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旧ブログタイトル 「 アラ環の人生立て直しプログラム 」

老後破産を予防するために その2

2017-04-29 19:30:01 | 家計管理
改めて、本の紹介から…。
『 老後のお金 備えの正解 』 有山典子 著 朝日新聞出版 2016年7月30日初版

   


それでは、早速続きにかかります。
第3章 「 貯めるお金編 」

6つの項目の 「誤った思い込みと正解 」 と、1つのコラムで構成されていますが、
キモとなる、老後資金の計算の仕方を中心に、お伝えします。

P98~107にわたって説明があり、P104~105に計算式が表で示されています。

5つのステップに沿って、
総務省や厚生労働省の統計から引用した数字で計算してあります。


ステップ① 基本生活費の総額
27.2万円 × 12か月 × 25年 = 8,160万円
65歳以上の夫婦2人の、消費生活費・税金・社会保険料を含みます。
年数は、65歳女性の平均余命、つまり90歳までの分です。


ステップ② 老後に使うお金の総額
ステップ①に、特別費を加えます。 ここでは仮に1,000万円とします。
8,160万円 + 1,000万円 = 9,160万円
旅行費用、住宅リフォーム費用、車費用など、
考えられるものを加え、自分なりにカスタマイズしてください。


ステップ③ 老後に入ってくるお金の総額
21.5万円 × 12か月 = 258万円
258万円 × 0.8 × 25年 = 5,160万円

平均的な会社員家庭の夫の厚生年金、夫婦の国民年金で計算してあります。
将来的に年金が2割減額されることを想定しています。


ステップ④ 老後資金の必要額
9,160万円 - 5,160万円 = 4,000万円


ステップ⑤ 65歳まで貯めるお金
4,000万円 - 1,941万円 = 2,059万円
1,941万円は、定年退職金の平均値です。


これは、あくまでも平均値を使って示された例なので、
分かる範囲で自分の数字に置き換えて、計算し直してみてくださいね。


「1億円ないと下流老人になる 」 などは、
雑誌等を売りたいがためのキャッチコピーであって、そこまでは必要ないようです。

また老後資金が足りない場合は、
まず、ステップ②の特別費の見直し、住宅ローンの見直し、保険の見直し(年金世代は必要なし)をして、
それでも足りなかったら生活費の見直しをするようにと説いています。


第3章では他に、住宅ローンの返済のしかた、
子どもの教育費と老後資金の貯め時などについて解説してあります。


コラムに、家族2人以上の貯蓄額が掲載してありました。
全世代 平均貯蓄額 1,209万円 中央値 400万円 (ゼロの人から1億円2億円の人まで)
50代 平均貯蓄額 1,325万円 中央値 501万円
60代 平均貯蓄額 1,765万円 中央値 740万円
70代 平均貯蓄額 1,664万円 中央値 770万円


コラムの最後を、著者は、こう締めくくっていました。

私だったらこう考えます。
「 もし頑張った結果、目標に届かなくても、みんなと同じぐらい(中央値のこと)だったら、
まあ、いいか。 きっと、なんとかなるんじゃない?」
なんて楽観的な! と思われるでしょうか?


第3章だけで結構なボリュームになってしまいましたので、
第4章、第5章は、また次回ですね。


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