くにみ塾通信

Kunimi Juku's Bulletin

あかんたれ

2017-09-29 18:54:57 | 塾生へ
 家族に用があって、お箏(こと)の先生が自宅にいらっしゃいました。大きな箏を片手に抱えて怪力、と思ったところ、中が空洞の桐の木で意外にも軽くてびっくり。箏の用意をされるのを見ながら、胸がきゅっとしてしまいました。
 むかしむかし、小学校にも上がらないくらいの年ごろのころ。近所のお姉さんがお箏のお稽古をされていて、その先生が来られているので行こうと祖母に連れられて出かけました。「見に」行くのだと思っていたら、お稽古しませんか?ということになって、もちろん祖母はそのつもりで連れて行ったのでしょうが、「できないから、やらない」としり込みしてしまったのです。そして悲しいことに、幼いわたしは、その知恵の一部分がとてもおませでしたので、自分のあかんたれさに勝手に傷ついたのです。
 やったこともないのですからできなくて当たり前。それをできるようにお稽古する、という学びのもっとも大事な部分を逃してしまったというキズがずっとあって、そして今日、お箏を目の前にして、ちょっと動揺してしまったのです。

 強くなろう。

くにみ塾 電話0774-71-3774

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手ごたえ

2017-09-28 21:54:04 | 塾生へ
 中学3年生の「できたら帰れるプリント」は、9月中ずっと英語が続きました。
 手ごたえを感じています。全問正解にならずに、結局は答えを教える場合もありますが、なんとなく解いていた状態から、意識して解くように変化してきました。うれしい。
 しかし、手ごたえの薄い生徒がいるのも確かです。違った問題に対して思いを入れられない生徒。正しい答えがわかったら安心してしまう生徒。お休みしてやりそびれた問題をそのままにしてしまう場合とかも。
 四六時中気を張り続けるのは無理ですし、生きている間中をがんばるモードでばかりはいられないでしょうが、受験生である今は張り切り時です。
 周りも応援しています。頑張れ、受験生。

 このところクウちゃんは棚の上にもいかず、手の届くところで寝ていることが多いようです。今日は、中学1年生のKくんがたくさん撫でてくれました。

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コツをつかむ

2017-09-26 22:15:30 | 塾生へ
 中学生のKさんが、「古文はコツさえつかめば簡単って言われたんですけど、そのコツがわからなくて。」と言いました。一言のもとに伝授したいところ。でも残念ながらそんな技は持ち合わせていません。Kさんも、そうですよねー、と言ってはくれましたが、焦っているときや伸び悩んでいるときには、こんな無理を呟いてみたくもなるののようです。

 自転車に乗るのは、多くの人にとって当たり前のようなことでしょうが、たとえば、乗れない人に、「コツを教えて」と言われても、きっと困ってしまいます。乗っているうちに乗れるようになるよ。
 フィギュアスケートのコーチに、「4回転ジャンプのコツを教えて」と言っても、アドバイスはあるにしても、こうすればすぐできるという特効薬のようなものはありません。練習して練習して練習して、そしてつかむものがコツです。
 「英単語覚えられないんですよねー、どうしたら覚えられますか」というので、「声に出しながら何度も書くんだよ」というと、「うわーめんどくさい」という。練習して。練習。勉強して。勉強。どうやったらいいかを尋ねるくせに、その方法を教えると、それはしたくないという。頑張らずにできるようになる方法を知りたい生徒、多数。
 繰り返すこと、練習すること、努力すること。これをしなくても身に付くような「コツ」があるなら、どこかで買っておいで。

 先生に解き方の「コツ」を教えてもらったから、できるようになりました、といってくれる生徒は例外なく、たくさん、たくさん勉強した生徒です。たくさん勉強してこそ、教えられたコツがわかるのです。
 せいとのみなさま、あなたの努力がまず大事です。

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ほんもの

2017-09-25 22:13:25 | 塾生へ
 高野山に出かけて「聾瞽指帰(ろうこしいき)」という空海の著作を見てきました。別の部分の複製も並んでいて余計に思ったのが、直筆のものは伝わってくるものが違うということ。本物のちから。三筆に挙げられるのですから素晴らしい字に違いなく、空海24歳の思いの強さ、揺るがなさ、正しくたっている心のようなものが、千数百年たった今見てもそこにあって、ただ人ではなかったのだと感じ入りました。
 「自分」という本物でしかない「自分」は、本物としてたっているか。自分と並べたり引き合いに出すのもおかしなことですが、そんなことを思いながら標高850メートルほどのお山の上で過ごしたお彼岸の日でした。

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整理

2017-09-22 19:56:44 | 塾生へ
 模擬テストや実力テストはたいしたもので、中学3年生のやる気をかき立てる絶好の機会になります。やる気が出たらぐんぐん伸びる、と言いたいものですが、顔を出していたやる気も、気づくと、どこかに隠れてしまうこともありますので、探しにいったり、掘り起こしたりして、鼓舞します。
 最近は、体育大会も終わって、9月の学校の実力テストも塾の模擬テストも返却されて、全体としてやる気モードです。こんな時は、学校選びも前向きに強気になるもので、その相談をわたしたちも、たくさんの、正しい情報をもって待ち構えます。学校の資料とにらめっこしながら話すこともありますので、資料の整理はとてもだいじなのですが、これがなかなか大変な作業です。学校ごとに体裁が違っているのを、必要なところだけにしてファイルしていますが、それなのに、急いでいるときに限って迷子になる。校名の見出しも付けていますが、クウちゃんが乗るのでつぶれてしまって見えにくいし。
 で、今日はその資料の整理をしてみました。苦手なことをがんばる。やる気が出なくても、やっているうちにその気になるものだと自分に言いきかせて。公立と、私立は、京都・奈良・大阪の色を変えておけば探しやすいかなとか思いながら。
 全部を終えたわけではないのですが、続きも何とかなりそうで、やり始めればその気になれるものだというのは本当だと思えて、これは嬉しいことでした。

 急に気温が下がって、鼻をぐずぐずしている生徒がいるようです。夏の間、愛想のなかったクウちゃんも、膝の上が恋しくなってきました。服装で上手に調整してください。

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まず、やる。

2017-09-20 21:06:34 | 塾生へ
 むかし、センセイと呼ばれる人の話には、しばしば、「3つの木を植えましょう。やる木、げん木、こん木(やる気、元気、根気)」というのが出てきたなあと思い出します。今の生徒には新しい?
 高校生と古典を勉強しました。二重尊敬が出てきたり、二方面敬語が出てきたりします。よく聞かないと何を言っているのかわからないけれど、よく考えながら聞くと、きちんとしたルールがあって、漠然と文意をとるところよりもずっと易しい。「やる気」の問題です。で、高校生が言うに、「今日は部活ですごく疲れているけれど、でもすっごくやる気が出てる」と。
 やる気がないと何もはじめられないと思いがちですが、とにかく手を付け始めると、やることによってやる気が出てくる、というのもあるもの。ごちゃごちゃ言わずにまず取り掛かると、やる気なんて関係なくできる。気づくとやる気を持ってやっている。そんなことはよくあることです。
 だから、まず、やれ。
 中学3年生の9月の実力テストが返却されて、その報告が届いています。多くの生徒が解答用紙を見せてくれます。褒めたいなあと思うところもいっぱい。でも、落としてはいけないところでバツがついています。できるはずのところでバツです。ケアレスミスです、なんて言い訳しますが、バツはバツ。本当はわかっていてのバツでも、まったくわからないバツでも、入試の場面で、それは同じバツ。
 大丈夫そうな表情の生徒には同じことを厳しく言い、弱気になっている生徒には同じことを励ますように言います。○○さんには優しくって、△△くんには厳しくって。差別じゃーん、依怙贔屓やーとは誰も言いません。それぞれに合わせた対応ができるところが、小規模塾の良さですから。厳しい言葉で励まされる側の生徒もそこのところをわかってくれているオトナっぷりで、そこには私たちも助けられます。

 このところクウちゃんは生徒の手の届くところで過ごしています。そのご褒美に今日もネコ写真です。
 
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だうん

2017-09-19 20:57:59 | 塾生へ
 大勢のうちのひとりでいられる場面では、しんどいからお休み、というのができて、自分しかいない場面ではそうもいかないものですが、先週は、その自分しかいない場面でしんどいの限界に近づいてしまい、授業をしても息が切れる、立っていられないというのがやってきました。体育大会の日の授業で、お疲れだの打ち上げだのでお休みする生徒も想定された日、疲れていてもやってきた生徒には迷惑をかけてしまって反省です。
 何とか帰宅して暫くしたら急激に熱が上がり、暑くて寒くて痛くて苦しくて、これはもう夜間診療所か?と思いましたが、数時間ですっかり下がって、その後発熱の気配もなく。風邪の症状もまるでなく。なんだったのでしょう?
 でもとにかく、高熱と何も食べていないのが続いたことで体力がなく息も切れるので、土曜日の教室を丸投げして、学校説明会にもいかず、寝る。夏前からの疲れが蓄積していたのは自覚していましたし、9月に入ってから、あっちもこっちも不調が出ていたのを、だましだましでいましたが、もうだまされないぞという体からのメッセージのように思えて、予定を全部キャンセルして休息の3日間。大病でない限り気合で何とかなるもんだというのを、バチンと叩かれた感じです。マサヨ先生には、熱が出たのには意味があるんだからお医者さんに行きなさいと言われるし。
 今日は、週も変わって無事に出勤してきました。クウも出勤。小学生のKちゃん、Yちゃんに撫でられ、中学生のMくんに撫でられ、ユカ先生のとなりで転寝してご満悦です。

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はじめて

2017-09-13 18:50:37 | 塾生へ
 授業が始まる時間よりずいぶんと早くやってきた小学生が、教室に入ってすぐにかばんを開いてテキストを出しています。どうしたの?と声をかけると、「やばーい、宿題やらずに塾来てしまったん、はじめてや」と大慌てです。国語はできてるけど、算数がなー、といいながら解き始めましたので、そっとしておきました。で、ちゃんと授業開始時間には間に合って、まあ、よかった。
 家でやる気にならなければ、塾に早めに来てからやればいいというのもひとつの考えですが、それでもやはり宿題は家でやってほしいもの。強制されない場で自分で学習するというのを身に着けるための練習でもありますので、それができなかった時に「やばい」と感じたその心を、ちゃんと持っててねと思ったのでした。

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せんせい

2017-09-12 21:48:38 | 塾生へ
 中学3年生は、授業おわりに「できたら帰れるプリント」をします。夏休み中は数学でしたが、9月に入ってからは英語。英作文を6つ。基本的なものを出題することで、ひとりひとりのあやふやにしているところが洗い出されてきます。今習っているところではなく、取りこぼしてしまっているところ、なんとなく雰囲気で解いていただけのところを、定期テストのない今月のうちに解消するのが目標です。
 生徒も勉強し、わたしたちも、その一人一人の状況に目を向けますが、わたしたちの勉強の別のひとつに、学校を知るというのもあります。先週土曜日は、堀川、久御山、城南菱創、木津のお話を伺い、昨日は奈良大付属高校の説明会に伺いました。それぞれの学校の特徴や取り組み、進路指導や進学実績や、伺うべきことはたくさんある中で印象に残ったこと。
 木津高校は、校長先生、副校長先生お二人、教育推進部長の先生と、学校の中心となる先生がおそろいでお話し下さいました。その熱意。教師がどう在るべきか、どのような心持ちであるかに心を砕かれています。生徒を伸ばすためにこんな取り組みをしているというのは、どこの高校でもそれぞれにお話し下さいますが、その導き手であり並走者である教師を、さらに導く側である校長先生のことばは、とても信頼に足るものです。それと同じことを感じたのが奈良大学付属高校の校長先生。昨年も聞きながらいいなあと思ったポイントだったのですが、教師の不勉強への戒めをお話されました。自らの未熟さを自覚して学ぶようにと。教える側にいる者の慢心を戒める。
 生徒側であったころ、若い先生は近しく、年配の先生の幾人かは煙たく感じる存在でした。しかし、長く時間がたって振り返り、ありがたかったなあと思う先生と近しい先生がぴったりと一致するわけではない。センセイにとっても、先生である人の存在は欠かせません。

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文房具

2017-09-07 17:29:30 | 塾生へ
 小学校ではシャーペンは使えないらしく、塾では使っていいのかと尋ねられることがあります。どうぞ、使ってください。でもあんまり使い方が下手過ぎたら、まだダメっていうよ、と返事をします。芯を出しすぎて折れるばっかり、というのの度が過ぎて、授業に集中できないようだったら、もうちょっとしてからね、と言っておくと、すぐに上手に使うようになります。
 くにみ塾では、いただきものの文房具を、ご褒美の時のくじ引き景品箱に入れています。小学生のNくんが、「シャーペン、当たりますように」と祈りながら引いて手に入れ、早速授業で使っていました。芯を出したり、くるくる回して分解してみたりしてしまう。「こらっ。そういうことをするから小学生は使うなって言われるのよ。勉強に集中できなくなるから。」というとすぐやめました。「ま、しばらくは触りたくなるから仕方ないけど、ほどほどにするのよ」と付け加えるとにっこり。
 パソコンやスマホもそうですが、新しいものにはとにかく触りたくなるものです。で、それが程よくコントロールできないと思われているコドモは、注意されるネタにもなり、注意が叱られるになり怒られるになり。その対処対応もだんだん上手になればいいのですが、これはお年頃になるにつれ難しくなり、そしてそれをちょっと離れてみていると、なかなか面白くもあります。

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