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長崎の「ゆうこう」という果物を蒸留する

2016-12-01 02:32:54 | 日記

長崎のまぼろしの柑橘系果物【ゆうこう】
隠れキリシタンの方達が大切にしていた【幻のゆうこう】この果物にまつわる歴史はとても興味深いものがあります。(その話はまた後日投稿したいと思います。)

この【ゆうこう】にご縁があって【ゆうこう】をふんだんに使った料理をいただきました。お刺身にかけて食べると爽やかな味わいを楽しめます。特に油ののったお刺身にこの【ゆうこう】が合う♡レモンのように自己主張をしすぎず優しい酸味と香りがとてもいいです。他にもカキフライやもつ鍋に丸ごと投入して【ゆうこう】鍋にしてみたりしましたが、水炊きとかならもっと良かった気がしました(^^)

さて ご縁があって貴重な【ゆうこう】を2ついただきました。持ち帰ってやりたい事があったのです。
ー蒸留したい♨️ー
2つで約300グラム。逸る気持ちを抑えて前準備。これを果皮と種と果肉にわけました。

ー【ゆうこうの種】から化粧水の原料を作るー
種の周りにはペクチンがたっぷり。種約18グラムをドライジン約30ccに漬けました。2〜3週間置いて種を取り出しますが、今の段階は【ゆうこうの種のエキス】をしっかり出す事かな。楽しみです。だって漬けたばかりなのにこのトロミと涼やかで謙虚な香り。ワクワクします。

ー【ゆうこう】の果肉から酵素ジュースを作るー
見よう見まねで果肉130グラムを砂糖に漬けて手でかき混ぜました。これは!炭酸で割って飲んでも、お湯で割って飲んでも、カクテルを作ってもイケるんでは‼︎ とりあえず一週間は地道に手でかき混ぜよう。美味しくなぁれ。美味しくなぁれ。楽しみ(*^▽^*)

ー【ゆうこう】の果皮から芳香蒸留水と(精油)を出すー
果皮約100グラムを蒸留機へ。種などに比べると柔らかい果皮なので蒸すカンジでスタート。出だしから5分の芳香蒸留水はものすごくしっかりとした上品な柑橘の香り♡
ここで止めればかなりのクオリティーだったのですが せめて30分は蒸留したい。300cc(2本)は取りたい。結果やはり香りが爽やかな柑橘からはちょっと違うモノへと変わってしまいました。
現在 冷蔵庫で落ち着かせているところです。また香りが変化するかもと期待しています。
精油を分離させて取り出す事が難しかったため最後3本目80ccは微量ながら精油入りの芳香蒸留水にしました。これは素敵♡ ちゃんと素材が活きてます。

ー蒸留した後の【ゆうこうの果皮】を活用したいー
貴重な【ゆうこう】最後まで使い切りたい。と思い
蒸留後の素材と蒸留に使った残りの湯。これを合わせて砂糖を入れて煮詰めました。冷蔵庫で少し休ませてから紅茶と一緒に楽しめそう。
美味しい【ゆうこうマーマレード紅茶】
寒いこの時期 特に身体の芯から温まりそうです。

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