冬の陽だまり 夏の木かげ

宮澤賢治じゃないけれど、ソウイウモノニワタシハナリタイ !
旧ブログタイトル 「 アラ環の人生立て直しプログラム 」

繋がれた命

2017-07-27 09:00:00 | 事故
前回の記事 『 今日は私の25回忌 』 では、
事故の瞬間から、救出され、救急室で治療を受けるまでを、お話ししました。

なお、仏事は、+1 の数え方になると思いますが、
単に25年目という意味で、25回忌としました。

救急室では、誰もが 「 奇跡だ! 」 と驚き、感動してくれました。
自分自身も、とにかく生きていることをただ喜んだのですが、
実はそれは、さらに困難な人生の始まりだったのでした。

それまでも充分大変だった訳ですが…。



(昨日の日の出 4:50頃 画面左に鳥海山が見えています。)

さて、1週間ほどは、自力で寝返りはおろか、首も頭も動かせませんでした。

生き残れた感動もだんだん薄れ、
「 なぜ、こんな目に合わなければならなかったのだろう?
そんなに悪いことはしていないはずだけど…? 」
「 何かの罰なの!? ではなぜ助かったのだろう!? 」

なかなか答えの出ないそんなことを、痛みと闘いながら、延々と考え続けました。


家庭も仕事も辛すぎて…、
家庭については、これまでも夫の両親との確執についてお話してきましたが、
仕事もいろいろあって、就職当時から、いつ辞めようかと考えていたくらいでした。

ただその頃は、表面上は取り立てて大きな問題もなく、順調に推移している時でした。
やりがいも、少しずつ感じ始めていた頃でした。


いろいろ迷走した結果、
「 これは、神様から与えられた特別休暇だ。」 と思うことにしました。
「 きっと、私が抜けても支障のない時期を、選んでくださったのだろう。」 と…。

これまでを振り返ってみても、よくもこんなに頑張れたものだと思うくらいでしたから…。



( 朝日を受けた鳥海山 )


そして、「 生き残ったのは、この世で、まだやらなければならないことが残っているからだろうか? 」

そんなことを考えていた時に…、ふと…、本当に唐突に…、なぜか…、
もう一人子どもを産み育てなければならないような気がしたのです。

男児2人の子育てが大変すぎて、「 子どもはもうコリゴリ! 」
そう思っていたはずなのに…。
それ以前に、わが身もままならない状況なのに…。


1か月でその病院を退院し、
自宅近くの整形外科での通院によるリハビリと、
同じく、自宅近くの総合病院の形成外科による手術に切り替わりました。

リハビリは続けながら、3か月後に職場復帰も果たしました。
もっと休めばいいものを、周囲への遠慮から、無理をしてしまったのです。



( 同じく月山 )


そして、事故後のベッドの上で考えたとおり、
ちょうど事故に逢った7月下旬頃の予定日でしたが、
少し早い、10日の早朝、女児を授かりました。

5年ぶりでしたし、あちこちに痛みやしびれ、麻痺が残っていましたから、
お産は、相当大変でした。
母子ともに、まさに 「 命がけ!! 」

それに、私がもともとアレルギー体質だったうえに、
事故後の治療や手術などのために、相当の化学物質を使用したためか、
娘には、重症のアトピー性皮膚炎を背負わせてしまいました。


娘は、今も昔も、私をはじめ家族に、たくさんの希望や喜びを与えてくれる存在です。
たくさんの我が家の 「 マイブーム 」 も運んできてくれました。

冒頭に少しふれたとおり、その後、すさまじいまでの人生が待ち受けていたのですが、
娘に逢えたことがこの上ない喜びであり、娘がいてくれることが大きななぐさめでした。
そして、たのもしい助っ人でもあります。

私は、娘をこの世に迎えるために生き残ったのだとすれば、
娘が私の命の恩人ということになります。


そして、「 私がなぜその事故に逢ったか 」
…と言うか、「 その事故から何を学ぶべきだったか 」

今になってみれば、よくわかります。
だけど、その時は、まるで分っていなかったのです。

そのことについては、また次回に…。


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