くみちゃん日記

日本共産党長野市議が
暮らしの中の声と
政治への願いを
ご紹介します。

寒の雪降り

2013-01-27 23:24:40 | Weblog
私の古里、安塚は大雪が降っているようです。2メートルを超えると屋根の雪おろしや、道つけなど重労働になっているでしょう。

一月の20日を過ぎる頃から、寒の入り、大寒になってからの雪降りは本当に恐ろしいほどです。

雪が降るときは風がなく静かです。本当に何も聞こえない、しんしんとただ降り積もります。先が見えないほど細かく降る雪は、かき消すように降る、と言っていました。

美しい雪の結晶、太陽に光り輝く雪のきらめき、ふんわりと綿帽子のように降り積もりながら、道路をふさぎ、屋根にのしかかり、行く手を阻む。所によってはなだれを起こし、人を巻き込み息の根を止める。

雪ほりで命を落とした人を、私は幾人も知っている。一人ではするな、と言われているけれど、危険を承知でせざるを得ないのも村の現実。

豊野の雪を私は相手にしない。でも量は少ないのに気温が低いことで凍るのは困ったものだ、と思うけど。

雪が積もるその下に、春は準備を始めたか、小川の水は流れを始めたか、節分が待ち遠しいこの季節。誰も雪の犠牲にならぬように祈ります。

りんごに謝りながら

2013-01-24 21:57:51 | Weblog
Nさんはりんごの栽培農家

今までの半分にするために、りんごの木を切っているという
りんごを切りながら、涙が流れるという
りんごに悪くてね、あやまりながら、涙が出るよ

奥さんの体をいたわっての決断

見れば気になるし、奥さんは無理をしてしまう
おいしいりんごが、半分になるという

りんごもわかってくれるだろう

レジで気がつく

2013-01-18 22:57:02 | Weblog
また一人知り合いが逝ってしまいました。私が始めて町の議員に選ばれて委員会で一緒に仕事をさせていただいた84歳のMさんです。

昨年は同時期に議員をされていた3人の方々も逝かれました。もちろん当時はそれぞれの立場で激論をかわしたこともありましたが、私には忘れられぬ20人の仲間でもあります。

31歳で子どもを育てながら、よそもので、町で初めての女議員でしたので、私も必死でしたが男性議員の皆さんも戸惑うことが多かったでしょうね。議会の様子がビラになって町に配られ、話題になるので、とんでもないことをする、と何度問題にされたことか・・でも町の人達に応援してもらい元気をもらってきました。

Mさんは、若い頃花火のいたずらが原因で片方の耳が聞こえずらいと、話をするときは「こっち側にきてくれないか」と静かに言われ、話をよく聞いて「なるほど」とうなづいてくれました。謡の師匠さんでもあり、人望の厚い方でした。

葬儀の前の日、スーパーへ買い物に行った折、レジに並んだ前の人のカゴに不祝儀の袋を見つけ、慌てて私も買い足したのですが、地域のスーパーならではのことでした。

お焼香に並んだ知り合いと「次々と逝ってしまい、寂しいですね」と言うと「自分達もそれだけ年をとっているのですね」と言われふとわれに返りました。

Mさん、ありがとう。

映画史上に残る名作では

2013-01-09 21:30:41 | Weblog
「レ・ミゼラブル」を観に行きました。女性デーだけあって、観客はほとんど女性。独り者も結構大勢でした。

ミュージカルの迫力も繊細さもあり、息をつかせぬスケールの大きさで、あっという間の三時間でした。

初めて原作に触れたのは確か国語の教科書ではなかったでしょうか。いくつかの印象深い場面は覚えていますが、通して最後まで読んでいなかったので、引き込まれてしまいました。

字幕の歌詞が力強く、特に青年達の希望を掴もうと闘う場面では胸が熱くなりました。ジャン・バルジャンの生き様は胸を打ちました。

終わってパンフレットを求めたいと売店にいくと、「品切れ」。聞くといつ入るか判らないと言います。

県外の娘にパンフレットを買ってくれないかと電話するのに、電話に出ない。後で聞くと何と娘もこの映画を観に行っていたのだというのです。しかもパンフレットも売り切れだったと・・・

どこかで手に入らないかなぁ。

2013年仕事始め

2013-01-06 20:10:25 | Weblog
久しぶりにパソコンに向き合いました。

どんなことがあっても自分のベストを尽くす、その覚悟ができて新しい年を迎えました。悩んだり、迷ったり、前へ進むのがどうしてもできなかったり、そんな自分に戸惑ったり・・・

今年の冷え込みはなかなか手ごたえがありますね。マイナス11度を指していたとお隣さんとの挨拶で。

どんなに寒さが厳しくても、長野は本当に良いところ。1月3日に実家の母に会いに上越に行きましたが、県境は凄まじい雪降りでした。前が見えず、前方の車のテールランプを頼りに進むだけ。間が空くと不安で「もっとつめて」と何度も助手席で夫に声をかけたのでした。孫を連れてドライブ気分もすっかり飛んで、真剣勝負に臨むように、帰りの信濃町では小休止でウトウトしてしまうほどでした。

豊野へ戻るとアスファルトが乾いていて、「極楽だね」と叫んでいました。やっぱり長野へ来てよかったね、夫と二人うなづきあいました。

昨日は消防出初式、今日は組の新年会とどんど焼き、酒を間にゆっくり話ができました。さて、明日は月曜日。どっと動き出す7日。七草粥ではおなかがすくと、夜食にすることにしました。

今年もよろしくお願いします。

久しぶりの兄弟会

2012-11-04 21:39:11 | Weblog
月末に私の兄弟会があり久しぶりに9人揃って賑やかな一夜を過ごしました。

私は6人兄弟の末っ子。12歳はなれた姉を筆頭に姉、姉、兄、姉、兄、私と続く。今回は、目を患うすぐ上の兄と、仕事の都合で外出できない長兄とが不参加で女4人とその連れ合い、そして母の合計9人でした。

軽井沢のホテルへ集合で、私と夫は菅平を越えてゆっくり唐松の紅葉などを楽しみながら軽井沢へ、あとの新潟勢は志賀高原から万座へ抜け、鬼押し出しへ降りて軽井沢へ。紅葉の上に雪が降り出し、見事な景色だったと異口同音に語っていました。

熱は下がったものの、私は風邪をひいてまったく声が出ない状況での参加でした。仕事は気になるけれど、乳がんが見つかり闘病中の姉と、失明になるかもしれないという兄の近況も知りたくて、夫にも年休を取ってもらい出かけたのでした。

母が元気で話の輪にいること、92歳を忘れている様子で一番嬉しいことでした。アルコール大好き仲間は部屋ですでに空瓶や空き缶を排出。昔の話は盛り上がり・・・

姉が私に冷たくした訳は、私がいつも母の膝で居眠りをして独り占めにしていたのが憎かったから、だとか。

長男は甘やかされて、大根とイカを煮たものを食べるとき、真っ先にいかに箸を伸ばした。私らは大根、大根と三回目にやっとイカに箸を伸ばすと、さっと隣から箸を出す弟がいて悔しかった、とか。笑い転げて幼い時代を語り合いました。

わいわいがやがや、身内の四方山話はとりとめなく続きました。

元気でいること、来年も会うことを約束して日常に戻っていきました。


じょうろとカエル

2012-10-18 23:02:50 | Weblog
春に咲く花を思い浮かべながら球根を植えました。

たっぷりの水をやりたいとじょうろに水を入れて、かけようとしますが、水が出ません。おかしいと、先の部分をとって傾けましたがやっぱり水が出ません。

仕方なく水を少なくして、先を口にくわえて息を吹きかけ、詰まっているものを出そうと試みました。それでも水が出ません。全部水を捨てて、先をもってコンクリートの壁にたたきつけてみました。

そしたら何と、カエルが飛び出たのです。何と二匹も!

じょうろの先に入って出れなくなってしまっていたのか、冬眠するつもりだったのか、聞いてみませんでしたが、元気ではねていきました。

寒くなって冬眠もしたくなるこの頃です。でもじょうろの筒先でカエルが固まっているとはおもいませんでした。無事に土の中にもぐったでしょうか。

今日は冷たい話し

2012-10-16 21:54:20 | Weblog
長野市はこどもに冷たいまちです。

今日の決算特別委員会は教育委員会の審査でした。

長野市には小学校56校と中学校25校あわせて81校あります。そのうち保健室にエアコンが入っているのは10校のみです。

その10校とは・・・小学校で城東、共和、清野、保科、豊野西、豊野東、中条。 中学校では裾花、豊野、信州新町

何と中心地の標高の低い暑さが厳しいところは、エアコンが無いのです。
こんなこと、許しておいていいのでしょうか。具合が悪くていくところが保健室です。そこにも暑さをしのぐ機器がないのです。何と冷たい教育行政か。

みなさん、声を上げましょう。せめて、保健室にエアコンを!

ついでに言うと、長野市立高校はエアコンがないのは体育館のみです。これって同じ長野市内の教育施設としておかしくないですか、冷たすぎますよね。

右足信州、左足越後のトレッキング

2012-10-15 21:48:22 | Weblog
14日の朝6時に出発をして、地元の「ゆたかのスポーツクラブ」主催の信越トレイルのトレッキングに参加しました。

役員の方に誘われて、越後との境を歩くことに以前から関心を寄せていたので思い切って参加しました。

当日は33人の参加でしたが、実はこの企画は3年前から始まっていて丁度この日が最終区間を歩く日程だと知ったのは、バスに乗ってからのことでした。

暑からず寒からず、紅葉の始まった尾根を楽しんで歩きました。眼下には十日町市になった松之山でしょうか、手入れの届いた棚田と杉林や集落が見え、遠くには柏崎の原発施設と思われる建物も、そしてその向こうは海がみえました。最後は見事なブナ林が続き、松之山の美人林だと聞きましたがため息が出るほどでした。

信越トレイルは総延長65キロ、6区間に分けて歩くそうですが、豊野では最後の区間を二回に分けて7区間として歩いたのだそうです。何より豊野の公民館長は有名なアルピニストで県山岳協会会長の宮本さん。館長がいつも先頭で歩き、企画も助言もされるとのことで大変心強いとのことでした。

帰ってから完歩式を行ったのですが、7回すべて参加し歩きとおされた方が10人ほどいてビックリ。手づくりの自然石のメダルをかけてもらって記念撮影。ゆたかのスポーツクラブのスタッフの皆さんに感謝。これを機会にサークルができそうです。人材がゆたかです。


あったか~い話

2012-10-11 22:27:26 | Weblog
冷たい季節になってきました。そこでほっこりする話題を一つ。

長野市での犬の話題と言えば、公園に犬を連れて入れない禁止条例のことが注目されますが、長野市保健所では、犬や猫の命を大切にする取り組みをしています。何と、救命率は日本一といいますからすごいでしょ。

決算特別委員として平成23年度決算の審議を毎日行っているのですが、今日は保健福祉部関係でした。

犬猫処分費が計上されていまして、実は大幅に減ったのです。保健所に引き取られた犬や猫は、約3週間ほどで処分されその数は年間220頭にのぼりました。しかし、保健所はその処分を延ばし、もらってくれる人が現れるまで飼育することに転換したのだそうです。餌代と人件費は少しかかりますが処分費用より安くなり、処分頭数も84頭に減ったのだそうです。

保健所に引き取られた犬猫の頭数の中で、命を救われた頭数の比率が全国一なのだそうです。「もっとアピールしてもいいのではないか」と意見を述べますと、担当職員は「市民からの苦情などマイナーな職場だったが、譲渡会も開いて殺処分が減ってよかったです」と明るく答弁されました。

責任持って犬や猫を飼いたい人は、保健所へお問い合わせください。尚しつけなど飼いかたのマナー教室も保健所で開いています。

朝から夕方までぎっちり審議すると、さすがに疲労を覚えますが、市の職員も市民から喜ばれる仕事がしたい、と必死に取り組む姿も感じてほっとしました。