今日もNHKラジオフランス語講座入門編ステップ48より基になる文をいただきます。
今日は、藤田先生とシルヴィ先生の会話を書き取ります。
(ポーズ・カフェ)
--ポーズ・カフェの時間です。今日はフランスの水についてお話しましょう。フランスはミネラルウォターが豊富ですよね?
--Ah oui, tout à fait. Evian, Vittel, Contrex, Volvic, l'eau de chacune de ces villes a des propriétés particulières et le goût varie d’une eau à l’autre.
--はい。エビアン・ヴィッテル・コントレックス・ボルヴィックなどの町で産出するミネラルウォーターにはそれぞれ特徴があって味の好みが分かれる、ようです。中には l’eau gazeuse 発泡性のミネラルウォーターがあって日本人は苦手な人が多いようですがフランス人はよく飲んでいますね。レストランではミネラルウォターを注文すると普通の水か発泡性かよく聞かれます。
--Oui, de l’eau plate ou de l’eau gazeuse.
-- はい。l’eau plate が普通の水で、l’eau gazeuse が発泡性の水ですね。大衆的なレストランではミネラルウォターではなく水道の水を頼むことができますよね。
--Oui, il suffit de dire «une carafe d’eau, s’il vous plaît» et c’est gratuit.
--はい。«une carafe d’eau, s’il vous plaît» と言えばいいわけで、これは無料 gratuit なんですね。carafe というのは水差しのことで、頼めば水差しに入れた水道の水を持ってきてくれます。フランスでは日本のように言われなくてもコップに入れた水をサービスすることはないんですね。さて水道の水ですが、日本のガイドブックにはよくフランスの水道の水は飲まない方がいいなどと書かれてあって、飲めないと誤解している日本人が多いと思います。でも飲めるんですよね?
--Oui, c’est certain que l’eau du robinet en France est très calcaire, mais ce n’est pas pour autant(最初pourtantと書きましたが読者の方からご指摘を頂き訂正しました) qu’on ne peut pas la boire.
--はい。たしかにフランスの水道の水 l’eau du robinet は石灰分が多いんですが飲めないということはない、ということです。
--L’eau du robinet n’a pas le même goût selon les régions de France mais elle n’est en aucun cas nocive pour la santé.
--Oui. 水道の水は地域によって味は違うが健康に悪いというわけではないそうです。ただ旅行者は旅先の水に慣れていないからお腹をこわしやすい、だから飲まない方がいいと言われるんでしょうね。石灰分が多いというのは私もフランスで暮らした時に実感しましたね。コップや鍋がすぐに白くなってしまいました。
--Oui, et c’est la raison pour laquelle les lave-vaisselles en France sont équipés d’adoucisseur d’eau
--Ah oui. そのためにフランスの皿洗い機には浄水器が取り付けられているものがあるそうです。なるほど、それには気がつきませんでしたね。
今日のお話はこのへんにしましょう。
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[ノート]
○ adoucisseur d’eau
「浄水器」というより「軟水器」といった方が分りやすいと思います。
きょうもおつきあい下さりありがとうございました。
今日は、藤田先生とシルヴィ先生の会話を書き取ります。
(ポーズ・カフェ)
--ポーズ・カフェの時間です。今日はフランスの水についてお話しましょう。フランスはミネラルウォターが豊富ですよね?
--Ah oui, tout à fait. Evian, Vittel, Contrex, Volvic, l'eau de chacune de ces villes a des propriétés particulières et le goût varie d’une eau à l’autre.
--はい。エビアン・ヴィッテル・コントレックス・ボルヴィックなどの町で産出するミネラルウォーターにはそれぞれ特徴があって味の好みが分かれる、ようです。中には l’eau gazeuse 発泡性のミネラルウォーターがあって日本人は苦手な人が多いようですがフランス人はよく飲んでいますね。レストランではミネラルウォターを注文すると普通の水か発泡性かよく聞かれます。
--Oui, de l’eau plate ou de l’eau gazeuse.
-- はい。l’eau plate が普通の水で、l’eau gazeuse が発泡性の水ですね。大衆的なレストランではミネラルウォターではなく水道の水を頼むことができますよね。
--Oui, il suffit de dire «une carafe d’eau, s’il vous plaît» et c’est gratuit.
--はい。«une carafe d’eau, s’il vous plaît» と言えばいいわけで、これは無料 gratuit なんですね。carafe というのは水差しのことで、頼めば水差しに入れた水道の水を持ってきてくれます。フランスでは日本のように言われなくてもコップに入れた水をサービスすることはないんですね。さて水道の水ですが、日本のガイドブックにはよくフランスの水道の水は飲まない方がいいなどと書かれてあって、飲めないと誤解している日本人が多いと思います。でも飲めるんですよね?
--Oui, c’est certain que l’eau du robinet en France est très calcaire, mais ce n’est pas pour autant(最初pourtantと書きましたが読者の方からご指摘を頂き訂正しました) qu’on ne peut pas la boire.
--はい。たしかにフランスの水道の水 l’eau du robinet は石灰分が多いんですが飲めないということはない、ということです。
--L’eau du robinet n’a pas le même goût selon les régions de France mais elle n’est en aucun cas nocive pour la santé.
--Oui. 水道の水は地域によって味は違うが健康に悪いというわけではないそうです。ただ旅行者は旅先の水に慣れていないからお腹をこわしやすい、だから飲まない方がいいと言われるんでしょうね。石灰分が多いというのは私もフランスで暮らした時に実感しましたね。コップや鍋がすぐに白くなってしまいました。
--Oui, et c’est la raison pour laquelle les lave-vaisselles en France sont équipés d’adoucisseur d’eau
--Ah oui. そのためにフランスの皿洗い機には浄水器が取り付けられているものがあるそうです。なるほど、それには気がつきませんでしたね。
今日のお話はこのへんにしましょう。
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[ノート]
○ adoucisseur d’eau
「浄水器」というより「軟水器」といった方が分りやすいと思います。
きょうもおつきあい下さりありがとうございました。











いつも書き取りありがとうございます。大いに助けになっています。今回のステップ48の書き取りですが、 Ce n'est pas pour autant qu'on ne peut pas la boir. が正しいと思いますが...
pour atutant :(Eng.) for all that
つぎのサイトにもその構文が載っているようです。
http://forum.wordreference.com/showthread.php?t=451133
録音したものを何度か聞いてみましたが、/r/がかなり強く発音されていましたし、(音節の始めの子音は音節末の子音より強く明確に発音されるという普遍原則があります。)母音も続いて聞こえるようですが... ありがとうございます。
pour autant が聞き取れなかったのは、この表現が頭の中に入っていなかったからでした。
自分のためのノートとして、辞書から引用します。
◆pour autant ((否定表現で)) だからといって […でない]
Les prix augmentent chaque mois, mais les salaires n'augmentent pas pour autant. 物価は毎月上昇するがだからといって給料は上がるわけではない
『ロワイヤル仏和中辞典』
紹介してくださってのは、アメリカのサイトですか?参加するのためには、参加者にもそれなりの力がないといけないようですね。
「 elle n’est en aucun cas nocive」も字面で見れば「en aucun cas」が挿入されていると分かりますが、耳で聞いたらそのあたり何のことやら、見当もつきませんでした。
このディクテのブログがあって初めて、多少なりとも前進できている感じです。kumoniusobukuさん、ありがとう!
ちなみに、l’eau gazeuse もやっぱり苦手です(飲みにくいという意味で)。
私の理解するところでは、これは挿入ではなくて、移動だと解釈しています。
Ce n'est pas pour autant qu'on ne peut pas la boire. 英語で言えば、It is not for all that (or for this reason) that one cannot drink it. 「水が飲めないのは、そのせいではありません。」ぐらいでしょうか。
Silvie先生は、ステップ47でも次のように同じ構文を使っていました。
C'est vraiment en vivant au Japon que j'ai pris conscience du fait que le Japon etait un pays de tremblement de terre. (アクセントマーク省略)「日本が地震の国だと実感したのは日本で生活するようになってからです。」 en vivant au Japonが前に移動してきていますね。ありがとうございました。
ステップ47の
C'est vraiment en vivant au Japon que j'ai pris conscience du fait que le Japon etait un pays de tremblement de terre. 「日本が地震の国だと実感したのは日本で生活するようになってからです。」は、c'est〜que〜の強調構文です。
Ce n'est pas pour autant qu'on ne peut pas la boire.は、ce n'est pas que〜、「〜というわけではない」にpour autant が挿入されて「だからといって〜というわけではない」になっていると思います。
http://catholique-lille.cef.fr/page/homelies_comments.php?id=37_0_6_0_C
Notre assemble'e des e've^ques a achoppe' sur un document qui devait de'terminer des axes fondamentaux pour l'avenir de la cate'che`se en France.
Ce n'est pas que le projet n'e'tait pas bon, mais il nous a semble' trop the'orique par rapport aux besoins concrets exprime's par beaucoup de cate'chistes sur le terrain.
大雑把に要約すると、「会議がある一つの文書でつまずいた。(採択されるべく提出された)文案が悪かったというわけではない。しかし理論的すぎた」になります。これにpour autant を挿入すれば、Ce n'est pas pour autant qu'on ne peut pas la boireと同じ形になります。
ところで「adoucisseur」に似た単語で「adoucisssant」てあるのですね。「鎮痛剤」や「柔軟仕上剤」の両方の意味があって、のけぞりました。そりゃ、「やわらげる」のは同じかもしれませんが。
Kumoniusobukuさん、るもんがさん、それに他の読者の方々、失礼しました。 大学(米国)では理論言語学を専門にしていたのに。(でも統語論syntaxは基礎的な知識だけで、専門ではありませんでしたので許していただけるでしょう。)一応、大学時代のフランス人教授、カナダ人教授(フランス語を母語とする)、普通のフランス人にもe-mailで問い合わせてみました。カナダ人教授からは返答を頂きましたが、フランス人教授からはまだ返事が来ていません。たぶんヴァカンス中でしょう。
カナダ人教授の判断では、Sylvie先生の文章はが基盤ではないということです。この文章では水が飲めないことになってしまうからです。は水は問題なく飲めることになります。この文章はご指摘のように、の異形と解釈したほうが良いというコメントでした。
しかし、普通のフランス人にも尋ねたところ、この二つの文章は意味が違うということです。すなわち、は、Sylvie先生の文章と異なり、無理をすれば飲めなくもないというニュアンスを含むということです。
もしフランス人教授から異なる回答が返ってきましたら、また投稿します。 失礼しました。
至福フランス語読者
なぜか前回の投稿では用いた文章が全て消えてしまっています。<<...>>で挟んだためのようですが...同じことが起こらないように、今度は先に文章を書き出してみます。
(A) Ce n'est pas pour autant qu'on ne peut pas la boire. (Sylvie先生の言葉)(水は飲める。)
(B) On ne peut pas la boire pour autant. (水は飲めない。)
(C) Ce n'est pas qu'on ne peut pas la boire. (水は飲めるが...)
(A) は(B) から移動で出来た文章ではない理由は意味が異なるからです。(A)では、水は飲めます。(B)では、飲めません。(移動に置いては、基本的な意味の変化を許しません。この事を忘れていました。)この理由で、(A) は(C)を基盤としていると考えるべきです。
ただし、(A) と(C)は少し意味が異なるとのことです。(A) には、なんらかの問題あり、それが解決すれば水は飲めるというニュアンスがありますが、(C)ではむしろ、意志が問題になっているというニュアンスがあるとのことです。文脈にもよりますが、(C)は、水が飲みたくないという含みがあるそうです。以上です。 この説明が助けになれば良いのですが。
シルヴィ先生の
Oui, c’est certain que l’eau du robinet en France est tre`s calcaire, mais ce n’est pas pour autant qu’on ne peut pas la boire.
という言葉の理解が深まりました。
自分で pour autant を使うような時にも、正しく使えることと思います。
私は、このいった文法上の詳しい話が興味深く感じられ、好きです。また教えてくださいね。