専門の業者の方を紹介していただけました。
帰ってきた蓋にはつまみが元通り。

繊細な首飾りがつきました
裏側もこのとおり。
ひとくちに「金色」といっても
その色はさまざま。
完璧であった作品から生じたエネルギーの「欠け」を
甦らせる深い光の「金」。
そして目を閉じて指の腹でなぞらえても
作品と全く同化している滑らかさ。
こんな小さな蓋であっても、見事に美しく施されて帰ってきてくれました。
おかえりなさい。
また、これからも末永くよろしくね。


















