私の古里、安塚は大雪が降っているようです。2メートルを超えると屋根の雪おろしや、道つけなど重労働になっているでしょう。
一月の20日を過ぎる頃から、寒の入り、大寒になってからの雪降りは本当に恐ろしいほどです。
雪が降るときは風がなく静かです。本当に何も聞こえない、しんしんとただ降り積もります。先が見えないほど細かく降る雪は、かき消すように降る、と言っていました。
美しい雪の結晶、太陽に光り輝く雪のきらめき、ふんわりと綿帽子のように降り積もりながら、道路をふさぎ、屋根にのしかかり、行く手を阻む。所によってはなだれを起こし、人を巻き込み息の根を止める。
雪ほりで命を落とした人を、私は幾人も知っている。一人ではするな、と言われているけれど、危険を承知でせざるを得ないのも村の現実。
豊野の雪を私は相手にしない。でも量は少ないのに気温が低いことで凍るのは困ったものだ、と思うけど。
雪が積もるその下に、春は準備を始めたか、小川の水は流れを始めたか、節分が待ち遠しいこの季節。誰も雪の犠牲にならぬように祈ります。
一月の20日を過ぎる頃から、寒の入り、大寒になってからの雪降りは本当に恐ろしいほどです。
雪が降るときは風がなく静かです。本当に何も聞こえない、しんしんとただ降り積もります。先が見えないほど細かく降る雪は、かき消すように降る、と言っていました。
美しい雪の結晶、太陽に光り輝く雪のきらめき、ふんわりと綿帽子のように降り積もりながら、道路をふさぎ、屋根にのしかかり、行く手を阻む。所によってはなだれを起こし、人を巻き込み息の根を止める。
雪ほりで命を落とした人を、私は幾人も知っている。一人ではするな、と言われているけれど、危険を承知でせざるを得ないのも村の現実。
豊野の雪を私は相手にしない。でも量は少ないのに気温が低いことで凍るのは困ったものだ、と思うけど。
雪が積もるその下に、春は準備を始めたか、小川の水は流れを始めたか、節分が待ち遠しいこの季節。誰も雪の犠牲にならぬように祈ります。