懐かしい匂いがしました。
ふと頭から浮かんできました。
ごくごく当たり前の夏の暑さゆえ、僕は気が遠くなりそうです、
くだらない自分の存在を思い、とりあえず夜道を歩こうと思い、
なんか良い事あるかなと思いながら ふと君を思い出しします。
嗚呼 線香花火よ 当たり前の事しかない現実に
ふと僕の意識が飛ぶ程に
全てを照らし続けてくれないか。
嗚呼 線香花火よ この路地の向こうにいる
あの娘の顔も一緒に照らしてくれないか
この暑い夏の夜に
ベランダから 夜空を見ると、ふと昔の事を思い出します。
それが良いのか悪いのかは分かりませんが
とても気分はいいもんです。
僕が君を思い出すのは、本当に好きだからなのか?
それとも今の日々が楽しくないから想い出すのでしょうか?
嗚呼 線香花火よ 当たり前の事しかない現実に
ふと僕の意識が飛ぶ程に
全てを照らし続けてくれないか。
嗚呼 線香花火よ この路地の向こうにいる
あの娘の顔も一緒に照らしてくれないか
この暑い夏の夜に
嗚呼 線香花火よ 僕をもっと輝かせてくれよ
そしたら僕はもと自信を持って
毎日を生きていけるのに
嗚呼 線香花火よ 僕は今でも引きずっています。
あなたの横顔 そして後ろ姿
楽しかった夏の夜
嗚呼 線香花火よ
嗚呼 線香花火よ 夏休みの最後の夜に
君と向き合ってした線香花火の
僕の火はまだ消えない。