雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

やっぱ 動画処理には かなわない?(2日夕方の月)

2017年04月05日 | 天体写真(月・惑星・彗星)
ぼやいてみるもんです。
前回記事で 「1ヶ月も撮影できてない」 と書いたその夜に撮れました。
GPV予報ではこの夜は良くても雲量15%。
また曇られる前に月だけでもと 撮影しました。

月齢 5.3  
( 画像クリック個所に応じて、北部・中部・南部を元画像の 35%で拡大表示できます )
撮影DATA: 2017/ 4/ 2 19:08’~  Vixen VC200L+canon2.0x(合成f=3,600mm F16 )
露出 1/50秒 x24枚 x3モザイク(北・中・南部) ISO 800 Cooled60D(冷却オフ) タカハシ EM-200 Temma2M AviStackでコンポジット

この夜の月没は0時前、時間があったのでガイド用カメラで動画撮影もやってみました。
これまでと違うのは2倍のエクステンダーで更に拡大した事。

アルタイの崖 付近
( 画像クリック等倍まで拡大表示できます )
アルタイの崖 は全体画像の下側(南側)に見えています
カメラ:TOUPTEK GCMOS 1200KMA ToupSky40秒前後(約500フレーム)の動画記録 RegiStax6でコンポジット
この夜の月面の揺れは並以下といったところ。
各24枚撮った静止画像で比べて見てみると・・
* 以下、見やすいようトリミングしてあります
揺れの大きい画像 
揺れの少ない画像 
シャッターブレを抑えるため、今回はミラーアップではなくライブビュー撮影
これらの画像を24枚 AviStackでコンポジットすると 
RAWモードで撮影した画像をモノクロに変換してから処理しています

他にもいくつか静止画コンポジット(24枚)動画処理 を比較
ビュルク 付近
静止画コンポジット 
動画コンポジット 
( 画像クリックで拡大しないと細部は見えてきません )

ポシドニウス 付近
静止画コンポジット 
動画コンポジット 

テオフィルス 付近
静止画コンポジット 
動画コンポジット 

クローズアップでの動画処理の優位性は明らかなのですが、
月面全体を撮ろうとすると大量のモザイク撮影が必要になります。

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このあと、月が低くなった22時半頃から春の銀河を撮影。
透明度が悪かったため明るめの対象を選びました。
何を撮ったかは次回以降の記事で。

雲上くもがみ
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コメント (4)
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