くにみ塾通信

Kunimi Juku's Bulletin

スタートのないゴール

2017-04-20 20:50:19 | 塾生へ
 今日が終わると明日になり、明日になればその日は今日になって、何の起伏もない時の進行の中に、何時何分、何月何日という区切りをつけて、入学式や始業式のスタート地点がおかれます。出発点、始点。入学式や始業式や何かのきっかけの時に、自分自身でそのスタートを意識したならいいけれど、あいまいなら、日々ゴールに向かってすすんでいくと考えるのは、どうもしっくりこないかもしれません。
 周りからは、高校受験での合格をゴールとされているけれど、「よーいドン」ってやったけ?それともみんなは自分のタイミングでスタートなの?そもそも、スタートしたっけ?
 心の中の思いが、頭のなかにうまく届かないとき、本や詩のことばが助けてくれます。ドイツの詩人ブレヒトの作品の一節。「ああ、スタートしなかったものがゴールについたのだ。だが物事はおよそかくの如くでなかったろうか。」これは、「バラを訪ねようとて、来たのではなかったが、来てみたらそこにバラがいた。」の締めくくり。
 気合を入れること、目標をはっきりさせることも大事。くにみ塾は、それはもちろん役目でもあるので、スタートだよーと意識させ、ペースを示し、登山で言ったら何合目だとかなんだとか、とかく誘導をします。でも…そんなに気張ったスタートやがむしゃらな歩みをしなくてもきちんとしたゴールにたどり着けるような日々の過ごし方でもいい。怠けていてもなるようになるからへっちゃらと言っているのではなく、そこには正直な丁寧な過ごし方は必要でしょうけれど。

 玄関の花を替えました。赤や濃いピンクのさつきで、どーんと華やかです。元気のもとになるといいな。

くにみ塾 電話0774-71-3774
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