冬の陽だまり 夏の木かげ

宮澤賢治じゃないけれど、ソウイウモノニワタシハナリタイ !
旧ブログタイトル 「 アラ環の人生立て直しプログラム 」

着物とサヨナラ

2017-06-20 09:00:00 | 暮らし
ずっと実家に置きっぱなしにしていて、
気がかりだった着物…。

少し前に、夫に手伝ってもらい、
ようやくケリをつけることができました。

これは、私が20~30代の頃に愛用していた着物です。



少し大きい写真は、成人式の記念写真です。
この振袖は、私の着物第1号でした。

店頭で見かけて、淡い桜模様が気に入って、
例外的に母にお願いして、あつらえてもらったものです。

その後、友人の結婚披露宴がラッシュだったこともあり、
軽く10回以上は、着ていると思います。

好きすぎて、結婚後も、袖を切って訪問着として着続けました。
写真向かって右端です。


鮮やかな青の付け下げは、
私が、初めて自分のお給料であつらえたものです。

これも、この青色が好きで、
桜模様の着物3~4回に1回くらいの割合で着ていました。


左端のサーモンピンクの色留め袖は、
結婚時に、母があつらえてくれたものでした。

その他にも、小紋、夏冬用それぞれの喪服、紗(夏用)の訪問着、羽織、コートなどなど…、
実家の隣人が着物の営業をやっていたこともあって、
たくさんあつらえてくれたのですが、

それらは、子どもが2人になった頃から顧みられることはなく、
まさに、箪笥の肥やし、宝の持ち腐れ状態になっていました。


母の着物も、同様にたくさん残されていました。
仕付け糸がついたままの物、つまり一度も袖を通していないものも、
数枚ありました。


箪笥一棹分の着物、帯、和装小物を、一気にリサイクルショップに持ち込みました。

点数も数えていませんでしたが、全部で 12,910円 になりました。
購入価格は、×100倍以上でしょう。 200倍近いかもしれません。
ヤフオクとかメルカリに出品すれば、何倍、何十倍になったと思うのですが、
そんな気力もありませんでした。


当時も、そんな無駄遣いはしないでと、かたく固持したのですが、
母にしてみれば、隣の友人との付き合いもあり、
嫁ぎ先への見栄もありで、
私の意見は聞き入れられなかったのでした。

今更言ってもしょうがないことですが、
やはり言わずにはいられません。
「 お母さん、着もしない着物をもらうより、
今、これらにかかったお金が欲しいです! 」

実際、母不在の実家を維持するのは、
物の片付けも、金銭的にも、本当に大変です。


母のこんなところが嫌いでした。
思い込みが激しく、気性も激しく、
いらないもの、嫌なもの・ことを有形無形、
物ごころついた頃から、どれだけ押し付けられてきたことか…。

私の気持ちを受け入れられることはほとんどなく、
私もまた、いまだにこの母を、
受け入れることができないままです。

母との関係修復の機会は、
果たして、母が生きているうちに、訪れるでしょうか?


まあ、とにかく、ようやく一つだけでも、
そんな過去に、けじめをつけられた気持ちではあります。
着物にまつわる良い思い出、楽しかった思い出だけを心の引き出しにしまい、
後は、着物と一緒に処分することにします。


昨日の記事の一つ
「 必要なものが必要な場所にあること、必要でなければ循環させることが大切 」
という観点からも、良いことをしたと思います。


『節約』 ジャンルのランキング
コメント (2)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 心に響く言葉 ① | トップ | 仙台食レポ 川内エリア 『 c... »
最近の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
初めまして (sweetpotato)
2017-06-21 09:12:03
お着物を処分されたのですね〜素晴らしい決断!

くみみんさんの記事を読み、私も亡き母に似たような感情があったと、思わずコメントをしてしまいました。
以前、母娘クライシスという講座に参加し、私の気持ちはコレだ!と確認出来ました。
私は母に気持ちを伝えなかったので、亡くなった今も思い出すとモヤモヤしますが、くみみんさんがお母様との関係がうまく行きますように祈ってます。

呉服屋さんも、知り合いだと断るのが大変ですよね。母のしつけ付き着物や、私に支払いごと押し付けた着物がたくさんあります。
今、少しずつリメイクしてますが、手放す方が早いですね。
Re.初めまして (紅実子)
2017-06-21 09:46:08
sweetpotatoさん、コメントありがとうございます。

母娘関係で悩む人は、多いのかもしれませんね?
sweetpotatoさんは、講座に参加なさったのですね。
私は、数冊の書籍に、ヒントをもらいました。
今はまだ無理に修復しようとせずに、母を一人の人間として少し距離を保って眺め、
私自身の気持ちを観察しているところです。

着物は、私はそんな技もないので他の方に託そうと思ったのですが、
sweetpotatoさんはハンドメイドが得意でいらっしゃるので、
リメイクされるのがいいんじゃないでしょうか!?
新しい命を吹き込むようで、素敵です。
そんな記事の投稿も、楽しみにしていますね。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。