アラ還の人生立て直しプログラム

還暦を目前に、人生60年の棚卸をし、人生最後のステージを輝かせたい。
そのための日々の奮闘記を綴ります。

春彼岸

2017-03-20 19:30:01 | 暮らし
実家の菩提寺では、春彼岸に、
檀家全体の節目の法要を、合同で執り行ってくれます。
宗派は、道元禅師を開祖とする 曹洞宗(そうとうしゅう) です。

父の7回忌と祖母の27回忌にあたっていましたので、行ってきました。

まず、本堂にお参りします。




次に、開山堂と言って、檀家各家の位牌が安置してあるところに行き、
(本堂の後方に、一部が見えています。)
実家が割り当てられている仏壇の位牌に、お水と持参したものをお供えし、手を合わせます。
今回は、おはぎやうぐいす餅、いちごにしました。

その後、仁王様や、水子・戦没者を供養するお地蔵様などをお参りし、法要を待ちます。
仁王様の痛みが激しく、見るたびに、修復する方法はないものだろうかと思案します。





11:30 静寂の中に、読経の声が朗々と響きわたり、法要の開始です。

途中から、法要の対象者の戒名(かいみょう)が読み上げられ、焼香の香炉が回ってきます。

祖母は 「慈昌院 糸雪妙心 大姉(じしょういん しせつみょうしん たいし)」
父は 「源光周明 居士(げんこうしゅうめい こじ)」

実は院号を付けると、戒名代の相場では、7ケタ前後だそうです。
父が亡くなった当時、とてもそんな余裕はなく、院号は無しでお願いしたところ、
先代の住職様が、ご厚意で無料でつけてくださった戒名です。

陽気な父にピッタリの戒名でした。
父のことを、幼い頃からよく知っていて下さった住職様です。

その住職様もお亡くなりになり、現在この寺には跡継ぎがおらず、
同じ宗派の他の寺から副住職様が出向いて、行事を取り仕切って下さっています。

どの世界も、後継者不足が悩みのタネですね。

30分ほどで、法要は終わり、臨時の住職様の法話がありました。

仏教の開祖のお釈迦様は、「人生は苦である」 とおっしゃった。
「苦」 とは、自分の思い通りにならないことである。
自分の思い通りにしようとするから、苦しいのである。
「彼岸」 とは、お釈迦様が到達した悟りの境地を言う。
この春彼岸の日に、そんなことに想いを馳せていただきたい。


要約すると、このような内容でした。


引き続き、簡単な会食の席が設けられます。




これは檀家の女性たちが、朝早くから準備して下さった、全部手作りの精進料理です。
母がまだ実家で暮らしていた頃は、私も、母の代わりにお手伝いに行っていました。


本堂前の廊下につるしてある傘福です。 檀家の女性が手作りし、奉納なさったものです。





ところで、私が東京に出かける1週間前、自宅の仏壇のお花は、
仕事がハイシーズンに入った長男の負担になると思い、処分していったのですが、
帰宅してみると、新しいお花と 「桃山」(和菓子) がお供えしてありました。

夫がやってくれたのでした。

大喧嘩中ではありましたが、これには感動しました。
きっと、ご先祖様たちも、私がお供えしたものよりも、何倍も嬉しかったことでしょう。


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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (はまかぜ)
2017-03-20 21:24:09
こんにちは。
無事に法要ができて良かったですね
院が7桁とは驚きです。
そして法話の「彼岸」のことは私も聞いたことがあります。
法要の時くらいしか聞かない珍しい話だと思います。

精進料理、美味しそうですね
肉を使っていない料理もたまには良いなと思います
Re.Unknown (紅実子)
2017-03-20 21:36:46
はまかぜさん、こんにちは。
無事終わって、ホッとしました。
父が逝ってもう6年、
ついこの間のことのように思えるのですが、時のたつのは本当に早く感じられます。
シビアな話ですが、葬儀は本当にお金がかかります。
「地獄の沙汰も金次第」とはよく言ったものです。
ただ今後は、だんだん質素になっていくのではないかと思われます。
宗派にもよるかもしれません。
今の臨時の住職さんは、若い方ですが、法話がとてもお上手です。
親しみやすい言葉、例えでお話ししてくださいます。
これも毎回の楽しみの一つになっています。
久々に食べた精進料理は、優しい味がしました。
xufang106@hotmail.com (sum)
2017-03-20 21:47:02
春らしい天気の春彼岸でしたね。
Re.sumさんへ (紅実子)
2017-03-20 21:54:41
今日は、ここ東北も、曇り空ながら暖かい日差しが降り注いでいました。
雪になる年もあるのですが、ただでさえ広くて寒いお寺の本堂のこと、
今年はありがたかったです。
はじめまして (ROKO)
2017-03-21 12:20:55
はじめまして、ROKOと申します。
「身の丈を知る」も併せて読ませていただきました。
感慨深いものがありました。
読者登録させていただきます。
よろしくお願いいたします。
Re.はじめまして (紅実子)
2017-03-21 12:54:24
ROKOさん、こんにちは!
読者登録、ありがとうございます。
私も、ROKOさんの記事読ませていただきました。
ROKOさん母娘の文系な感じ、ご主人の娘命な感じ、どこか我が家と似ているように思いました。
フレームも一緒で、ちょっと驚きました。(笑)
ウチの娘も、短編小説、短歌、洋楽の和訳etc. 手掛けております。
私のブックマークに入っている「コトノハコウタ」 ハンドルネーム朝樹小唄です。
最初からCMで恐縮ですが、良かったら娘の方のブログもご覧ください。
これからもよろしくお願いします。
こんばんは (のびた)
2017-03-21 18:40:25
かなり荘厳な古刹ですね
境内に入っただけで 心が洗われる思いです

檀家の方たちが お寺さんを守り 風習を継承していることが感銘です
法話を聴くこと好きです すっと心に入ってきますね
お葬式や 観光でも法話があり 好んで聴きます
御主人の花の件 微笑ましいです
永年連れ添った相手 出来ればどちらかが寿命をまっとうするまで 寄り添って欲しいです
Re.こんばんは (紅実子)
2017-03-21 18:54:00
檀家で「護寺会」を組織し、維持費のことや、行事のこと、雪囲いや除雪、庭の手入れなどの雑務に関することなど、
お寺の維持管理に努めてくれています。

のびたさん、いつもありがとうございます。
今夜、明夜、2話続けて、その後の経過及び裏側の事実について、報告をさせていただきます。

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