暇だから なんかかく

お絵かきしたりゲームしたり時々妙なことをつぶやくかもしれません。

クリスタの3D素材で遊び始める

2017-05-19 14:47:53 | お絵かき

 こんにちは私は元気です。

 今回は少しばかり漫画描きのお話をしようと思います。


 
 
 漫画を描く時に最後にめんどくさくてたまらないものの一つ。それが背景。パースの本を熟読し、簡単な部屋とかは描けるようになったは良いけど記憶が曖昧な教室やら体育館やらを描くとなるととてつもなくめんどくさいですね。

 けれどもその辺りがやっぱり多分とても重要で、よくありがちな『主人公が新しく学校に転校してきたシーン』を描くとなると、まず教室を描かないといけません。大量の机も描かないといけない。そんなものはシナリオ上極めて些細なことですが、けれども漫画を描くなら描かないといけない。けれどもめんどくさがってろくにパースをとらずに適当に線を引いたら亜空間が生まれる。


 そんな悩みを解決してくれるのがぼくらの強い味方3D素材。今回はクリップスタジオでやってみたのですが、そのポテンシャルの高さにテンションが上がり、その場の勢いでちょっと記事にしてみようかと思った次第です。


 
 
 
 
 今回のシーンは

 ・主人公が剣道場に行ってみたはいいけど何故かそこは柔道部に支配されていて畳が敷き詰められていた


 という良くわからないシーン。前回うpった変な漫画のやつですね。



 たったそれだけのシーンですが、このシーンを描くためには『ここは道場だぞ!!』と分かるように描かないといけない、つまり道場の構造を最低限理解しないといけません。そして畳が敷き詰められているということはそれも描かないといけません。それを見て呆然としている主人公もあれば尚良ですので、それらを描かないといけないわけです。


 手抜きに手抜きをして適当に描いてみた一枚をまずここに上げてみようかと思います。


 


 
 おい。


 乗るか?焼き土下座。
 


 あまりの酷さにまるで病気の時に見る悪夢のような、圧倒的粗雑……!!

 そして失い続けるのだ……っ!貴重な機会を……っ!!


 はい。

 駄目ですね。まずここが何かわかりません。文字がないと道場ってわかりません。てかここはなんだ?


 
 という訳で修正してみましょう。


 
 



 まずは道場を設置します。


 この道場、こんな感じで


 畳を剥がして板の間にすることも出来ます。


 また、扉はこんな感じで









 開閉もできます。
 




 
 そこに人形を設置してみます。

 
 

 初期ポーズは何故かこの変な両手伸ばしです。かなり細かい部分まで動かすことが出来まして







 

 こんな感じの謎の人形遊びが出来たりします。また、当然なのですが









 ぱんつも見えるらしい。


 ぼくは女子高生ということになっているのでこういう遊びはしませんが、男の子は3D素材を手に入れたら『必ず』まずぱんつを確認することが遺伝子レベルで刻み込まれているらしいですね。

 ちなみにこれだけ色々動かせるなら『人形に動きやらせてそれ横に置いたらええやんwwwwうはwwどんな構図もこれで描けるわwwww』って思っていた時期がありましたが、この人形、動かすにはかなりコツと熟練が必要です。良くわからないうちはまるで惑星からの未確認生物のようなキモすぎる動きをかましまくります。そういう訳で人間は横着せずに描いたほうがいいでしょう(というかキャラまでなぞったら一体何をしているのかなかなか意味が分からない)。


 


 さて、けしからん遊びも終わったら、いよいよ作業に入りましょう。


 まずは設置です。

 

 現実世界ではこれくらいのパースだと思いますが、今回は『道場一面にズラ~っと畳が敷き詰められてる』というシーンですので、パースをかなり強めにかけて空間を歪めます。




 

 かなり広く感じるようになりました。漫画的表現と言えばかっこいいかもしれませんね。

 さて、このままでもいいのですが、もう少し線を見やすくするために抽出してみます。


 


 ラインがはっきりしましたね。遠くのほうがかすれて見えなくなっているような気がしますが、頑張ります。ちなみにぐちゃぐちゃした線はフォルダ分けされているため、手動で線だけ抽出することも可能ですが、流石になじまなかったため、ここからは手動で作業を行います。ゴリゴリ線を引いていきましょう。



 
 
 
 さっきよりは随分良くなりましたね。手前の畳がちょっと亜空間入っていますが、明瞭な違いがあります。

 だってさっきのって




 コレですよ?


 

 さて、ここまで描いたら後はトーンです。トーン貼るのはめんどいですね。

 クリスタにはボタン一つでそのページを全て一括でトーン処理するという夢のようなコマンドがあるので、今回はそれを使用してみようかと思います。


  
 
 線画を引いて、髪のベタを塗って、服や肌の影をグレーで塗った画像。これらを元画像を残したまま統合し、一枚に変換した後、トーン化処理を行います。



 




 
 
 
 うむ。それなりにそれっぽくなったような気がしないでもないですね。けど道着はひょっとしたら最初に描いた横罫線の方が良さげな気がするので、気が向いたらそれに変更してもいいかもしれません。後、今回は横着して全部まとめてトーン化しましたが、こうすると線画まで勝手にトーン化されてしまうため細い線がギザギザしてしまいます。そういう訳でトーンのフォルダだけを分けて統合し、そこだけトーン化処理をした方が良さげ。


 
 そういう訳でその辺もいじくり倒して




 


 こんな感じになったらしい。


 後はセリフやら効果線やらを付け足して、細かいところをもうちょっと直して最初の一枚と同じ状況にします。


 


 
 もうちょっと色々デキそうな気がしますが、とりあえず今のところはこれでいいんじゃないすかね。


 並べてみるとこんな感じ。





 無事異次元からの帰還に成功しましたね。あーよかった。まだちょっとだけ異次元入っていますが、相当ましになったと思います。『バンッ!』のコマは修正前の方が大きくて迫力があるのであっちの方がよかったかな。

 流石に畳のマス目を一つずつ手動で描いていったら新しい悟りの境地に目覚めてしまいそうになったのでそれっぽいブラシでガツガツ塗ることにしました。頻繁に畳のシーンがありまくる漫画だったらいっその事専用のトーンを作ってもいいのかもしれませんが、彼女たちは次の話からはまともな体育館を入手するので畳の登場シーンは基本的にここだけなのでまあ今回は手動でいいでしょう。

 また、学校の柔道場などに設置されている畳はマットっぽい布で覆われていて縁が本来見えないのですが、朦朧とした意識で線を引いている内に気づいたら縁がつけられていました。後日修正しようかなとか思います。

 
 色々描いてみるとやっぱり面白いもんですねぇ。

 もちろん最高にいいのは『自力でパースを取っても亜空間にならないようにする実力』なのには違いありませんが、補助ツールとしては十分だと思います。

 
 重要なのはうまくなることには変わりないのでしょう。たまにぼくは『もっとうまくなりてぇ』とかほざいていましたが、それについはもうほざかないようにしようと最近思ったりしました。ぼくの脳内に居る変なイケメンがいうことには




「うまくなりてぇだぁ?そんな言葉は使う必要ねぇんだ。何故なら俺や俺の仲間はそう頭のなかで思い浮かべた時には!実際に練習して既にうまくなっているからだ!だから使ったことがねー。お前もそうなるよぁあああ。『上手くなりてぇ』と心の中で思ったなら!!その時スデに行動は終わっているんだ!!!『上手くなった』なら使っていいっ!!」


 とのことで。手元に氷がなかったので危うく20歳程老化してしまいましたが、兄貴の言うことが言葉ではなく心で理解できたような気がします。ぼくも一度原稿に取り掛かったら完成させるまでスタンドを解除しないくらいの精神力が欲しいものです。

 

 では、今日はこのへんで。
 



 

 
 
 

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