アマチュア無線局  JA2KOWの苦(好)戦的奮戦記

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北朝鮮に圧力をかける米国の制裁:1941年、日本が真珠湾を攻撃した時のシナリオは繰り返されるのか?

2017年10月18日 12時39分28秒 | どうでもよい北朝鮮問題
朝鮮半島での米国と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の対決の火種は、1940年代における日米関係の一触即発のシナリオを繰り返す可能性を秘めている。このような見解をロシア科学アカデミー東洋学研究所朝鮮部のアレクサンドル・ヴォロンツォフ部長が「スプートニク」とのインタビューで語った。その根拠としてヴォロンツォフ氏は、当時の日本に対する威嚇という米国にとって歴史上非常に苦い経験を挙げている。相手を窒息させようとするいわゆる「投げ縄」式制裁のことである。この方式で日本に対し燃料の禁輸に踏み切った結果、米国は真珠湾攻撃に見舞われた。

先日、米国のティラーソン国務長官は国際世論を安心させるため、「米国は北朝鮮との戦争を望んでいない。爆弾が投下され始めないうちは、外交努力が続けられる」と述べた。しかしこの発言はどちらかと言えば「煙幕」に見える。なぜなら、この地域では大規模な軍事行動のための拠点が形成されつつあることがますます明瞭になってきているからだ。
今週日本海と黄海で始まった米韓合同軍事演習では、原子力空母「ロナルド・レーガン」をはじめとする約40隻の艦艇が動員されている。また、韓国の港には米国の原子力潜水艦「ツーソン」「ミシガン」が停泊している。素朴な疑問が浮かぶ。果たして北朝鮮はこのような「外交」の言葉を理解するのだろうか。
軍事力の誇示に対して北朝鮮が弾道ミサイルの実験を行った、という前回の経験を無視して米国は、制裁こそが「万能薬」であると主張し続けている。米国は全世界が北朝鮮に圧力をかけることが不可欠だと考えているのだ。しかしヴォロンツォフ氏は、かつて日本に対してこの方法は機能しなかったと指摘する。「1940年代初め、米国は日本に対し金属と石油の供給制限を柱とする禁輸政策をとった。事実上の封鎖だった。米国政府は、制裁が日本に対し厳しい圧力をかける手段になると考えていたのだ。そしてまるで投げ縄を締めたり緩めたりするようにして、日本の振る舞いを米国にとって必要な方向に導くことができる効果を狙っていた。だが周知のように、日本はその投げ縄を引きちぎるという選択をした。そして真珠湾攻撃のあと、米国の何人かの外交官が『米国の計画には日本を挑発して侵略に踏み切らせる意図は全くなかった』と認めたときにはすでに遅かった。

@ロシア人らしい発想・分析だが、まったく似て非なるものだ。手法はそうだが、そもそも我が国の場合はハルノートによって明治維新まですべての権益を放棄して戻れと最後通告された訳で、苦渋の決断として自存自衛の為に敢えて開戦に踏み切ったというのが真実で、世間知らずのそこいらのガキが、大国に因縁を付けて楽しんでいるのとは訳が違う。
核を持とうが持たまいが、今の米国が本気でかかっていけば、瞬殺で終わるよ。






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