Kuniのウィンディ・シティへの手紙

シカゴ駐在生活を振り返りながら、帰国子女動向、日本の教育、アート、音楽、芸能、社会問題、日常生活等の情報を発信。

iPhone 4Sがほしい!!

2011-11-10 | 日本生活雑感
近所のノジマに行ってスマホを物色!
行く前に、週刊ダイヤモンド10月22日号「スティーブ・ジョブズ超人伝説、スマホ完全理解」を何回も熟読した。
うちの携帯がdocomoなのでアンドロイドを見て回るが、あまりの数にまったくどれがいいのかわからない!
というか自分が必要とする部分を全部兼ね備えているものがないような気もしてくる・・・

iPod Touch をいじっていたら、その画面の美しさと手に吸い付くような感覚に手が離せなくなり、「やはりiPhone 4Sを見なければ」という気になり、急いで探しに行く。
どこでもつながるdocomoからつながりにくいといわれるsoftbankに変える気がなかったので、iPhoneにするという選択肢をひたすら封印してきたのだ。
去年の暮からiPhoneがほしい私とそれに反対する主人とはバトルを繰り返してきた。
主人は職業柄アンドロイド側にいる人間のため、アップルのiPhoneには興味を持たず、(というかスマホに)去年の暮は出始めのギャラシーパッドを勧めていた。
「人間が機械に使われている」とIT業界にいる主人の決まり文句。
業界にいる人間は、仕事でいつも使っているため、プライベートでは携帯も含めてそういうものを使いたくないのだろう。

1年半以上前から、同僚のiPhoneマニアのマットがいつもいつも「こんなこともできる」と見せびらかしながら、「kuniはいったいいつ買うんだよ?」と毎回毎回すごい勢いで迫ってくる。
「iPhoneなしには生きていけない!」とまでのたまっていたマット。
2週間前、マットが自分で作ってその日の授業で成功したオリジナルのカリキュラムを(私とのデモまで一瞬で終え)ささっとその場でiPhone4Sを使って数分でビデオ編集し見せてくれたときの瞬間は、もう驚異としか言いようがない!

ついでに見せてくれた音声認識機能のSiri。
マットが言ったことを完璧に文章化し、忠実に実行する有能な秘書。
メールも検索も言ったまますらすらと自動で打ち出されてくるし、受け答えもする。
いやぁ、これにも参った!!
このSiriは日本語対応がまだないのだが、私は英語もそんなに苦にならないので、remainderやマットやアメリカの友達にメールを送るときは使える。

ダイヤモンドの記事によると、新型発表会のときにたったティム・クック新CEOのプレゼンの最後にサプライズ的に発表された目玉機能がこのSiri。

iPhoneは、私がいつもバックに携帯したい高機能カメラ、ビデオ、iPod、インターネットをすべて兼ね備えている。
無駄のないシンプルなデザインもいいし、片手にコンパクトに入り、アンドロイドのようにいくつもの種類がないので選びやすい。
ついでに触ったiPadもサイコーに美しい。
スティーブ・ジョブスの崇拝者が世の中にあふれている意味がわかる。

しかし、32GBで月々6千円ちょっと。
24か月で16万かかるほどの大きな買い物。
もしdocomoを携帯としてキープするならすごい投資のような気もしてくる・・・


そこではっと思いついた。
主人とうちの両親たちはau。
iPhoneのプロバイダーをauにすれば両親とタダで話せる。
とりあえず、家族はdocomoなので全部を切り替えるかどうかは様子見にしてっと。

しかし、なんとauが乗りかえると1万円のキャッシュバックキャンペーンを1月31日までやっているという。
ちょうどdocomoの2年しばりの解約金額だ。
うひゃ、一気に家族で切り替えるか!
ノジマにいた担当者の話では、このキャンペーンなどで、auがiPhoneを売り出して2か月で7万人もの人たちがdocomoからauに乗りかえたという。(なんか信じがたい数字だなぁ・・・)

今や家電売り場はスマホ売り場が3分の1ぐらい占領していて、立ち並ぶ色とりどりのアンドロイドのスマホは雑然としていて、どこに実際体感できるのがあるのかわからないが、数の少ないiPhoneや iPadはショーケースにいるかのようにすくっと美しく存在し、スマホ初めての私が触っても操作がしやすい。
3人の売り場の人たちと話したが、みんなiPhone派だった。
iPhone席巻って感じ。
とにかくスマホの大ウエーブを感じた日であった。

`Airplane` by New Hollow

2011-11-08 | スポーツ一般・娯楽



写真は、http://en.wikipedia.org/wiki/New_Hollowより

英検の教材を探していて、アメリカのNew Hollowというティーンのロックバンドの「Airplane」というラップ調のカバー曲が気に入った。
オハイオ出身の15歳から17歳という若さの同じ学校に通う高校生3人。
ラジオに一切流さずレコードレーベルとも契約もせず、去年のデビューから、この曲を含めてビルボードでいきなり3曲とも1位を獲得という驚異的な超若手新人グループ登場!
あの女の子に人気の大手洋服メーカー、「Justice」(なつかしい・・・)とデビュー時に契約し、Justiceのマーケティングが成功したらしい。
日本にいてアメリカのミュージックシーンはフォローしていないため、状況が詳しくわからないのだが、日本もアジアもあちこちで高校生や中学生グループが活躍しているから世界的な傾向だろう。
アジアの国々でもあちこちで秋元氏のプロデュースするAKBに似せた「○○○48」というグループがオーディションで誕生しているらしい。

このAirplaneという曲、一番後からバンドに入ったドラマー担当のチャッド(写真の真ん中)がラップを担当し、ベースのエバン(左)とギターのミック(右)の二人が美しい歌声とキーボードでささえている。(ワタシはエバンが好きだが)
インタビューの中のエバンによると、チャッドはWacky (変わり者)でPrankster(いたずらっ子)らしい。

なんかアメリカのどこにでもいそうな感じの普通の高校生たち3人。
日本のAKBだってそうだもんな・・・

そうそう、このバンドを探したきっかけが「Time for Kids」のサイト内のエンターテインメントの欄。
3人の詳しいインタビューも入っていて、このサイト中高校生の英語学習にいいかも。
この3人の音楽の好きな人なら、必至で私のように彼らのインタビューも聞き取ろうとするだろう。

http://www.timeforkids.com/news/ready-rock/15656



英語のプライベートレッスン~個性をのばしていければ・・・

2011-11-08 | 日本の教育一般
小学6年生3人、中学生1人と数が少ないのだが、英語のプライベートレッスンを続けている。
小田原にいるときが多いので、そのときは埼玉に住んでいたときの生徒たちをスカイプを使ってレッスン。
週末埼玉にいるときは生レッスン。(月に1、2回)

スカイプレッスンは大変だが、3人が頑張ってついてきてくれている。
小学生の時期にしかフォニックスをする時間がとりずらいため、保護者の希望もあって、8月終わりぐらいからフォニックス中心のレッスン。
シカゴ日本人学校で使っていたワークをアマゾンで探したが、見つからず、自分で探してアメリカ人の小学1年生用のをえいやっとやり始めた。
このワーク1000円ぐらいだったか、アマゾンで注文するととにかく安くてすぐに送られてくる。
同僚のALTのマットも似たようなテキストを使っている。
円高の影響もあり、アメリカのテキストはすごくいい!とお互い言い合っている。

しかし、限られた時間内でスカイプで3人にフォニックスや他のテキスト、絵本の読みなどをやるため、なかなか苦しい。
それでも先週どのくらいフォニックスが身についているかテストをしたら、みんな結構スラスラと書けていた。
全問正解をやってのけた子もいてびっくりした。
聞いたらまったく書く練習はしてないというから、フォニックスのすごさを実感。
絵つきワークで何回も繰り返してやったおかげであろう。
みんな少しづつ英語のセンテンスも出始めて、簡単な英文を読み始めた。
本当はもっと絵本を多読させたいのだが、時間が足りない!

美しく書くことが好きな子は、何も宿題をださなくても教えてなくても自分で文法などをまとめて、そのノートを提出。
この子を見ていると小学校高学年の英語って、自分で考えながら楽しく勉強がしたくなる教科なのかなとも思う。
3人とも好きな教科に英語をかかげてくれたので、やってきてよかったと強く思った。
なんせ自分で模索しながら、毎回プログラムを考えてきたから大変だった。

カリキュラムがしっかり決まったECCのクラスなどとは比べものにならない内容かもしれないが、少人数の生徒たち一人一人の個性を見てそれをのばしていけるところがいい。

完全な個人レッスンの中学2年生の女子は英語に対する興味が高く、今回の英検でダブル受験し、4級合格、3級一次合格。
現在日曜日の二次の面接に向けて準備中。
夏休みに3級も受験したいと決め、2か月半で中3の内容をざっと叩き込み、なんとか消化し、どうにか英検に間に合った。
部活の大会や定期テストで超忙しい中での素晴らしい結果だったので、私もいたくうれしかった。
とにかくスポンジのように教えたことを飲み込んでいく柔軟性のある生徒。
準2級も受けたいとの意欲満々。
既存のカリキュラムに頼らずどうやってこの生徒にあった勉強法で英語力をのばしていくか、やりがいのある仕事である。

いい生徒たちに恵まれて本当によかった!