冬の陽だまり 夏の木かげ

宮澤賢治じゃないけれど、ソウイウモノニワタシハナリタイ !
旧ブログタイトル 「 アラ環の人生立て直しプログラム 」

2018年の挑戦 その1

2018-01-06 19:50:00 | 
これからをどう生きれば良いのかと、そのヒントがほしくて、
昨年秋から年末にかけて、数冊の本を読みました。


① 『 なりたい自分になる 50歳からのリスタート 』 井上 和子 著 
   三笠書房 2017.11.5 第1刷発行

② 『 何を捨て何を残すかで人生は決まる 』 本田 直之 著
   青春新書 2016.4.2 第1刷発行

③ 『 やりたいことが見つかる3つの習慣 』 古川 武士 著
   だいわ文庫 2016.12.15 第1刷発行 

④ 『 ためない練習 』 名取 芳彦 著
   知的生きかた文庫 2016.2.10 第1刷発行

⑤ 『 50歳からの心をゆるめる教え 』 名取 芳彦 著
   だいわ文庫 2016.10.15 第1刷発行

⑥ 『 女50歳からの100歳人生の生き方 』 小島 貴子 著
   さくら舎 2017.7.12 第1刷発行


読んだ順番ではなく、内容的に良かった順に並べてみました。
もちろん、あくまでも 「 個人の感想です。」

けれども、残念ながら、いずれの本にも運命的な出会いは感じられず、
「 これだ!! 」 と思えるものは、ありませんでした。
あくまでも 「 個人の感想です。」  著者の皆様、ごめんなさい!


それらとは別に、年末にギリギリに
2018年のナビゲーターになってくれる本に出会えました。

『 小さな習慣 』 スティーヴン ・ ガイズ 著  田口 未和 訳
   ダイヤモンド社 2017.4.17 第1刷発行




表紙帯の言葉
「 筋トレも読書もダイエットも! ウソみたいに続けられる! 」

第4章扉の言葉
「 人生を形づくるのはたまにやることではない。いつも続けていることである。 」  
   アンソニー ・ ロビンズ

第1章 本文より抜粋
「 なぜ多くの人が自分を変えようと努力してもうまくいかないのか ( 中略 )
大きな目標を掲げるのはいいのですが、その目標を達成する自分の能力を
過大評価してしまっている
のです。」

これらの言葉に惹かれて、購入しました。


この本の内容を応用して、年末から細かい目標を、毎日実行しています。
今のところ、表紙帯の言葉どおり、ウソみたいに続いています。

その一つひとつについて、積み重ねの先の最終目標も併せて、
これから何回かにわたって紹介しようと思います。


とりあえず今日の最後に、それらとはちょっと異質の目標を紹介します。
それは 「 心から楽しんで没頭できることを探す! 」 です。

今まで、どちらかというと家族のことを優先し、
自分のことを二の次にしているうちに、何をやっても楽しめず、
自分は本当は何をやりたいのかすらわからなくなってしまっていました。

その結果、自分の心に被害者意識が芽生え、それがFULL状態になると、
爆弾低気圧が炸裂してしまうのです。

とりあえずやってみたいと思うものには、片っ端から挑戦してみようと思います。
できるだろうか? 続くだろうか? …なんてことは、一切考えずに。


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運命の出会い

2017-09-21 13:00:00 | 
このタイトル、ちょっと大げさに思われるかもしれませんが、
この本との出会いには、こんな出来事がありました。

無印良品での買い物の帰り、山手線内回り側のホームに立っていた時、
先に外回りの電車がホームに入ってきました。
とっさに 「 あ、間違えた! 」 と思って、外回りの電車に乗ってしまったのです。

電車が発車したときに、最初の方が正解だったことに気が付きました。

「 でもまあ、いっか! 」 と、1件目の無印で品切れだった物を買うために、
次なる無印の店舗のある駅で降りました。

そこで目的のものを入手した後に、ふらりと書店に立ち寄りました。
そして家庭の医学コーナーに行き、目に留まったのがこの本でした。
『 難病を99%治す技術 』 西脇 俊二 著  実務教育出版 2016年6月29日 発行





そして、愛読者カードが挟まっているページを開くと、
甲状腺機能低下症とは 」 という見出しが目に飛び込んできました。

「 これは買えってことだよね!? 」 そう思い、レジに向かいました。


この本には、

アトピー、リウマチ、膠原病、甲状腺疾患などの炎症性の自己免疫疾患は、
著者である西脇先生が開発された免疫置換療法とともに、
糖質を断つことで緩解させることができると書いてありました。

糖尿病、高血圧、潰瘍性大腸炎は完治、
がんも完全に糖質を断つことで劇的な寛解が可能であり、
うつ、パニック障害までも治すことができると書いてありました。


この本に書いてあることは真実であろうと、わが身を振り返って実感できました。
糖質の摂り過ぎ…それは、重々分かっていながらも、
これまで改善に踏み切れなかったことでした。

何しろ、チョコ、ケーキ、アイス大好き、フルーツ大好き、
パスタ、パン、ごはん大好き、おせんべい大好き…です。

過去にも、低炭水化物ダイエットにチャレンジし、
効果が出たと思って元に戻したら、見事にリバウンドしてしまった前科もあります。

昨年あたり、過度の糖質制限が原因と思われる死者が出たというニュースが
続けて報道されたりして、
「 極端なことは危ないんだ。」 なんてそれを言い訳にしたりして、
これまで放置…と言うよりは、正直に白状すれば、
積極的に糖質を取り続けてきたと言えるかもしれません。

長男からいくら注意されても、それは意地悪に感じたりしていたんです。
言い訳をさせてもらえば、糖分で脳内のβーエンドルフィンを分泌させることくらいでしか、
幸福感を感じることができない、辛~い人生を過ごしてきたんですよね~。


でもこの本を読んで、納得しました。
甲状腺も血圧も、それによる眼底網膜の異常も、
全ては、糖質の摂り過ぎが原因に違いないと…。
今年、どんなに努力しても体重が戻らなくなってしまったのも、
体内で糖質が、もう致死量に達しているせいだろうと…。
私の血管内は、赤いシロップが流れているのだろうと…。


このまま行けば、たとえ糖質制限による突然死があるとしても、
それ以上の迷惑を家族にかけることは、目に見えています。

それにあのニュースが大々的に報道されたのは、
産業を保護するという意味合いもあるのかなと、
今になってみれば、ふと思ったりもします。
思えば、「 断定することはできませんが 」 という但し書き付きでした。


60歳と4か月の一大決心!!
もう、やるしかないですよね!?
詳しくは、追い追いお話していきます。


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『 チーズと塩と豆と 』 角田 光代 他3名 著

2017-09-16 15:00:00 | 
「 なに、これ!? 大好きな作家が3人も一度に読める! これは買わねば! 」
…と迷わず手に取り、レジに向かったはずなのに、3年間も放置しておいた本書。

『 チーズと塩と豆と 』 角田 光代 ・ 井上 荒野 ・ 森 絵都 ・ 江國 香織 著
集英社文庫 2013年10月25日 第1刷 発行



つい先日、ようやく読み終えました。


例により、カバー裏より転記させていただきます。

あたたかな一皿が、誰かと食卓で分かち合う時間が、
血となり肉となり人生を形づくることがある。
( 中略 )
4人の直木賞作家がヨーロッパの国々を訪れて描く、
愛と味覚のアンソロジー、
味わい深くいとおしい、珠玉の作品集。


まさにそんな小説集でした。


私、30代の頃、日本の作家さんでは、
角田 光代さん、森 絵都さん、江國 香織さん、瀬尾まいこさん、篠田 節子さん、
…多すぎて挙げきれませんが、大好きだったんです。
井上 荒野さんは、「 はじめまして 」 です。 「 あれの 」 さんって読むのも初めて知りました。


第1編 『 神様の庭 』 角田 光代 著
料理人の父に反発し故郷を出た娘  舞台は、スペインのバスク

主人公は、母にまつわる悲しい出来事も相まって父を許すことができずに、
バルセロナの大学に進学し家を離れます。
大学時代から放浪の旅に出、
( このあたりが、角田さんのプライベートとちょっぴりシンクロしますね。)
エベレストの登山隊に食事を提供したことがきっかけで、
難民キャンプで炊き出しをするNPOに参加することになります。

最初は、一時的な救済など意味がないと思っていた彼女ですが、
その1杯が彼らにとって最後の食事になることもあると知り、
次第に仕事にのめり込んでいきます。
たった一度でいいから、家族で笑って食卓を囲んだ記憶を、全ての ( 中略 ) 人に持ってほしい。」
という信念に基づきながら…。

当然恋人とはすれ違い、別れを迎えます。
恋人との別れのその時、彼女は、自分があれほど嫌った父と同じことをしていることに気付きます。



第2編 『 理由 』 井上 荒野 著
意識の戻らない夫のために同じ料理を作り続ける妻  舞台は、イタリアのピエモンテ

う~ん、わからん!? 
…と言うより、わかりたくないという方が当たっているかも…。
人間の見たくない一面を、見せつけられたような気分で…。
人間ってあわれなくせにしたたかな生き物なんだな、というような気分にさせられて…。
井上 荒野さん、ごめんなさい!



第3編 『 ブレノワール 』 森 絵都 著
生きるための食事しか認めない家に育った青年  舞台は、フランスのブルターニュ
 
ブルターニュ地方に住む人々の先祖は、ケルトの血を引くブルトン人で、
フランス人のなかでは、独特の民族とのことです。

確かにフランス料理と言えば美食のイメージですが、
この地の人たちは、かたくなに黒麦粉で作ったガレットしか食べないのだとか…。
日本のそば粉のようなものでしょうか?

そんな中でも、特に従来のしきたりに縛られている家庭で育った主人公のジャン。
彼もまたそんな環境に反抗して、パリに出て料理修行をします。

僕は毎日決まった食材、決まった料理が食卓に並ぶ家に育った。
味をとやかく言うなんて神への背信だとみんなが思っていた。
でも僕は、彼らみたいな人たちほど、時には日常を忘れて
晩餐を楽しむべきじゃないかって、ずっと思ってたんだ。
月に一度でもいいから華やいだ食卓を囲んで、食事を楽しむことを肯定してほしい
。」
( 要約してあります。)

母にそのことを認めさせたい一心で、ケルト人の粘り強さを発揮し、頑張ったジャンでしたが、
ジャンが27歳の時母が亡くなり、その願いをかなえることはできませんでした。

やがてブルターニュ生まれのサラという女性と知り合い、
故郷で一緒にターブル・ドット ( 民宿 ) をやる運びとなります。

そこでぜひとも使いたいものが、黒麦粉 = ブレノワール でした。

ブレノワールの畑で見つけた白い花に、ジャンは慟哭します。
母は生前、こんな言葉を残していたのでした。

死んだ人間は一度だけ形を変えてこの世に戻ることができるんだ。
私がお前を認めるとき、仮にそんな時が訪れるとしたら、
私は花に姿を変えて、お前にそれを知らせよう。
五枚の白い花びらだよ
。」



第4編 『 アレンテージョ 』 江國 香織 著 
愛しあいながらすれ違う恋人たちの晩餐  舞台は、ポルトガルのアレンテージョ

同性愛の世界が、おしゃれに描かれています。


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『 暮らしをつむぐ 』 坂井より子 著

2017-09-14 17:00:00 | 
このところ、ブログの更新を緩やかにしていることで時間の余裕が生まれ、
そこそこ本も読めています。

最近読んだものの中から、少し紹介しようと思います。

最初は、『 暮らしをつむぐ 』 坂井より子 著 技術評論社 2017年1月15日 初版発行



著者の 坂井より子さんは、1946年生まれの71歳
穏やかな、本当に優しそうな笑顔で、シワさえも素敵で…
良い年の重ね方をしていらっしゃるからなんだろうなぁ…
うっとりと見とれてしまいます。

すらっと背が高くスマートで、装いも自分スタイルを持っていらして、
ほんとに素敵です。


坂井さんは現在、神奈川県葉山で、ご夫婦・娘さん家族・息子さん家族と
3世帯9人で暮らしていらっしゃるとのこと。

3人のお孫さんたちが下校する時間には家で迎えることを原則として、
合間に家事、料理教室、雑誌等の取材、講演等をこなしている
スーパーおばあちゃまです。

9人分の食事の支度だけでも大変だろうと思うのですが、
朝の先取り家事の工夫や、娘さんとの分担で、
苦も無く乗り切っていらっしゃるようです。


この本には、悩み苦しみ、困難等は一切取り上げられていません。
全てが美しく、私にとっては、まるで雲上人のような存在です。

ただ、「 子育ては、思い通りにならないもの 」 というタイトルや
具合が悪くて受診したらストレスだったというエピソードなどから、
やはりそれなりのご苦労もあったのだろうと、想像するにとどまります。

そういう編集方針なのでしょうが、そこが物足りなくもありました。


私にしてみれば、すご過ぎて、素敵過ぎて、とてもまねできそうにありませんが、
考え方で似ているところもありました。

それは、
モノやお金に対する考え方や、お金の使い方、
子どもたちにしてあげられるのは、美味しいご飯を準備してあげることだということ。
坂井さんはさらに、ご飯の臭い、洗濯物の臭い、干した布団の臭いなど
家を良い臭いで満たすことだとおっしゃっています。
40代の頃は、高い化粧品を使いエステに通ったということも、親しみが持てました。

また、 「 平凡が一番難しく、一番幸せ 」 
というようなこともおっしゃっていて、そこにも共感できます。
でも坂井さん、充分非凡なんですけどね!?


坂井さんは、主婦業を楽しんで極めていくうちに、現在の形にたどり着きました。

私は、50歳を目前にフルタイム勤務をリタイアし専業主婦になった、
いわば、まだまだ駆け出しです。


10年後、私は、私らしさ、私スタイルを確立することができるでしょうか。

「 与えられたこの場所で、これからをどう生きるか!? どこを目指すか!? 」
そんなことを考えさせられた本でした。

まずは何と言っても、この体調の悪さを何とかするところからですけどね。


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『 母をお願い 』 申 京淑 著

2017-08-22 20:00:00 | 
表題の 「 母をお願い 」 の横には、ハングルで 「 オンマ ルル プッタッケ 」 と書いてあります。
これは、韓国の母 = オモニ = オンマ をめぐるお話です。

著者名は、ハングルで 「 シン ギョンスク 」 と読みます。

この小説の存在を知ったのは、雑誌 「 PHPスペシャル 」 で、2~3 年前に紹介された時でした。

それから、地元の書店、仙台の書店、東京の書店…と、
まるで、作中でオンマを探し続ける家族にシンクロするように、
手当たり次第に探し回ったにもかかわらず、見つけることができませんでした。

最終手段とも言える Amazon で購入したのが、下記の文庫本です。



( 集英社文庫 2011年 初版発行 )


小説の概要がまとめてある裏表紙の文章を、転記します。

駅で行方不明になった母。
目撃情報からは母らしき人物の哀れな姿も浮かび上がるが、
それ以上の手掛かりはつかめない。
家族は当たり前のように母から注がれていた愛情と、
自分の人生にかまけて母を二の次にしていたことに気付き、
母の不在によって初めてその存在の大きさに思い至る。
長兄と長女、夫、疾走した母親自身の視線から再生される
それぞれの人生と無垢の愛。
韓国初の世界的ベストセラー小説、ついに日本へ!



オンマ自身が語る部分は一人称なのですが、その他の人の視線による部分は、
第三者が 「 あなたは…だった。 」 と説明するというめずらしい手法がとられていて、
ちょっと混乱し、気付いて理解するまでに、また慣れるまでに、少し時間を要しました。

それに、本の仕様 ( 余白やレイアウト・文字ポイント等 ) が、
片眼の弱い私にとっては、厳しい作りになっていたため、
最初は、数ページ読んでは休み、数ページ読んでは休み…だったのですが、
4分の1位読み進んだ頃にはすっかり引き込まれ、
しまいにはハズキルーペまで取り出して、一気に読み終えてしまいました。

午前2時を回っていました。


オンマは 1938 年生まれ、行方不明になった時の年齢は69歳、
つまり物語は、2007 年頃の設定になっています。
作中の子どもたちが幼かった頃の全羅道 ( チョルラド : 韓国南西部 ) は、
電気もガスも通ってなく、道路も舗装されていないという環境にありました。

オンマは、文盲でした。
オンマの10代前半に朝鮮戦争があった訳ですが、
それ以前に、貧しくて学校にも通えなかったということでしょうか?

以前 BS 朝日で放送されたドラマ 『 本当に良い時代 』 の
ユン・ヨジョンさんが演じたオンマも、
時代設定はもう少し後の、こちらは慶尚道 ( キョンサンド : 韓国南東部 )が舞台でしたが、
やはり文盲でした。

余談ですが、私、この女優さん、好きなんです。
私でもわかる、あの訛りがまたいいんですよね! 
「 ヨボ(セ)ヨ ( もしもし )」 「 クェンチャ(ナ) ( 大丈夫 )」

そのユン・ヨジョンさんをイメージして、読み進めました。

放蕩者で家庭を顧みない夫の分も、
一人で頑張って子育てをして、祭祀をして、身を粉にして働いて…
という設定も、ドラマと同じでした。

つまり、韓国では、よくあるパターンなのでしょうか!?


最初の頃の兄妹たちは、合えばオンマが行方不明になったことを誰かのせいにして喧嘩をし、
誰もオンマを思いやることをしなかったことをそれぞれが後悔していました。
それでも、オンマとの思い出を、一つひとつ克明に思い出していく家族たち。

捜し始めて9か月、依然としてオンマの消息はつかめませんが、
皆の心に微妙な変化が生まれ始めます。

長男のヒョンチョリが言います。 ( 私なりの当て字をすると、ヒョンチョリ = 賢哲 )

オンマの一生を苦痛と犠牲によるとのみ記憶するのは、
悲しい人とばかり記憶するのは、
かえってオンマの一生を、みすぼらしいものだったとみなすことになるだろう。
オンマは、あらゆることを有難く思っていた。
有難く思うことを知っている人の一生が、不幸でばかりあったはずがない。

( 要約してあります。 )

実際、オンマには、家族の知らないところで豊かな人生がありました。

文中で、以前、外国旅行をする長女に
「 世界中で最も小さな国はどこだろうか? 」と尋ね、
「 いつの日かその国へ行くことになったら、バラの木を彫ったロザリオを
買ってきておくれでないかい 」 と言ったオンマ。

エピローグで、長女が図らずもその国に行き、
ここはまさにオンマが言っていた国だと気付きます。
何故、オンマはこの国のことを、このロザリオのことを知っていたのか!?

こういった仕掛けも、上手い!
そして、このエピソードも、家族の知らないオンマの豊かな人生の一つです。

でもなによりも、生まれ育った環境を、疑うことなく、否定することなく、
そんなものだと受け入れ、賢明に生き抜いた一人の女性の生きざま、
普段は自分勝手に生きているようでも、
ひとたび事が起これば深い愛情を発揮する家族の姿が、
鮮やかに描き出された小説だと思いました。

韓国らしい嫁姑問題、オンマの長男への偏愛もしっかり描かれていて、
その辺は、「 かんべんしてよ!! 」 ですけどね。 (笑)


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