くにみ塾通信

Kunimi Juku's Bulletin

誕生

2017-07-03 22:17:02 | 実験・観察
 くにみ塾恒例の、モンシロチョウ羽化の瞬間の観察。ヒトの脳は慣れてしまって、初めての時の感動はだんだんと薄れていくとも言いますが、この、いのちの始まりの瞬間は、何度みても心が動きます。
 卵として産み付けられた時も誕生、孵化して小さな小さなアオムシになるときも誕生、さなぎの中で体を作り変えて羽化するときも誕生。誕生を繰り返す、華麗な完全変態です。
 小学生に見せるのが中心ですが、アオムシのときから中学生が楽しみにしていましたので、ちょうど期末テストも終わったことですし、見てみようか。中学3年生がそろって「みたいでーす」と事務室にやってきました。羽化の時間調整のために冷蔵庫で待機させていたサナギを教室に持ち込みます。塾で育てただけあって気遣いバツグン。授業の間の休憩時間に羽化が始まるというタイミングの良さでした。
 学年が上がると、小学生とはまた別の、こころの動きがあるようにも思いました。

くにみ塾 電話0774-71-3774

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多忙

2017-06-27 21:59:20 | 実験・観察
 明日から木津南中学校の期末テストです。対策の準備も、授業も、質問の受付も、居残り対応も。慌ただしい日です。授業が終わって、「副教科、教えてください」とか「問題出してください」という生徒も。その生徒の引っ掛かっていた問題を口頭で出してやります。自分自身が引っ掛かっていたところですので、授業後にはちゃんと答えられます。「よくできたねー」と褒めます。前日なので、こういうところは甘やかして、ご機嫌よくテストを迎えてくれるように。
 そんな多忙な日で、マサヨ先生は、生徒が来る前に早出で内職をしていました。モンシロチョウがサナギになりましたので、からだを固定している糸を飼育ケースから丁寧にはずして、厚紙に移します。観察のための時間調整で冷蔵庫に入れますので、その下準備ですが、これは根を詰める繊細な仕事です。写真は、クウちゃんの肉球と厚紙に張り付けたサナギ。クウは、触ると怒られるので、おとなしく見ています。

◎小中学生の保護者懇談のお知らせをお届けしています。ご回答をよろしくお願いします。

くにみ塾 電話0774-71-3774

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ちょう

2017-06-24 19:06:34 | 実験・観察
 モンシロチョウが卵を産んでから2週間、毎日お世話をしています。お世話は、キャベツを準備することと糞の始末です。何しろ毎年のようにやっていますので、段取りもよくスムーズにできますが、それにしても生きることの土台は、食べることと排出することだと、強烈に思わされます。
 そして昨日あたりからさなぎになり始めました。ぶら下がる姿勢になり、糸を吐いて自分のお尻と胸と頭を固定して、アオムシからさなぎへの最後の脱皮をします。その脱皮に出くわすと、さいごのひと脱ぎが難しそうで、何度も何度も体をくねらせます。ピンセットで手伝いたくなるほど、苦労するものもいます。じれったくなります。手を出さない我慢もだいじ。
 ヒトはお母さんと赤ちゃんがいっしょに頑張ってこの世に誕生し、トリも親鳥が外から、ヒナが内から殻を割って誕生します。アオムシさんは、自分だけで孵化し、自分だけで羽化します。数年前、羽化する瞬間を観察したMくんが、「誰にも習わないのに、みんなちゃんと同じことできるんだなあ」と感嘆していたことを思い出しました。
 完全変態。小さなさなぎから、くちゃくちゃの状態で這い出して、羽を伸ばしてチョウになる。華麗な変身を遂げるようすをみられるまであと一週間ほどです。
 飼育ケースの中のアオムシ写真は自粛して、今回の写真は、能装束の丸尽くし文様のなかのチョウ。刺繍です。

 中学生は期末テスト対策のために日程を変更しています。少人数ですが、高校生は中学生の期末テストが終わってから。さらに少人数ですが、大学生の就職サポートは佳境に入っています。
 
 くにみ塾 電話0774-71-3774

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冬到来

2016-11-29 18:34:19 | 実験・観察

まだ11月なのに雪が降ったというニュースにつられたのか、くにみ塾にも冬が到来です。
週末にマサヨ先生と小学生が尿素の結晶をつくったのが、日曜日、誰もいない教室でむくむくと成長し、写真のようなりっぱな結晶になりました。松ぼっくりに振りかけておいたのも雪が積もったようになっています。尿素の実験やお楽しみ授業をするようになると、塾も冬が来たなあと思います。
先月は「実験中、気をつけて」と書いた紙が中学1年生の教室の棚に置いてありました。シャーレにティッシュペーパーでふたをして埃よけ、塩の結晶をつくっているところでした。
こうした小さな実験、楽しい体験に、コドモたちはそれぞれおもしろい反応を示します。意味はよくわからないけれどおもしろいと感じる。こうしてみたらどうなるだろうかと発想をふくらませる。何でこうなるのかと考えたり尋ねたり調べたりする。そもそも結晶って何?と聞いたりもする。ミョウバンの結晶がうまく作れたときは、とてもきれいでお母さんにあげたくなった生徒もいます。
心を動かす場面をこんなふうに提供しています。誘導するところはけっこうあるものの、それでも能動的に心を動かすという体験です。すごいなあとか、おもしろいなあとかと感動し感心する目は、勉強という面だけではなく、人と話したり、遊んだり、旅に出たりする、生きていく中でのさまざまな場面において持っていると楽しいと思うのです。
勝手に育ちそうで、勝手には育たないものでもあるかなあ。

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いろのいろいろ

2016-07-21 21:47:48 | 実験・観察
くにみ塾の夏期講習は、例年、小学生の実験教室と小中学生の宿題マラソンでスタートです。
実験教室。紫キャベツの色素を使って指示薬とし、いろいろな水溶液の性質をたしかめました。紫の液体が、写真のようなさまざまな色に変わります。今日は初めてくにみ塾にやってくる生徒もいて、緊張のスタートだったかも。
夕方からは中学生の宿題マラソンの時間でしたが、相楽大会の日でもありましたので、最後の試合になるかもしれない中3はお休みがたくさん。中1と中2は元気に参加。中学生の中にも、くにみ塾初日の生徒が何人かいます。「今日からお世話になる○○です」とあいさつできた生徒。こんなきちんとした様子をおうちの方はご存知でしょうか。見えないところでコドモたちは育っていきます。

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どうなるかな

2016-06-21 18:43:45 | 実験・観察
小学3年生のYくんが、授業では時間切れになってしまった水の移動実験の続きをおうちでやってきました。
教室で講師が準備したのと同じように、今度はおうちで自分でして、時間をかけて観察した結果が記入してあります。そして、「じゃあ次はこんなふうにしたらどうなるかな」といいます。
こうしたらどうなるの?と尋ねるのではなく、自分でやってみようという積極的なことばです。
心を動かすきっかけをつくりたいと常々思っていますが、こういうのが嬉しい。

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羽化

2013-06-26 20:59:53 | 実験・観察

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 アオムシのお世話のついにおわって、みんなサナギになり、いちばん早いサナギが羽化の準備を整えました。昨日は小学2年生、今日は小学6年生がそれぞれ羽化する瞬間を観察することができました。モンシロチョウの羽の模様が透けてきたサナギが、くねくねっと動いて、しわくちゃの羽のまま、体をくねらせながら殻から脱出。がんばれと応援したくなるのか、どの子も、羽化の瞬間は拍手をします。昨日は、授業中にあまり浮かない顔をしていた生徒がいたのですが、羽化するところを見て実に嬉しそうに目を輝かせ、「お母さんに教えてあげる」と言って帰りました。
 よく見る目、よく思う心、伝える力、そうしたものを育てるための材料をいつも探していますが、この命の瞬間は、何度見てもいいものです。こどもたちには、これについてのレポートや作文を書かせます。心が動いたものは書く気になりやすいもの。宿題の提出が楽しみです。今年はサナギがたくさん。期末テストが終わったら、中学生にも見せられるかなあ。

  くにみ塾 電話0774-71-3774
  ・中2は6/28(金)、中1・中3は6/29(土)が休講  
  ・夏期講習7/22(月)スタート
  ・保護者懇談7/1~7/13


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アオムシ日記

2013-06-21 22:21:15 | 実験・観察

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 期末テストが近いため、連日の対策授業です。範囲表とにらめっこしながら、よくわかり効果的な教材を用意し、提出物の出来具合に目を光らせ、授業では定着加減をチェックし、指導。いつものことながら、力のいる時期です。それでも、生徒たちが頑張る様子を見ると本当に嬉しくなりますので、張りのある、楽しい毎日でもあります。
 そんな日々ですが・・・アオムシのお世話も佳境に入ってきました。50匹以上のアオムシさん(今年はオス率が非常に高い)のうち、10匹以上がサナギになりました。授業に来ていた小学6年生が、タイミング良くサナギになる瞬間を目撃。アオムシの形から、サナギの形に変化するところを見ることができました。また、幼虫が脱皮をしても、その皮は自分で食べてしまいますが、サナギになるための最後の脱皮だけは、食べることなく「脱ぎ捨てた」状態。拡大して見てみました。女の子たちは、「ぎゃー、気持ち悪い、こわい、おぞましい」との感想。
 来週は、いよいよ羽化の瞬間が見られそうです。

  くにみ塾 電話0774-71-3774
  
●7/22(月)夏期講習スタート
  ●7/1(月)~7/13(土)個人懇談期間
     日程の予約をお願いします。
  ●6/28(金)、6/29(土)中学生休講


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アオムシ日記

2013-06-14 21:23:39 | 実験・観察

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 アオムシ写真は自粛して、玄関に飾ったお花の写真です。小学5年生の国語課題に、アジサイの花を取り上げたものがありましたので、現物を見せたくて生けてみました。今回飾ったお花は、実の付いたビワの木と、バラとアジサイ。どれも、6月の花材です。ビワを見た小学5年生。「きんかん?」「マンゴー?」ビワを食べたことのある子でも、なっているのを見ることはないようです。
 さて、アオムシ。生徒たちは口々に気持ち悪いといいますが、その割に授業の合間にはよく観察しに来ます。拡大鏡で観察すると、ツルっとしているかと思っっていたのに毛がびっしり生えていて驚いたり、じっとしているかと思ったら脱皮したての皮を食べていたり、じっと見ている間にキャベツの葉の穴が大きくなっていったり、もちろん、フンをしたり。フンをした瞬間、「あっ、卵、産んだ」と言ったのでみんな大笑い。アオムシはみんな「こども」なので卵は産みません。小さなアオムシも大きなアオムシも、みんな「こども」です。チョウになることが「おとな」になることなのです。こんなふうに、こどもの姿と、おとなの姿が全く違うものを「完全変態」というのだと教えました。生徒たちは、だから目が離せなくなるのかなあと言ってくれ、羽化しおとなになる瞬間を見る日のことをとても楽しみにしています。
 自分でも育ててみたくなったNクン。いろいろな手順を細かに尋ねてきます。口先だけのことではなさそうで、かなり事細かに質問してきます。こうして興味をもつきっかけになったのなら、とてもうれしいこと。どうやら、カラスアゲハを観察したいようなのですが、この場合、アオムシなどというかわいらしいレベルではなく、なかなかの大きさと風貌の幼虫のお世話が必要です。私も、アゲハチョウの羽化は、それはそれは美しかろうと思うのですが、幼虫のお世話は、アオムシが限界。モンシロチョウが精いっぱいなのです。しょっちゅう見つめているアオムシですが、実のところ、「気持ち悪いと思わないようにしよう」と自分に言い聞かせながら、見ているのです。
 ちなみに、今日のアオムシさんの変化。男の子か、女の子かが判別できるようになってきました。

 くにみ塾 電話0774-71-3774


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お楽しみ授業

2013-03-27 18:52:48 | 実験・観察

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 週の初めから、春期講習会を始めました。学校より一足先に新学年での授業です。新しい学年で、新しいテキスト、新しいメンバーもくわわって、「さあ、がんばろう」の気持ちを持ちやすい時。みんな張り切って、よいスタートとなりました。
 今日は、小学生の実験教室。「ひかり」をテーマに実験をしました。光が反射して見えているものや、紫外線をあてて見えるものをさがし、また、それ自体が発光しているものとして化学発光も試しました。蓄光も観察しましたので、それを応用して、小学生に大人気の光るスライム作り。蓄光塗料を混ぜてスライムをつくりました。写真は、太陽の光を蓄えている様子です。


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